2019/07/22

2019 CTCA International Chess Open Rest Day


休憩日の今日は、事前に参加者用の観光ツアーを申し込んでいました。8時にロビーに集合し、雨の中バスに乗り込みます。まず向かったのは高雄の観光地としては外せない、龍虎塔。ハスの池の真ん中に作られた塔に向かってジグザグ道を進み、左の龍の口から入り、右の虎の口から出てくると、幸運がもたらされるそうです。


龍虎塔を出る際には雨が強烈になってきて、とても観光は続けられないのではと少し疑ってしまいましたが、続くバナナピアに到着するころには多少小降りに戻ってきました。バナナピアはホテルの近く、愛河を渡った港の近くにあるレストラン、お土産屋さんなどが入る商業施設です。ここで昼食の予定ですが、それまでの時間は近くの台湾鉄道博物館や、キャラクターグッズのお店を案内されます。


気に入ったのはバナナピアすぐ隣のKW2 という建物です。雨の中歩いて疲れたため、カフェでも入って一休みできればと思いましたが、中は意外なほど広く、素敵なカフェが複数、そして台湾らしい食品や細工のお土産の数々、見ていて飽きないお店のラインナップでした。元気であれば2階も含めて、全ての店を見て回りたかったところです。そしてここに入ったあたりから妻と一緒に感じていましたが、港の近くの施設、そして倉庫のような巨大施設にレストランとお土産屋さんという並びは、横浜の赤レンガ倉庫を思い出させます。


そして昼食前でしたが台湾かき氷をゲット。日本でもアイスモンスターのおかげで台湾かき氷は有名になりましたが、私にとっては初体験でした。Snow Ice と呼ばれる台湾かき氷は、名前の通り淡雪のような触感で、氷自体にも甘い味がついていました。マンゴーのソースはたっぷりかけましたが、これ無しでも十分に美味しく食べ進められます。


11時半になり、バナナピアの2階で昼食をとります。鶏の冷菜から始まり、エビ、青梗菜の炒め物、魚と豆腐の蒸し物、豚バラの醤油煮、ゴマ饅頭、つみれのスープと、くるわくるわ。他の参加者といくつかのテーブルに分かれましたが、食べきったところは無かったと思います。中華料理の文化はそういうものかもしれませんね。


昼食後はフェリーですぐ隣の旗津島(Cijin Island) へ。ここも高雄の観光であれば定番コースのようで、フェリーは多くの観光客を乗せて、高雄側のいくつかの港と島を往復していました。


島についてからは、高台にハイキングにいくというガイドさんから離れ、妻と2人でビーチに向かうことにします。フェリー乗り場から西側のビーチまでは、かなり長めの商店街を抜けることになり、そこは台湾スイーツ、海産物、お土産屋さんなどが並ぶ活気のある地区でした。


ビーチには10点ほどのサンドアートがありました。全て紹介はできませんが、私が気に入ったのはこちらの愛河を表現したもの。ホテル近くにある、LOVE のオブジェもそっくりに作られています。スペインの海岸でもサンドアートは目にしましたが、複数が展示されており、観光客が多く押し掛ける場所は初めて訪れました。


ビーチから少し戻ると、体育館のような広い屋内が全て市場になっている場所がありました。買わないとしても海産物の加工品やお土産を見るのが私は好きで、北海道や新潟の大会の際もこうした市場に足を運んでいます。サンマ、サバ、タチウオ、奥にサケも見えます。自分で食べるよりも、こうして売られている魚を見るほうが好きかもしれません。


サンドアートを見て、市場とお土産屋さんも見終わって時間が余ったので、集合の16時まではお店で涼みながらまったりしていました。16時に余裕をもってフェリー乗り場に戻り、本島へと再び向かいます。


ツアーはこれで終わりで、本島に戻った後はバスでホテルに戻って解散です。この日は通常の試合日のようなホテルの夕食が無かったため、少し休んだ後に食事を求めて再び外へ。調べてたどり着いたのは、永和小籠包という小さな小籠包専門店です。3人の男性が屋外のテーブルで小籠包を包み、隣でひたすら蒸すというシンプルな工程を繰り返し、やはり屋外の4つほどのテーブルで、お客さんはそれを食す不思議なお店でした。小籠包は9つ入って60台湾ドル(約200円) と格安で、味も抜群です!


これまでホテルにこもってばかりだったので体験してきませんでしたが、台湾ディナーは安く美味しいものがたくさん食べられます。永和小籠包から港園牛肉麺へと店を移り、汁なし牛肉麺をいただきました。こちらは中華麺ではなく、もちもちのうどんのような麺でしたね。こちらも日本円にして300円台で、どんどんと注文が入る人気店でした。今日は遊んで食べてしっかりリフレッシュできたので、明日のTiviakov 戦は頑張れそうです。


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