JCA の新レイティングS81 は、学生選手権と兵庫選手権の集計を加え、修正された値が公表されました。その結果、私が2391、南條君が2363 で共にベスト更新となりました。この一年で試合をしている、上位者のリストを示しておきます。
小島慎也 2391 b
南條遼介 2363 b
渡辺暁 2340 →
馬場雅裕 2222 →
Averbukh 2218 ↓
上杉晋作 2208 ↓
山田弘平 2205 →
塩見亮 2202 b
私と南條君は2300台後半という、もはやよく分からない領域に入ってきました。200下に負けるのはかなり痛いので、このリストにいない人にはもはや負けられない、といった感じでしょうか。私は全日本までに一つの区切りである、2400を目指そうと思います。
ところでこのレイティングですが、現在の日本国内の制度では、上げたことによる特典が特にありません。海外の大会ではレイティングによって参加費が違ったり(当然、レイティングの高いプレーヤーは安い)、上位者は招待であったりするのが普通です。努力して強くなったプレーヤーに対しては、何かしらのサービスがあるのは当然だと考えますし、そのほうが試合に対するモチベーションが上がります。加えて、強いプレーヤーが多く参加すれば、下位のプレーヤーが彼らとの対戦を求めてエントリーするでしょう。これが日本でも当てはまるかは分かりませんが、少なくとも海外のオーガナイザーはそう考えています。
3年前にFM を獲得し、2400が間近になっても特に何もないというのは、やはり変だと感じるので、このレイティングと特典については、JCA になにかしら掛け合ってみようと思います。皆さんも何かお考えがあれば、自由にコメント欄にどうぞ!
5 件のコメント:
ベストレイティングおめでとうございます!IMも見えてきましたね!
掛け合うのであれば署名を集めてみたらどうでしょう??個人で話すより現状が伝わると思いますよ。
コメントありがとうございます。国内と海外のレイティングは別物なので、IM はまだまだ先になりますが、調子が良いのは間違いないので今後も頑張ろうと思います。
署名も良いアイディアですね。一度、周りの会員がレイティングについてどのように考えているか、聞いて回ろうと思います。
確かにもっともなことだけど、結局、それを支えるボトムやスポンサーなどがないと、いまのJCAからは、ひねっても何も出てこない気がするね。強い人には段位や棋士を与えて余計にお金を徴収するという考え方だから、本当にどうしようもないなあと思う。
長崎から投稿させていただきます。
今回の小島さんの意見は、強豪プレーヤーをトーナメントに参加させる意味ではごもっともな意見だと思いますが、
あなたの意見を通すためには、トーナメント主催者もそれ相応の経済的・精神的な準備をしておかなくてはならないことも忘れないでください。
特に東京以外の地方でトーナメントが行われる場合には、主催者が参加者から頂いた参加費は、会場の確保と賞品の代金に消えてしまいます。
その上で特定のプレーヤーを招待するとなれば、スポンサーを募るか、一般参加者の参加費を値上げするか、あるいは日頃のクラブの会費を積み立てておくか、といったさらなるお金の後ろ盾が必要になります。
さらに、トッププレーヤーといえども日頃の「人となり」がわからない方を迎えるのですから、トーナメントが終了して、無事に帰路につかれるまでは主催者側の気苦労も絶えません。
厳しい内容ですが、私のような考え方を持つ者もいるということを知っていただきたく、コメントを送らせていただきました。
以前にあった永久会員はそういった考えにあった制度でした。
4段以上のみの特典で、10万払えばJCA主催の多くの大会の参加費がただになり、多く参加すれば4,5年でもとがとれて上位者の大会参加を増やす効果があったと思います。松本前会長の死後まもなくして、その募集を止めたのは残念です。
コメントを投稿