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2014/08/25

Back to Budapest Again


トロムソから日本に戻って一週間が経ちました。その帰国直後から考えていたことですが、今年中に再び、ブダペストに行こうと思います。前回のヨーロッパ遠征から戻ったのが昨年の12月ですので、すでにそれから8か月が経ったことになります。今年は少しのんびりでしたね。

今現在考えて予定では、12月のFirst Saturday からハンガリーでのプレーに戻ります。12月にはハンガリーで3つのGM トーナメントが開催されるため(年末年始のYear End もあれば)、ひとまずそれには、すべて参加するつもりです。日本に戻ってくる時期は未定ですが、なるべく早くが良いですね。昨日、南條くんがIM タイトル獲得を決めましたが、羽生さんも年末にどこかの海外大会に参加する予定だと聞いているので、今年は日本から3人のIM が誕生する、記念すべき年になるかもしれません。そうできるように頑張ってきますので、日本からの応援を、再びよろしくお願い致します。

2014/01/29

R.I.P. GM Gyula Sax


Sean にコーチングを行うGM Sax, 2013年9月のケチケメート

今月は私にとって信じられない、悲しいニュースが続きます。私が2012年と2013年の2年間中、ハンガリーに滞在した約1年の期間で、対戦したGM は6人、Sax, Groszpeter, Ilincic, Fogarasi, Seres, Gordon というメンバーです。そのうちの1人、ハンガリーの元代表GM Sax が亡くなったと、今日の昼に複数の友人から情報が届きました。昨日、ブログで久々に彼の名前を出したのは、何か虫の知らせだったのでしょうか。オリンピアードにハンガリー代表として10回参加し、1978年には祖国を世界一に導いた名プレーヤーは、まだ62歳でした。

2週間ほど前に、GM Gashimov が亡くなった時もショックでしたが、彼とは直接面識があったわけではありません。しかし、Sax とは一昨年、ケチケメートで2度対戦し、その後の検討でも丁寧にチェスを教えてもらいました。Leko, Almasi, Polgar といった現代のトップのプレーヤーを除けば、ハンガリーのマスターでは憧れの存在でした。昨年9月にインドネシアのライバルであるSean のコーチとして、ケチケメートで再会した時も、私のことを覚えていてくれて、とても嬉しかったです。60歳を超えても、プレーヤーとして、コーチとして、若い人プレーヤーたちとチェスの交流を続けるというのは、私の思い描く1つの理想の姿です。


私と対戦中のSax, 2012年12月のケチケメート

これからも私がチェスを中心にして生きていく以上、今後も多くのマスターと関わりを持ち、こうした体験も数多くすることになるでしょう。Sax の死については、これからハンガリーの友人たちから詳しい情報が入ると思いますので、なるべく早めに心の整理をつけたいと思います。ハンガリーが生んだ偉大なプレーヤーの、ご冥福をお祈り致します。

Sax, G (GM, HUN) - Sveshnikov, E (GM, LAT)
Hastings 1977 (4)

1. e4 c5 2. Nf3 Nc6 3. Bb5 Nf6 4. Nc3 Nd4 5. e5 Nxb5 6. Nxb5 Nd5 7. O-O a6 8. c4 Nb6 9. Nc3 d5 10. d4 e6 11. Bg5 Qd7 12. cxd5 Nxd5 13. Nxd5 Qxd5 14. dxc5 Bxc5 15. Qc2 O-O 16. Rfd1 Qc6 17. Rac1 Ba7 18. Qd2 Qb6 19. Bf6 h6 20. Qf4 Qxb2 21. Qg4 Qxf2+ 22. Kh1 g6 23. Qb4!!


23... Bb6 24. Rd2 Qe3 25. Rc3 a5 26. Qxf8+ Kxf8 27. Rxe3 1-0


Gyula Sax, Chessgames
Chess Olympiad 1978, OlyimpBase

2013/10/25

Where Should I Play in November? - 本当にザコパネに行くのか? -


まだCAISSA の途中ですが、いつもの棋譜解説の記事を一旦脇に置き、来月どうするかという話題をお届けします。CAISSA が始まる直前の記事でお伝えした通り、10/29 からはセルビアのノビサドで開催されるセミクローズドトーナメントに参加します。こちらの準備は順調で、28日夕方にノビサドに到着し、オーガナイザー兼プレーヤーのGM Sinisa Drazic 氏と会う約束になっています。問題はこのトーナメントの後です。

私の予定では、11/03 の夜行便でブダペストに戻り、11/08 から始まるポーランド、ザコパネの大会に参加するつもりでした。しかし困ったことに、オーガナイザーにメールを送ってもなしのつぶてなのです。そうこうしているうちに、エントリーのデッドラインである24日を過ぎてしまいました。昨晩確認のメールを送りましたが、これにはきちんと反応があることを祈っています。とりあえず、代案も考えているので、11月前半に参加する大会のプランを載せておきます。

