事前にお伝えしていた通り、九州は福岡県へとやってきました。目的は明日、福岡市で開催される全日本選手権の予選、福岡県選手権に参加することです。加えて、福岡チェスクラブからの依頼を受け、福岡予選前日の今日、久留米市で同時対局とレクチャーを行います。この日の福岡市は雨予報でしたが、午後の早い時間にはこの通り青空が広がり、暖かな陽気でした。
昼前に福岡空港に着いた私は、まずは福岡市の中心街、天神でお昼ご飯。水鏡天満宮の隣にある細い通りにあり、昼には行列ができる人気店、真(まこと) は、昼のメニューがサバの一枚焼き定食だけという、一風変わったお店です。メニューが一種類なので、通されたお客さんにはすぐに焼きあがったサバが運ばれてきます。玄界灘の海産物は、美食の街、福岡の名物の一つです。大きなサバは脂の乗りも良く、食べ応えのある一品です。すでに100万枚のサバを焼き上げたという店の自慢も、理解できる満足な昼食でした。
昼食後は天神から久留米へ。地下鉄天神駅から西鉄天神駅まで移動し、そこで特急電車を捕まえす。久留米までは特急で30分ほどで、思ったよりも短い移動でした。
会場となった久留米市の高牟礼会館は、西鉄久留米駅から車で数分、大きな庭もあり、非常に趣のある施設でした。福岡チェスクラブの活動場所として、よく利用されているそうで、10年以上前に渡辺暁さんが福岡を訪れた際も、レクチャーの会場はここだったようです。
午後3時から、2時間の予定で同時対局がスタートします。参加者はUR から2000台までの8人で、私が全て白を持ち、1手ずつ指して全員の前を周ります。1. e4 と1. d4 を4局ずつ織り交ぜた今回の同時対局は、1つだけ危ないゲームもありましたが、終わってみれば私の8戦全勝でした。
同時対局後には、余った時間で簡単なレクチャーを行いました。この同時対局の中かから3局をピックアップし、ナイトとビショップの使い方、ピースの展開、ダブルアタックのような基礎タクティクス、相手キングへの攻撃の仕掛け方等について話をしました。参加してくださった皆さん、そして今回のイベントを企画してくださった山口さん、ありがとうございました!
レクチャー後は天神に戻り、お楽しみの晩御飯です。サバともう一つの昼食候補だった、同じ通りにある、とり天のお店に足を運んでみました。鶏肉専門店のこちらでは、名物のとり天以外に、貴重な鳥刺しが味わえます。ズリ、ハツ、レバー、ササミ、タタキの刺身盛り合わせはどれも絶品でしたが、全く臭みの無い新鮮なレバーは、私がこれまで食べた鶏レバーの中で、最も美味しかったです。
もちろん、名物のとり天もいただきます。鶏肉を、から揚げではなくてんぷらにしたこの料理は、福岡ではなく佐賀の名物料理だそうですが、美味しければ関係ありません!(笑) ポン酢か塩でいただくとり天も、文句なしの味でした。昼には、このとり天が6個付く定食が750円だそうなので、滞在中にまた足を運んでみたいですね。
今日の記事はチェスより食レポになってしまいましたが、明日はきちんと試合をこなして、その報告をする予定です! それでは、福岡県選手権に参加予定の皆さん、明日はよろしくお願い致します。
2 件のコメント:
お疲れ様でした。
明日はよろしくお願いします。
こちらこそ、よろしくお願い致します。
コメントを投稿