昨日は西日暮里の開成学園で、Chernin さんのレクチャーが開催されました。私はレクチャーのやり方の勉強と、写真撮影のために会場に足を運びましたが、開成の松野先生を始め、参加した皆さんに想像以上の好待遇を受け、大変素晴らしい時間を過ごさせていただきました。
今回のレクチャーは、開成、麻布、暁星、桜修館を中心に中高生が対象でした。さらに小学生や開成の先生らも加わり、レクチャーの参加者は50名近くになります。スタートは1時半過ぎで、まずはピノーさんによる初心者用のルール解説からです。
おそらくチェスのルールをすでにマスターしている麻布生などには、少し退屈な時間だったかもしれませんが、私は大変感銘を受けました。自分でレクチャーをしたことがなければ気づけないと思いますが、分かりやすく、そして参加者の興味を引き付けるような工夫が、ふんだんに盛り込まれていました。これだけでも私は足を運んだ甲斐があったと感じます。
そして2時半頃には、Chernin さんが羽生さんと共に登場。羽生さんは当初、このイベントに参加する予定ではなかったそうですが、急に予定が空いたためにChernin さんの案内役を仰せつかったそうです。お二人は昨年のフランスでのイベントでも面識があり、その際にはチェスの手ほどきを受けています。
Chernin さんのレクチャーは3時前から始まり、50分ほどでした。タクティクスから始まり、ポジショナルとタクティカルなプレーの融合まで、なかなか難しいレベルの内容であったと思います。私と羽生さんもかなり真剣に考えました(笑)それでもChernin さんが参加者に最善手を尋ねると、苦戦しながらも正解の声がぽつぽつと上がっていました。
レクチャー後は子供たちの連合軍 vs Chernin さんのスペシャルゲームが行われました。連合軍をまとめ上げたのは東大の松浦先生で、うまい舵取りで子供たちを導いていました。途中、私と羽生さんから一手ずつアドバイスをする手助けがありましたが、結果はもちろんCherinin さんの勝利。参加した子供たちにとっては良い経験になったっと思います。
Cherinin さんのイベントは、明日の日本チャンピオンクラスとの15面指しが最後になります。私も勉強と交流のため、がっつり参加しますので、他の参加者や見学者の皆さんは、よろしくお願い致します。それではまた明日、日仏学院で!
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