Plan 1 ポーランドのザコパネに行く 11/08-17



ザコパネの夜景 wikipedia より

まだ返答がないとはいえ、ザコパネのトーナメントは魅力的に思えます。ブダペストからは列車とバスを乗り継いでその日のうちにつけるうえ、エントリーフィーが安く、総額30万円程の賞金も出ます。(私が入賞できるレベルかはまだわかりませんが...) 9R のスイス式なので、勝ちを積み重ねればノームのチャンスもあるでしょう。クローズドトーナメントはエントリーフィーが高いので、オープントーナメントでレイティングとノームを獲得できれば最高です。スケジュール的には1つ気がかりがありますが、それはもう少し後に記します。


Plan 2 イタリア、シチリア島のアグリジェントに行く 11/08-10



アグリジェントにそびえる神殿 wikipediaより

ザコパネに行くプランがつぶれたとき、代案としてまず考えたのが、シチリア島であるトーナメントに参加することです。シチリア島南東部、アグリジェントで開催される大会は、3日間で6R のスケジュールですが、驚くべきことに賞金は50万円を超えます。すでに手頃な航空券や近くのホテルも見つけているので、行くことを決めたら即予約してしまおうと考えているのですが、なんとこちらもオーガナイザーからの返信がありません! いったいどうなっているんでしょうか(笑) 列車ではなく飛行機での移動となり、HP での詳細説明もないので、参加するならば早めに用意しなくてはいけないので困ります。大会HP がないので、FIDE のページを貼っておきます。


Plan 3 ブダペストに留まり、First Saturday に参加する 11/02-11/13


こちらはなるべく避けたいのですが、いつも通りFS に参加することも考えにはあります。なぜ11月に限ってこれを避けたいかと言えば、ノビサドの試合が終わるのが11/03 だからです。3日の夜行で戻るとしても、戻ってきたその日から試合を始め、なおかつ指せなかった2試合は、どこかのタイミングでダブルヘッダーにしなければいけないでしょう。現在参加しているCAISSA からノビサドまでの休憩日も1日しかないので、こんなに試合を詰め込んでは戦績が落ちそうです。GM クラスはすでに埋まっていると聞いているので、参加するならばIM クラスですが、このスケジュールはさすがに厳しそう...


Plan 4 11月前半は試合に出ない


思い切って11月頭は休むというのも1つのプランです。11月後半にはハルカーニの大会や、チェコでの2大会、そしてCAISSA のGM クラスも開催されます。(Tamas からは、11月のCAISSA GM に、スペシャルな条件で招待すると言われています。) ノビサドに行くのも割と強行日程であるため、11月後半に備えて多少休憩を入れるのはありな気がします。ただ、こちらにいる以上は良いトーナメントに参加し続けたいという気持ちは強く、10日以上の休みを取ると、勘も鈍りそうです。もしMisha と予定が合えば、ベオグラードでトレーニングをするのも1つの手か...

Plan 5 とっとと日本に帰国する


これも魅力的ですね(笑) もともとノーム3つと2400に到達で即帰国と考えていました。しかし、やはり1つぐらいはオープン大会も経験してみたいです。ノームとレイティングの両方を気にしないで良いならば、シチリア島辺りでのんびり指してから帰国するというのも悪くないでしょう。(その場合は、Sicilian を指すことは間違いありません!) 大会後はシチリア島からイタリアを北上し、ローマで遊んでから11月半ばに帰国なんて最高かもしれません。

こんな感じでプランはいくつもありますが、まだ全然決まりません。もう2週間後の話なんですけどね... そして11月頭から半ばのスケジュールを決めるのにおいて、個人的に頭を悩ます要因であるのが、11/15 が私の誕生日であるということです。毎年、誕生日はどこかで試合をしていることが多いので、(20歳はドレスデン、22歳は広州、24歳はブダペストでした。) いまさら関係ないだろ! と突っ込まれそうですが、これまでは日本の友人たちに祝われることが多かったため、ザコパネで1人寂しい誕生日はどうもなぁという気がするのです(笑) とりあえず、2人のオーガナイザーからの返信を待ち、なるべく早めにスケジュールを確定させたいと思います。

2013/08/22

Looking for the IM norm


8月も終わりに近づき、いよいよ私のハンガリーへの出発まで、ちょうど2週間となりました。(こうして書いている自分が一番ビックリ!)今年の2月に取り損ねた最後のIM ノームを獲得しに、ブダペストとケチケメートのIM トーナメントに、9月から再チャレンジです。ここで非常に今更感がありますが、IM というタイトルとIM ノームについて、何度目かわかりませんが確認をしておきます。

IM について


・ FIDE が定めるチェスプレーヤーのタイトルで、International Master の略
・ 取得条件1つ目は、Live Rating を2400 に乗せること(自分は現在2356で、あと44上げる必要あり)
・ 取得条件2つ目は、IM ノームを3つ獲得すること
(厳密には違いますが、細かく説明すると難しいので、ここでは分かりやすくこう書いておきます)
・ 日本人でのIM タイトル取得者は、まだ誰もいない

IM ノームについて


・ 獲得条件は、一定数以上の国籍のプレーヤー、およびIM (もしくはGM)と試合をし、2450 を超えるパフォーマンスを記録すること
・ これまで日本人では、私と池田惇多くんが2つ、羽生さんが1つ獲得している   

