2018年バツミオリンピアードの開会式
長くブログの更新が滞っていて申し訳ありません。今月始めに、来年ロシアのモスクワで開催が予定されていたチェスオリンピアードは、新型コロナウイルスの影響を受け、中止にすると発表されました。元々は今年の夏開催を来年まで延期する形式でしたが、それでも開催できないとの決断です。代わりに2022年にモスクワ、2024年にブダペストでオリンピアードを開催する予定だと発表されています。
その発表の際に日本で話題になったのは、昨年の夏から今年の秋にかけて決められた、オリンピアードの日本代表がどうなるかということです。そのまま代表内定者がスライドして、2022年まで権利が持ち越しになるのか、新たに代表選考をやり直すのか、これは大きな違いです。今年の全日本選手権で代表権を獲得した私にとっても、関係のあるトピックでした。
本日、NCS から代表内定者に届いたメールによると、少し不明瞭な点はありましたが、代表選考はやり直すと認識できました。今年の全日本選手権で代表権を獲得した私、青嶋くん、Simon を含め、男女10名の代表は白紙に戻されます。オリンピアード代表はなるべく直近の戦績で決めるべきだと思っていますので、2019年の代表選考の結果が2022年まで持ち越されるのはさすがに期間が空きすぎです。代表選考をやり直すというNCS の決断は、私も自然なことだと思っています。こうした代表権については、先日、馬場さんもBehind the Scene で記事にしていますので、そちらもご参照ください。
元々2022年のオリンピアード代表選考からは、これまでと方式が大きく変わる予定でした。それを紹介するのは、また別の機会にしようと思います。ひとまず、現段階では誰にでもチャンスがあると言って良い状況ですので、来年の公式戦も頑張っていきましょう。
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