昨日は神戸まで足を運び、兵庫選手権に参加してきました。参加人数は9名と予想通り少なかったですが、関西の1800台が2人参加しており、幸運にも私を除いたリスト上から4人と試合ができました。そして国内の公式戦11年を超える私にしては珍しいことに、全員とも初対戦でした。
Kawanaka, Y (1485) - Kojima, S (2369)
Kojima, S (2369) - Okada, M (1842)
最終ラウンドのペアリングで面白かったのは、2番ボードの岡田-平尾戦でした。平尾君は全日本の権利を求めて奮闘しましたが、時間切迫からチャンスがどちらにも転がる展開となり、最後は敗れてしまいました。
Okada, M (1842) - Hirao, S (1849)
局後に私が本譜の代わりに指摘したのは、25...Rdxd2! で、これで黒の勝ちとなります。
25... Rdxd2! 26. Qe6+ Qxe6 27. Bxe6+ Kc7 28. Rxd2 Bg5 29. Rhd1 Bxe4-+
ルークを取りたくなる気持ちは分かりますが、31... gxf6 =/+ ならば黒にチャンスのある展開です。
岡田さんが 33. Be5++- を見落としたのは意外でした。2ビショップvsルークになれば、当然白に分があります。
ここも36... Kd5! であれば、本譜のようにはなりませんでした。
以下白の勝ちです。
大会終了後は平尾君を誘い、大阪から駆け付けてくれた高橋さん、麻布チェス部同期の石田君らと共に食事に行きました。前日の移動でかなり疲れていたため、早めの解散となったので、夜の神戸を満喫できたかと言えば少し疑わしいですが、それでも楽しいひと時でした。平尾君、大学は関東を選び、チェスをバリバリやりましょう。
Kawanaka, Y (1485) - Kojima, S (2369)
Hyogo Championship (1,1)
1. d4 Nf6 2. Nf3 e6 3. e3 g6 4. c4 Bg7 5. Bd3 O-O 6. O-O d6 7. b3 Nc6 8. Bb2 Re8 9. Nc3 e5 10. dxe5 dxe5 11. Be4 Nxe4 12. Nxe4 Bf5 13. Nfd2 Nb4 14. Bc3 Nd3 15. Qe2 Qd7 16. h3 Rad8 17. Rfd1 Qc6 18. Ng3 Nf4 19. Qf1 Bd3 20. exf4 Bxf1 21. Ngxf1 exf4 22. Bxg7 Kxg7 23. Nh2 Re2 24. Ndf3 Rxd1+ 25. Rxd1 Rxa2 26. Ng4 Qb6 0-1
会場には森内さんのサインがありました。
Kojima, S (2369) - Okada, M (1842)
Hyogo Championship (2,1)
1. Nf3 Nf6 2. c4 e6 3. Nc3 c5 4. g3 Nc6 5. Bg2 Be7 6. d4 cxd4 7. Nxd4 O-O 8. O-O Qb6 9. Nb3 a6 10. c5 Qc7 11. Bf4 Ne5 12. Qd4 d6 13. Rfd1 Rd8 14. cxd6 Bxd6 15. Bxe5 Be7 16. Bxc7 Rxd4 17. Rxd4 1-0
Hirao, S (1849) - Kojima, S (2369)
Hyogo Championship (3,1)
1. e4 c5 2. Nf3 d6 3. d4 cxd4 4. Nxd4 Nf6 5. Nc3 g6 6. Be2 Bg7 7. O-O O-O 8. Be3 Nc6 9. Nb3 Be6 10. Qd2 Rc8 11. Bh6 Bxh6 12. Qxh6 Ne5 13. Nd4 Bc4 14. Rfe1 Qb6 15. Nb3 Qxf2+ 16. Kxf2 Nfg4+ 17. Kg1 Nxh6 18. Rad1 Nhg4 19. Na5 Bxe2 20. Rxe2 b6 21. Nb3 Nc4 22. Nd5 Rfe8 23. c3 Kg7 24. h3 Nf6 25. Nf4 a6 26. Nd3 Nd7 27. Nd4 Nc5 28. Nb4 Na4 29. Rb1 a5 30. Nd5 e6 31. Ne3 Nxe3 32. Rxe3 Rc5 33. Ne2 Re5 34. Ng3 d5 35. Kf2 Nc5 36. Kf3 dxe4+ 37. Nxe4 Nxe4 38. Rxe4 Rxe4 39. Kxe4 Rd8 40. Ke3 f5 41. g3 Kf6 42. b4 axb4 43. cxb4 Ra8 44. Rb2 e5 45. Rd2 Ra3+ 46. Rd3 Rxd3+ 47. Kxd3 b5 48. a3 Ke6 0-1
