2018/09/24

Batumi Olympiad Arrival and Opening Ceremony


日本から16時間かけ、オリンピアードの開催地であるバツミへと到着しました。今日はオリンピアード出発日とオープニングセレモニーまでを振り返ろうと思います。

成田空港を出たのは、22日の22時半頃です。日本からは別便の南條夫妻、星野一家を除き、7人がこの便を使いイスタンブール経由でバツミへと向かいます。イスタンブールに到着したのは午前4時で、眠い目をこすりながら各国のオリンピアード参加者と挨拶をかわしました。


空港にもオリンピアードの告知がありました。

バツミには朝の9時半に到着し、バスで待機しながら他の便の参加者を待ちます。日本チームの滞在ホテルであるHotel Euphoria は、バツミ中心地からは離れているものの、空港からはかなり近い場所にありました。しかし、午前中にホテルに到着してもチェックインはできず、ここからの待ち時間が長い... 隣接するショップイングモールがあったのは幸いで、チェックインまでの待ち時間に両替や食事を済ませることにしました。


昼食は出ないかと思われましたが、14時からホテルで出してくれました。オリンピアードでは最も多い、ビュッフェ形式の食事です。ジョージア料理は魚も出ますが、肉料理のほうが多いのでしょうかね。トルコのイメージが強いケバブもこれからたくさん食べる機会がありそうです。


一休みしてから早めの優勝を取り、19時半のバスでオープニングセレモニーへと向かいます。セレモニーの会場は試合会場と違い、かなりホテルから遠い場所にありました。1時間ほどかけて会場に着いたのは20時50分と、セレモニー開始の10分前です!


オープニングセレモニー自体は定刻通りに始まりました。ジョージアの歴史や文化を表現するダンスから、チェスをモチーフにした演出まで、様々なパフォーマンスがステージで繰り広げられました。様々なイベントでこうしたパフォーマンスを見ていますが、プロのダンサーでの動きの統一感というものは、いつでも驚かされますね。会場自体はここ何回かのオリンピアードであった、中央のステージを観客席が一周して囲む形式ではなく、客席が180度ほどに設置された劇場型でした。


ダンスや挨拶に続いては、オリンピアード恒例となる参加国の紹介です。アルファベット順に参加チームが紹介され、自国が呼ばれると観客席のチームは立ち上がって国旗を掲げたり、歓声を上げたりします。この点、日本チームは少し控えめですね。


参加チーム紹介の後はオープン、女子セクションそれぞれの色決めです。今回は巨大な貝の中から白真珠、黒真珠のどちらを引くかで色が決められました。男子はインドのAnand、女子はジョージアのDzagnidze が引き、オープンのリスト1が白、逆に女子はリスト1が黒になりました。


最後は参加チームの国旗がステージ下に集合し


会場外でたくさんの花火が打ち上げられて、オープニングセレモニーは終了です。往復2時間半、式自体が1時間半と時間のかかったイベントでしたが、参加して良かったと思える内容でした。

そして一夜明けた今朝、オリンピアード初戦はオープンがアルメニア、女子がイスラエルと発表されました。4年前、私はアルメニア戦でMovsesian に勝利まであと一歩というところでメイト筋が見えず、逆転負けを許したのでした。その雪辱を晴らすため、今大会では一矢報いることができればと思います!

Open R1 Japan - Armenia

Women R1 Japan - Israel


ボードペアリングは公開が遅れているので、初日の更新はひとまずここまで。アルメニアはおそらくAronian を外してくるので、私はSargissian との対戦になるでしょう。頑張ってきます!

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