今年もマン島のトーナメントに参加するため、イギリスへとやってきました。ロンドンへと飛ぶ前夜、ロンドン-マン島の航空券を予約していたEasy Jet から「あなたのフライトは2日後に変更になりました」と突然のメールがくるトラブルもありましたが、なんとか別の便を抑えてマン島に向かいます。羽田からロンドンまでは12時間ほど。朝9時の羽田発で、現地時間の13時過ぎにヒースロー空港に到着しています。
ロンドンからマン島への便が、当初予定していたガトウィック空港から昨年と同じシティ空港に変更になったため、少しフライトまで時間が空きました。それならばということで、2年半ぶりにロンドンチェスセンターへと足を延ばします。チェスセンターはシャーロックホームズ博物館のあるベイカーストリート駅が最寄りです。ヒースロー空港からの移動は昨年はエクスプレス電車を使いましたが、今回はのんびり地下鉄で。事前にアプリで調べたルートは無視し、グリーンパーク乗り換えにしてみると、予定よりも20分早く、約1時間でベイカーストリートに到着しました。駅からはチェスセンターまでは、南へ歩いて10分もかかりません。
相変わらず店内は、チェスセットやチェス本の新刊であふれています。お店の滞在時間は40分ほどでしたが、めぼしい本をいくつかチェックできたので、足を運んだ甲斐がありました。マン島に飛ぶ前に何か購入しても良かったのですが、1日遅れで日本を発つ妻と合流し、帰り際にもまた寄る予定なので、その際に検討することにします。
予定よりもチェスセンターを早く後にしたはずが、夕飯に思ったより時間がかかったうえ、フライトの時間を10分勘違いしており、シティ空港への到着はぎりぎりでした。分かりづらい場所にあったゲートをなんとか発見し、なんとかマン島への便に乗り込みます。横に3席のみの小さなプロペラ機でした。
夜の8時半には宿泊場所であるDevonian に着きました。昨年宿泊したMannin Hotel はすぐ隣ですので、会場からも離れていません。オーガナイザーからは、Mannin Hotel にも空きがあると伝えられていましたが、今回はあえて違うホテルにしてみました。
チェックイン後、気になる最初のペアリングを確認します。今大会は初戦のみランダムペアリングという、初めて聞く形式を採用しています。（どうもこの日、もう少し早い時間にペアリングを決める抽選会があったようです。）すると2Bが...
Caruana - Kramnik !!!
いきなり、リスト2と3の対戦になりました。ランダムペアリングですからこういうこともありますが、それにしても出来すぎています。抽選会場も大いに盛り上がったでしょうね。他にもAdhiban - Gelfand、Almasi - L'ami、Kosteniuk - Hou Yifan といった、オープン大会の初戦では珍しいGM対決が並んでいます。そんな中、私は昨年の初戦と同じ相手を見事に引き当てたのでした...
2017/09/23 R1 Kojima, S (IM, JPN, 2403) - Dahl, B (ENG, 1974)
それでも大事な初戦です。昨年からレイティングを50上げているようですので、油断せずに試合に臨もうと思います。試合まではあと4時間ほど。それまで試合会場や、街の様子を見てくることにします。
Isle of Man International 2017
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