2026/05/04

Japan Chess Championship 2026 Day3

今日は試合後に新しい商業施設、OIMACHI TRACKS へと足を運びました。

全日本選手権3日目です。前日に中原くんに敗れて後退した私ですが、今日は2連勝で浮上しました。昨日と色を変え、黒番で午後に指したDryglasさんとの試合をご紹介します。Dryglasさんは近年、ポーランドから日本に移籍し、現在は札幌でチェスクラブの運営をしているプレーヤーです。

Dryglas, M (JPN, 2082) - Kojima, S (IM, JPN, 2307)
Japan Chess Championship 2026 (6)

1. d4 d5 2. c4 e6 3. Nf3 Nf6 4. g3 Be7 5. Bg2 O-O 6. O-O a5 7. Qc2 a4!? 8. a3

東海オープンに続き、Catalan Closed a7-a5変化です。白のa2-a3はb4のマスを抑える代わりに、b3のマスが弱まるので一長一短です。しかし、黒がナイトをどこに出すのか様子見をする意味合いもあるでしょう。

8... Nbd7 9. Bg5!? h6 10. Bf4


g5に一度ビショップを出し、h7-h6を突かせる手が黒キング前を弱めることになるかどうか、判断は難しいところです。いずれにせよ、f4にビショップが出る形は準備していたもので、私としては珍しく、Stone Wall型を目指します。

10... c6 11. Rd1 Ne4 12. Nfd2

12. Nc3 Nxc3 13. Qxc3 Nb6 14. Nd2 g5 は、h7-h6無しで準備していたアイディアです。この場合、h7-h6が入っていて、黒は損はないでしょう。

12... f5 13. f3 Nxd2 14. Nxd2 Bf6!


d4への反撃を作り、黒は満足な形です。白の受け方によっては、どこかでe6-e5を突き、白マスビショップの使いづらさも解消したいところです。

15. e3 Qe7 16. g4? fxg4 17. fxg4 Bxd4!

この手が入り、一気に白は崩壊しました。e2-e3の受けは黒マスビショップの行き場が気になるのは分かるので、16. Bc7 と先に潜り込んでおくのが正解です。

18. Bxh6? Ba7!


どうせ落ちるならh6のポーンを巻き添えにというのは理解できますが、黒の黒マスビショップは強力なa7-g1ダイアゴナルでキープしておけば、白の黒マスビショップだけが落ちる展開となります。

19. Rf1 gxh6 20. Qg6+ Qg7 21. Qxe6+ Kh8 22. cxd5 Nf6 23. Qe5 Bxg4 24. dxc6 bxc6 25. Nc4 Be2 26. Rf4 Rae8 27. Rxf6 Qxf6 28. Qxf6+ Rxf6 0-1

最後は駒得を広げて勝ちでした。

この日は南條くんがトップボードで中原くんに勝ち、逆転で単独首位に躍り出ました。5.5/6 の南條くんをトップに、中原くん、私、大塚くんの3人が5/6 で追いかけます。午後のラウンドでは、大塚くんがTuさんに勝ったのも印象的でした。明日、上位勢同士が当たる4日目を終えた時、抜け出すのが誰かはまだまだ分かりません。私は久々にトップボードでの南條くんとの対戦なので、しっかり指してこようと思います。

Japan Chess Championship 2026 R7 Pairings
夕飯はOIMACHI TRACKS 内の鰹水・肉汁つけうどん凛にしました。オープンしたばかりで迎えたGWということもあり、どこのお店も混雑しているようです。全日本選手権最終日最終戦終了後に、遅めのランチ or 早めのディナーが狙い目かもしれません。

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