今日は昼のトレーニングで、非常に勉強になるルークエンディングが出てきたため、それをご紹介します。解析にはコンピュータを使いましたが、よく分かっていない部分もたくさんあります。明後日の忘年会でのネタの一つになるでしょう。
黒はポーンダウンですが、キングの位置が良く、dファイルのパスポーンをサポートできる点が反撃の糸口になりそうです。
すぐにポーンを取りに行く手に対しては、黒は以下の様に指します。
50. Rxh6 d4 51. Kf2 d3 52. Rd6 Rb1 53. h4 g4 54. h5 Ke5 55. Rxd3 Rxb6
これはドローに持ち込めるのではないかと私は考えているのですが、簡単には判断できません。要検討ポジションです。
白は実戦的にチャンスの多い変化を選択しました。以下の二つの変化であれば、黒としては問題なくドローに持ち込めます。
52. g4 Kc2 53. Rd6 Kc3=, 52. Rxh6 Kd2=
黒はやや難しいラインを選んでしまいました。
55... Rb3 56. Kf2 Kc3 57. Rc6+ Kd3 58. Rd6 Kc4 59. Rg6 Rb2+ ならば特に難しくなく、ドローでしょう。
悪い手ではないですが、黒の応対が簡単になります。黒がより正確に指さなければいけないのは、
56. h4! gxh4+ 57. Kxh4 Rd5 58. b7 Rd8 59. g5 Rb8 60. Rb6 d3 61. g6 Kc2 62. Rc6+ Kb2 63. Rd6 Kc2 64. g7 d2 65. Kg5 d1=Q 66. Rxd1 Kxd1 67. Kf6 Ke2 68. Ke6 Kd3 69. Kd6 Rg8 70. Ke6 Rb8 71. Kd6 Rg8=
という変化でした。最後の形はルークエンディングでは有名なモチーフです。
ここまでくればドローにできることは間違いありません。ルークを切らせた後、2コネクテッドパスポーンを追いかけます。
ルークエンディングは、エンドゲームの中でも特に難解です。私もこの試合は何度も並べ直して復習しようと思います。
Position after 49...Ke4
黒はポーンダウンですが、キングの位置が良く、dファイルのパスポーンをサポートできる点が反撃の糸口になりそうです。
50. Re6+!?
すぐにポーンを取りに行く手に対しては、黒は以下の様に指します。
50. Rxh6 d4 51. Kf2 d3 52. Rd6 Rb1 53. h4 g4 54. h5 Ke5 55. Rxd3 Rxb6
これはドローに持ち込めるのではないかと私は考えているのですが、簡単には判断できません。要検討ポジションです。
50... Kd3 51. Kf2 d4!? 52. Kf3
白は実戦的にチャンスの多い変化を選択しました。以下の二つの変化であれば、黒としては問題なくドローに持ち込めます。
52. g4 Kc2 53. Rd6 Kc3=, 52. Rxh6 Kd2=
52... h5 53. g4 h4 54. g3 hxg3 55. Kxg3 Kd2?!
黒はやや難しいラインを選んでしまいました。
55... Rb3 56. Kf2 Kc3 57. Rc6+ Kd3 58. Rd6 Kc4 59. Rg6 Rb2+ ならば特に難しくなく、ドローでしょう。
56. Kf3?!
悪い手ではないですが、黒の応対が簡単になります。黒がより正確に指さなければいけないのは、
56. h4! gxh4+ 57. Kxh4 Rd5 58. b7 Rd8 59. g5 Rb8 60. Rb6 d3 61. g6 Kc2 62. Rc6+ Kb2 63. Rd6 Kc2 64. g7 d2 65. Kg5 d1=Q 66. Rxd1 Kxd1 67. Kf6 Ke2 68. Ke6 Kd3 69. Kd6 Rg8 70. Ke6 Rb8 71. Kd6 Rg8=
という変化でした。最後の形はルークエンディングでは有名なモチーフです。
56... d3 57. Ke4 Rb4+ 58. Kf5 Rb5+ 59. Re5 Rxb6 60. Kxg5 Rd6=
ここまでくればドローにできることは間違いありません。ルークを切らせた後、2コネクテッドパスポーンを追いかけます。
61. h4 Kc2 62. h5 d2 63. Re2 Kd3 64. Rxd2+ Kxd2 65. h6 Ke3 66. h7 Rd8 67. Kf6 Rh8 1/2-1/2
ルークエンディングは、エンドゲームの中でも特に難解です。私もこの試合は何度も並べ直して復習しようと思います。















