2012/07/24

CAISSA 2012 July 4th round - Shortest Game -


Kernazhitsky, L (IM, UKR, 2300) - Kojima, S (FM, JPN, 2290)
CAISSA 2012 July IM (4)

1. e4 e6 2. d4 d5 3. exd5 exd5


Exchange Variation は相手のメインレパートリーの一つだったので、ある程度は準備していました。

4. Nf3 Bd6 5. c4 Nf6 6. Nc3 O-O



試合後に振り返ってみて、勝負にいくならば、6...dxc4 7.Bxc4 0-0 8.0-0 Nc6 とIQP ポジションにすべきだったと思いました。これは、1.d4 d5 2.c4 dxc4 3.e3 e5!? に手順前後します。本譜でも黒が悪いことはありませんが、よくよく考えてみると、あまり好みの形ではありませんでした。

7. c5 Re8+


ここはビショップをどこに退くか、悩む局面です。7... Be7 8. Bf4!? (試合中、この手が嫌だと感じていました。) 8... b6 9. b4 a5 10. a3 axb4 11. axb4 Rxa1 12. Qxa1 Nc6= こうして見ると、黒を持ってもOK だと感じます。

8. Be2 Bf8 9. Bg5 c6 10. O-O 1/2-1/2



ここでドローオファーされたので、色々と考えた末に受けることにしました。

10. O-O h6 11. Bh4 b6 12. b4!? a5 13. a3 Bf5 14. Qd2 このように進めば、白がやや指しやすそうだと思ったのですが、黒も十分に指せそうです。経験のない形と、2R でドローオファーを蹴って敗れたことで、少し弱気になっていました。

午後は食料品の買い出しと、まだ見ていないケチケメートの店をいくつか見て回ることにしました。ケチケメートはさほど大きな町ではありませんが、やはり中心の自由広場の周辺には、面白いショップが並んでいます。


昼食はモールのフードコートで。こちらのサラダはかなり気に入り、夕食用にも1パック買いました。


ちょっと素敵なカフェも発見。


この真夏でも革の専門店。マネキンも暑そう・・・


本屋も見つけました。中も見て回りましたが、チェスの本は発見できず。


日本だとキーホルダーをよく見かけますが、こちらは名前入りタオル。対戦したプレーヤーの名前もちらほら。


次はおもちゃ屋へ。やはりチェスセットは多く売られています。


バドミントンラケットは、1000フォリントから5000フォリントといったところ。


ハンガリーのおもちゃと言えば、ルービックキューブが有名です。開発者のルービックさんはハンガリー人で、現在も存命です。


こちらは数年前に開発された最新版ルービックキューブ。球に配置されたスペース全てに、同じ色のボールを入れればクリアです。

そして、あと1時間もせずに午後のラウンドが始まりますが、私は相変わらず午前の試合ばかりの変則スケジュールです。前半戦際注目カードであるKernazhitsky - Xu Y を見守りつつ、タクティクスの勉強をして長い午後を過ごそうと思います。

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