2018/08/27

Penguin Highway


今月から全国で公開されている噂のチェス(?)映画、ペンギンハイウェイを見てきました。原作者の森見登美彦は、どこかで聞いたことのある名前だと思っていましたが、10年ちょっと前に話題になった『夜は短し歩けよ乙女』の作者でした。ペンギンハイウェイの原作小説は読んだことがありませんでしたが、チェスがちょこちょこ出てくるアニメ映画が近く公開されると聞いて、今月17日を楽しみにしていました。

ネタバレになるためにあまり内容には触れられませんが、私は十分に楽しめました。ちょっと生意気な少年アオヤマくんと、不思議なお姉さん(名前は出てこない) が、街に突然現れたペンギンの謎を探るという、ひと夏のファンタジーです。中心人物となる少年とお姉さん、そして彼らを取り囲む子供たちも魅力的なキャラクターですが、個人的にはアオヤマくんのお父さんの、息子へのかかわり方が素敵だなと感じました。

そしてチェスは思ったよりは登場しましたが、これまで紹介してきたポーンサクリファイスや、クイーンオブカトワに比べれば、もちろん登場回数は少ないですし、作品の中でもそこまで重要なキーアイテムではありません。それでもちょくちょくでてくる少年とお姉さんのチェスシーンは微笑ましく見ることができました。作品の面白さが損なわれるわけではないので、時々間違っている盤の向きには目をつぶります(笑)

興味を持ってくださったかたは、是非映画館に足を運んでみてください。この夏の思い出として、ペンギンハイウェイをどうぞ!

ペンギンハイウェイ公式サイト

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