2012/08/31

Istanbul Chess Olympiad 2nd round - Japan vs. Burundi -


イスタンブールオリンピアード二日目は、男子がアフリカのブルンジ、女子がマレーシアとの対戦です。前日同様、14時のバスに乗って会場に向かいます。ちなみに会場まではバスで20分ほど、試合開始は15時です。


会場は一般観戦者用の入り口と、選手用の入り口が分かれています。

余裕を持って会場に着くと、すでに席にはプレーヤーの姿が。対戦相手のブルンジは、初日に1番4番が不戦敗でしたが、遅れてたプレーヤーが到着したんだな、と安心して彼と握手。ところが直後に隣の南條君から衝撃的な言葉が...

「やっぱり2人いないらしいよ」


いや、プレーヤーいるでしょ!目の前に!と反論しようとしましたが、ブルンジの一番ボード席に座っていたのは、別の国のプレーヤーだったそうです。

まぎらわしいわ!!!


そんなわけで、1番4番ボードの私と岩崎さんは不戦勝でした。以下、残りの結果です。


Burundi - Japan 0 : 4


75.1 Ndikumana, Yves 2088 - FM Kojima, Shinya 2282 - - +
75.2 Ntagasigumwami, Deo 0 - CM Nanjo, Ryosuke 2316 0 - 1
75.3 Rwamavubi, Alexis 0 - FM Watanabe, Akira 2278 0 - 1
75.4 Kigari, Daniel 0 - CM Iwasaki, Yudai 2137 - - +

一方で女子は、モルドバから大分格が落ちるマレーシアとの対戦ですが、結果は厳しいものでした。

Japan - Malaysia 0 : 4


43.1 Ishizuka, Mirai 1839 - WFM Azman Hisham, Nur Najiha 1882 0 - 1
43.2 WCM Nakagawa, Emiko 1798 - WCM Azman Hisham, Nur Nabila 1910 0 - 1
43.3 Hasegawa, Emi 0 - WCM Mi Yen, Fong 1885 0 - 1
43.4 Hoshino, Karen 1640 - Johari, Camilia 1778 0 - 1

カレンちゃんのみうまい指し回しを見せましたが、結果がついてこなかったのは残念です。次のラウンドに期待します。


南條くんは途中決め手をいくつか逃したものの、終わってみれば完勝でした。


暁さんの相手は完全に問題外のレベルでした...


トップボードのIvanchuk は終始押していましたが、まさかのブランダーで負け。チームは勝ったものの、すっきりしないでしょう。


個人的に面白いと思ったのは、デンマーク対カザフスタン。結果は2.5-1.5 でカザフスタンの勝利。


インド代表はやはり貫録があります。トルコの若いメンバーを寄せ付けませんでした。

そして次の3R ですが、男子はまた強豪国、北欧のフィンランドを引きました。私はおそらく、4年前に北京で敗れたGM Tomi Nyback との再戦になるでしょう。彼以外もIM ばかりで厳しい当たりですが、上から4人のベストメンバーで、何とかポイントを取ってきたいところです。

そして女子はバルバドスとの対戦。初勝利を誰が挙げるか、楽しみにしています。

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