Kojima, S (2369) - Diba, S (1535)
Hyogo Championship (4,1)
1. d4 f5 2. Nf3 e6 3. g3 Nf6 4. Bg2 c5 5. c4 cxd4 6. Nxd4 a6 7. O-O g6 8. Nc3 Bg7 9. Bf4 d6 10. Qa4+ Bd7 11. Nxe6 Bxa4 12. Nxd8 O-O 13. Ne6 Bc6 14. Nxf8 Bxg2 15. Kxg2 Bxf8 16. Rfd1 Ne8 17. c5 Nc6 18. Bxd6 Nf6 19. Nd5 Ne4 20. Rac1 Kg7 21. Nc7 Rc8 22. Ne6+ Kf7 23. Nxf8 Rxf8 24. Bxf8 Kxf8 25. Rd7 Na5 26. b4 Ke8 27. Rxh7 Nf6 28. Rh8+ 1-0
最終ラウンドのペアリングで面白かったのは、2番ボードの岡田-平尾戦でした。平尾君は全日本の権利を求めて奮闘しましたが、時間切迫からチャンスがどちらにも転がる展開となり、最後は敗れてしまいました。
Okada, M (1842) - Hirao, S (1849)
Hyogo Championship (4,2)
1. e4 d5 2. exd5 Qxd5 3. Nc3 Qa5 4. d4 c6 5. Bc4 Nf6 6. Bd2 Qc7 7. Nge2 Bf5 8. Ng3 Bg6 9. h4 h6 10. Qe2 e6 11. O-O-O Be7 12. Bb3 Nbd7 13. Nge4 O-O-O 14. g3 Bh5 15. f3 Nxe4 16. Nxe4 e5 17. g4 Bg6 18. h5 Bh7 19. Bxf7 Rhf8 20. dxe5 Qxe5 21. Bb3 Nc5 22. Rhe1 Nxe4 23. fxe4 Bh4 24. Rh1 Rf2 25. Qc4 Bf6
局後に私が本譜の代わりに指摘したのは、25...Rdxd2! で、これで黒の勝ちとなります。
25... Rdxd2! 26. Qe6+ Qxe6 27. Bxe6+ Kc7 28. Rxd2 Bg5 29. Rhd1 Bxe4-+
26. Bc3 Qf4+ 27. Kb1 Rxd1+ 28. Rxd1 Qxe4 29. Bxf6 Qxc4 30. Bxc4 Bxc2+ 31. Kc1 Bxd1
ルークを取りたくなる気持ちは分かりますが、31... gxf6 =/+ ならば黒にチャンスのある展開です。
32. Be6+ Kc7 33. Bxg7
岡田さんが 33. Be5++- を見落としたのは意外でした。2ビショップvsルークになれば、当然白に分があります。
33... Kd6 34. Bf5 Bf3 35. Bxh6 Rg2 36. Bf8+ Ke5
ここも36... Kd5! であれば、本譜のようにはなりませんでした。
37. h6 Bxg4 38. Bxg4 Rxg4 39. h7 Rh4 40. h8=Q+ Rxh8 41. Bg7+
以下白の勝ちです。
大会終了後は平尾君を誘い、大阪から駆け付けてくれた高橋さん、麻布チェス部同期の石田君らと共に食事に行きました。前日の移動でかなり疲れていたため、早めの解散となったので、夜の神戸を満喫できたかと言えば少し疑わしいですが、それでも楽しいひと時でした。平尾君、大学は関東を選び、チェスをバリバリやりましょう。
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