レイティングだけならば、日本でプレーしていても2400 に到達する可能性はありますが、IM ノームを獲得するためには、IM のいる国に行かなければなりません。昨年から今年の頭にかけて9か月を過ごし、2つのノームを獲得したハンガリーは、もはや私のもう1つのホームグラウンドと呼んで差支えないでしょう。向こうにいる友人たちとの再会も楽しみにしています。

そして以下のHP では、これまで私が獲得したIM ノームの記録が確認できます。実はつい先ほどまで、なぜか私が昨年10月に獲得した1つ目のIM ノームの記載がありませんでした。私もずっと気づいていながら放置していましたが、ハンガリーに戻ってから実は1つ目のノームが無効だったなどという事態にならぬよう、昨夜ハンガリーのオーガナイザーに連絡を取り、こちらに記載するよう対応してもらいました。その迅速な対応により、私のIM ノーム獲得数は間違いなく2つだと、FIDE のHP で確認ができるようになっています。

IM ノーム獲得記録

緑のpic ボタンをクリックすると、各大会での戦績も見ることができ、ノームを獲得した2大会を昨日のことのように思い出します。1つ目のIM ノームは昨年10月にハンガリーに戻ってすぐの獲得だったため、今回も9月のFirst Saturday でと期待してくれている方も多いかと思います。しかし、現地に行って大会が始まってみなければ、結果はわかりません。もちろん最初から本気でプレーしてきますので、今後とも応援をよろしくお願い致します。

2013/08/08

Schedule on September 2013


昨日、ブダペストへの航空券を確保しました。これでもう後戻りは出来ません(笑) 日本に帰国するまで、どれぐらいの期間をハンガリーで過ごすかは分かりませんが、3つ目のIM ノーム獲得を目指して頑張ってきます。今日はそんなハンガリーでの試合予定を含めた、9月のスケジュールを公開しておきましょう。

9/02-03 暁星学園チェスサークル夏合宿

9/05 成田からブダペストへ

9/07-17 First Saturday IM Section

9/21-29 CAISSA IM Section



FS、CAISSA ともに細かなスケジュールの変更はありえますが、一月中チェスをすることは間違いないですね。半年前までは、こうした生活が当たり前でした。南條くんからは、最初のトーナメントでノームが取れなければ、三ヶ月いても取れないだろうと不吉な言葉をもらっているので、肝心の最初のFS から、気合を入れて指してこようと思います。

私が再び日本を離れるまで一ヶ月を切りました。ジャパンリーグと横浜のイベントに参加しない皆さんとも、どこかで機会があれば顔を合わせ、言葉を交わしましょう。それではあと一ヶ月弱、よろしくお願いします!

2013/07/18

Back to Hungary


昨晩、ブダペストのFirst Saturday オーガナイザー、Laszlo Nagy さんから「ハンガリーには、いつ帰ってくるんだ?」と質問を受けました(笑) 最近、日本でもよく聞かれますので、良い機会だと思い、ここでお答えしておきましょう。私は今年の9月頭のFirst Saturday から、ハンガリーに戻るつもりです。出発は、9月4日か5日のどちらかにする予定です。

3月に帰国して以来、メインとして考えていた3つのトーナメント、全日本選手権、アジアインドア、ジャパンリーグのうち、2つはすでに消化しました。ならば、8月のジャパンリーグが終わり次第、ハンガリーに戻るのが適切だと考えています。向こうにいる期間はあまり考えていないのですが、ノームが取れ次第、日本に帰国するつもりです。最低で1ヶ月、最長でビザが切れる3ヶ月といったところでしょうか。(3ヶ月試合をして、ノームが取れないケースはあまり考えたくないです...)

再びハンガリーの生活がスタートするのはとても楽しみですが、今年2月に後一歩まで迫りながら取り損ねた、3つ目のノームを取らなければいけないというプレッシャーもあります。しかし、そういったものとの戦いも楽しみの1つと考え、3度目のハンガリー生活に臨もうと思います。日本の皆さんには、また応援をお願いするとともに、ハンガリーでお世話になった皆さんとの再会を楽しみにしています。

最後に昨日、Laszlo さんから送られてきた、ハンガリーのノームトーナメント情報をお知らせしておきます。もし、私と一緒にハンガリーのトーナメントに参加したいという方がいらっしゃれば、まずは私にご相談ください。9月以降、観光で遊びに来る方も歓迎しますよー。


“FIRST SATURDAY”

MONTHLY CHESS TOURNAMENTS
for GM-, IM-norms and FIDE ELO,
B U D A P E S T, Hungary,
in the hotel MEDOSZ
www.firstsaturday.hu
IO Nagy László, mobile: +36-30-230-1914
e-mail: firstsat@hu.inter.net

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“CAISSA”

monthly chess tournaments, K e c s k e m e t, (Hungary) for norms and FIDE ELO,
www.caissachessbooks.com

Org.: Dr. Erdélyi Tamás
tel: +36-30-271-3338
e-mail: caissa@t-online.hu

Round Robin System (10-12 players)
Double Round Robin (6-8 players)



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