昨日は今月のFS期間中、唯一の休憩日でした。実際に設定されている休憩日は11日と14日の2日間ですが、延期していたCzebe との試合を14日の日曜に設定してるため、私にとっては昨日の休みだけが唯一です。バツミから連戦でしたので、ここらで一度休みがあるのはありがたかったですね。
さて、この日1日は試合無しで何をするか悩みましたが、久々にブダペストをぶらぶらしてみることにしてみました。昼過ぎにアンダンテを出て、ブダペスト西駅へと向かいます。会場が以前と変わり、Blaha Luiza 方面しかほとんどこの数日間は出ていなかったため、西駅方面はずいぶん久しぶりに感じました。西駅には世界で最も豪華だと言われるマクドナルドがあります。
西駅からデアーク広場方面にすぐ向かうか、遠回りでもマルギット島まで行くか選択肢は2つ。結局この日は時間はあるため、4,6番トラムに沿った大回りルートを選びました。マルギット島の手前ではこれまた懐かしいハンガリーの伝統菓子、クルトゥシュカラーチを見つけました。これは電気の熱で焼いていますが、炭火で焼くお店もあります。小さいサイズで300フォリント(120円)でした。
ドナウ川にかかり、ブダとペストをつなぐ有名な橋は何本かありますが、こちらはマルギット橋。この橋の中腹から、中洲の島、マルギット島へと渡ることができます。マルギット島を訪れるのは、実に5年ぶりのことです。
マルギット島は基本的に全体が大きい公園で、ハンガリー市民の憩いの場として愛される場所ですが、その他にも庭園、プール施設、ホテル、レストランなどが点在しています。このマルギット島を端から端まで歩こうとすれば、かなり時間がかかります。
この日の最高気温は、秋のこの時期にしては高めの24度でした。もっと暑い夏の時期には、この噴水で遊ぶ子供たちの姿も見られます。
マルギット島に滞在し、ここを拠点とする観光客もいます。余談ですが、イスタンブールからブダペスト間のフライトでは、映画『Grand Budapest Hotel』 を見ました。ブダペストに行く身としては見逃せません!
マルギット島を一周してからは、ブダ側に渡ることなく、ペスト側へと引き返して中心地、デアーク広場を目指すことにします。マルギット橋からは遠めに国会議事堂を確認することができました。昼間の光っていない国会議事堂は普通です(笑)
国会議事堂を足元から眺めるとこんな感じです。周囲の広場を含め、完全に観光スポットと化していますが、国会議事堂が本領を発揮するのは、夜の夜景の中でです。どうやってこんなに光るのだろうというくらい光ります!
国会議事堂を過ぎてしばらくすると、メトロの交わるブダペスト中心地、デアーク広場へと到着します。クリスマスマーケットの時期には、ここに数えきれない屋台が並んで混雑します。
そしてデアーク広場から、お土産屋が並ぶバーチ通りへと入ります。ハンガリー土産の定番と言えば、刺しゅう、陶器、パプリカ粉、はちみつ、トカイワインなどでしょうか。少し割高ですが、有名なレストランもこのバーチ通りにはあります。
バーチ通り中央の地下街にあるチェスショップにも、数年ぶりに足を運びました。こちらは大きいサイズで、チェスボードがそのままテーブルになっているそうです。ブダペストのお土産屋さんでは、専門店でなくとも様々な種類のチェスセットを見つけることができます。
バーチ通りを抜けると、これまで何度通ったかわからない中央市場へと出ます。今回の滞在では、市場の前でバスを降りることはあっても、中に入るのは初めてでした。肉、魚、野菜、加工品、乾物、お土産と様々な賞品が並びますが、スーパーマーケットではなかなか買えず、ここに求めにくるべきハンガリーの特産品と言えば、それはフォアグラでしょう。アンダンテでも、集まったお客さんでフォアグラをシェアして食べるイベントが時々行われています。
はちみつは市場内よりも、外の店で買うほうがお得なのですが、こうして様々な種類、サイズのはちみつを市場内で見られるのは楽しいものです。
食品メインの1階から2階に上がると、チェスセットを売るお店が数えきれないほどあります。競技には向かないピースですが、インテリアとしてはこうしたセットも良いですね。
市場を出てからは、まっすぐにアンダンテへと戻り、この日の散策を終えました。昼過ぎにアンダンテを出てから、夕方に戻るまでほとんど休むことなく、5時間近く市内を歩いていたことになります。マルギット島や市場内の買い物無しで、ぐるっと市内を1周するだけであれば、半分以下の時間で回れるでしょう。最近は運動不足を自覚しているため、以前の滞在時のように少しブダペスト市内を歩くことを習慣化しようかなと思っています。
それでは、今日からまた後半戦のスタートです。1つ負け越しの前半戦を終え、どこまで星を戻せるか、また頑張ってきます!
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