ブダペストでの生活も9カ月目に入り、思いがけない巡り合わせが私の元に訪れました。私がブダペストでチェスをしていることを聞きつけた、こちらに在住中の日本人から、息子にチェスを教えてほしいとの連絡が入ったのです。先月から交渉を進めてようやく昨日、ブダ側にある先方の家へと足を運ぶことになりました。
ところが、その途中で一つ悲劇が。移動中のトラムで見知らぬお姉さんに肩をたたかれ、話しかけられたのです。逆ナンか!と一瞬考えましたが、当然そんなはずはありません。彼女はトラムやバスの検札員で、チケットの確認に来たのでした。チケットを持っていながらも、それを機械に通し忘れていた私は、あえなく罰金対象となりました。これからブダペストを訪れる予定のある方は、このように罰金を取られないよう、気を付けて下さいね。
罰金の話はさておき、久々に小学生にチェスを教えるのはとても楽しかったです。前日の段階では最低3人という話でしたが、日本人学校の生徒に声をかけ、集まった子供はなんと9人でした。(1日でこれだけの人数を集めるお母さんのバイタリティは、私も見習いたいものです。)休憩を挟みながら、2時間~2時間半ほどで、子供たちにチェスのルールを教え、全員が指して遊べるところまで持っていきました。チェスで遊んだこの日の思い出は、子供たちの冬休みの宿題に役立ててもらえそうです(笑)
もしかすると来月は、日本人学校の教室を借りて、さらに大人数にチェスを教えることになるかもしれません。ハンガリーは日本よりも、圧倒的にチェスに触れる機会が多いですし、このような企画の中から、さらにチェスに興味を持つ子どもたちが出てくれば、私としても嬉しい限りです。残り短いハンガリー生活ですが、実力を高めるだけでなく、何か自分にできることを探していこうと思います。
4 件のコメント:
良いことですね‼ そこにいる子供達がうらやましい! チェスの環境がもうすでに出来上がっていて、覚えればすぐにでも子供の大会などが見つかるような場所でしょうから、これを機に続けていってくれる子供がいればいいですね。
小島さん自身の大会ももう数日で始まりますね‼ 頑張ってください‼ 上位目指して‼
学校でチェスを教えるときの問題点inウクライナ という記事を見つけました
http://www.chessdom.com/seminar-chess-in-schools-theory-implementation-experience-in-ukraine/
Yumiさん、まだ小学校でチェスをという企画は、実現できるかはまだ分かりませんが、自分にとっても良い経験となりそうです。
そして、応援メッセージありがとうございます!
今月でびしっと決めておきたいところですね。
そうしないと、来月のスケジュールが大変なことになりそう...
匿名さん、記事のリンクありがとうございます。
私も読んでみましたが、ブダペストの日本人学校では、技術よりもルールを教え、興味を持って貰うのをメインとしするので、ここまでのことは考えなくても良さそうです。しかし、いずれは日本でも、こういったことまで踏まえて、学校でチェスを教えられるようにしたいですね!
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