Kojima, S - Kuwata, S
ACC Spring Training 2004 (3)
White to move
Kojima, S (FM, JPN, 2334) - Gilruth, P (KEN, 2202)
Khanty-Mansisk Olympiad 2010 (11)
White to move
今夜のパズルは2つともタクティクスです。1つ目は中学生最後の合宿での思い出深いもの。オープニングトラップとして有名な局面です。2つ目は、ロシアのオリンピアード最終戦から。このオリンピアードはなかなか苦戦しましたが、最終戦だけはしっかり指せたと思っています。答えの分かった方はいつも通り、コメント欄へどうぞ。
5 件のコメント:
よろしくお願い致します( `ー´)ノ
第1問
カロカンで、Qxe5とe5のポーンを取ってしまったということですね。
1.Bxb6 で
次のRd8# と 浮いたe5のクイーン取りですので、
1.Bxb6 Qf4+
2.Be3 でピースアップです。
第2問
1.Bxf4 Qxf4
2.Qg6
2....Qc7
3.Qxf6
とポーンを削ります。
もし
2....Rd7とルークでメイトを防いだなら
3.Rxa7と突撃してみるのはいかがでしょうか。
(3....Rxa7なら 4.Qe8+)
シームさんらしくないミスがありますね。1つ目ですが、最初のピースの数を数えてみてください。
2つ目は少し考えさせてください。
あ!(^_^;
本当ですね、ピースアップどころか、1ポーンダウンになってしまいますね。
失礼しました、再考します(+_+)
1問目は、
1.Rd8+ Kxd8
2.Bxb6 axb6
3.Qxe5 Nd7
4.Qd4
・・・でははっきりしませんかね。。
あれ?有名な局面でしたっけ?
2問目は反応がイマイチでしたので、
別の変化を考えてみました。
1.Bxf4 Qxf4
2.Ra4 Qc1+
3.Kh2 Rd1
4.Rxg7+ Kxg7
5.Rg4+ Kf8
6.Qh8+ Ke7
7.Qxa8
という変化ではいかがでしょうか。
シームさん、どちらも正解です!
一つ目はルークサクリファイスからのディスカバードアタック、2つ目はRa1-Ra4-Rg4 の動きがポイントです。
1. Rd8+! Kxd8 2. Bxb6+ axb6 3. Qxe5+-
1. Bxf4! Qxf4 2. Ra4 Qf5 3. Qf4 (3. Rxg7+! Kxg7 4. Rg4+ Kf8 5. Qh6++-) 3... Qb1+ 4. Kh2 Rd1 5. Rxg7+! Kxg7 6. Rg4+ Kf7 7. Qh5+ Ke7 8. Qc5+ Rd6 9. Qc7+ Rd7 10. Rg7+ 1-0
それぞれ本譜はこのように進みました。
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