今年扱いたいネタがいくつかあるのですが、まずは本の話題から。ロンドンでは会場のショップや、有名なロンドンチェスセンターなどで、チェスの新刊をいくつかチェックしてきましたが、結局買ったのはこの一冊のみです。どこにでもありそうなタイトルの本ですが、昨年出版されたタクティクスの本です。
自分が今、IM を目指すうえで、何に重点を置いて勉強すべきかというのは難しいですが、自分のタクティクスの見え方に、少し問題があることは間違いありません。先月の
Liu Gunachu 戦では序盤で決定的なタクティクスを見落とし、ロンドンでは
Simon Williams にひどい手を指してタクティクスを決められてしまいました。どんなレベルにおいても、タクティクスを見極める力を付けることは、勝率のアップに繋がると私は考えます。
本書はロンドンの会場でパラパラと中身を見て、購入を決めました。テーマは、Deflection、Decoying など細かく章に分かれて説明がなされており、それぞれに問題がついています。合計で700以上のポジションが紹介されているようですね!第一章の問題はほぼ全て解けましたが、どんどん問題のレベルは高くなっているようなので、今後は私も心して解いていこうと思います。最後に問題を一つ載せておくので、答えが分かった方はコメント欄にどうぞ。
White to move and win
6 件のコメント:
Qa7 Qa5
Qxa6 Qc7
Qa7とかですかね。
パッと見、「Qa7」でどうでしょうか。
対してQxa7はRxd8+以下メイト、
Rb7でもQxb7で同じくメイトの筋が消えておらず無効。
Qが7th rank から逸れたらRxd8+以下メイト。
(QがC-fileから逸れても同様に)
Rdc8やRbc8では、Qxc7からルークアップ。
長くてすいません、でも間違ってそうです。
すぐにこういう大技をかけようとするのがぼくの悪い癖です(ToT)
タクティカルの問題で「ここで何かあります」といわれると、一生懸命手を探すんですが、
実戦だと、「ここでタクティカルの技がかかる!」という確信がなくて見逃しちゃうことがよくあります。
難しいものです
shin、Miuraさん、2人とも正解です~。shin はもう少し遠慮してくれ(笑)
匿名さん、確かにそうですね~。試合中は誰も、ここでタクティクスがあるよとか、メイティングがあるよとは教えてくれません。だかたこそこういった問題を多く解いて、常にアンテナを磨いておく必要がありますね。
Qb6かな。ド下手なので何かを見落としていると思いますけど... 遅くなりましたが、ノーム獲得おめでとうございます>小島
あ、クイーンがタダ損ですね。トホホ
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