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2024/01/31

Yokohama Chess Club Blitz Tournament

先週末は横浜まで足を延ばし、横浜チェスクラブ主催のブリッツトーナメントに参加してきました。参加者は計17人で大人が中心でしたが、午前中のこどもチェス教室から続いて参加した小学生たちも複数おり、中には半分以上ポイントを取る子もいました。今夜は4試合目で当たった米満くんとの試合を振り返ろうと思います。
Yonemitsu, K - Kojima, S
Position after 13. h3

13... Nxc3?!


ここはナイトを捌いてから入れ替えるアイディアが良いと思ったのですが、Bc1-Ba3のチャンスを与えるのはいまいちだったようです。h2ポーンにかわされた直後でもあるため、キングサイドへのアタックにこだわらずに13... Bb4=くらいで良かったでしょう。

14. bxc3 Ne4 15. Qc2 Qf6 16. Ne5?


ここはfファイルからのプレッシャーにどう対応するか悩むところですが、このナイトの跳びこみは少し早かったです。16. Ba3! c5! 17. Ne5+/= と進んだ場合、黒マスビショップの交換を避けるために入れたc5ポーンが多少負担となり、本譜との違いが生まれます。

16... Bxe5 17. dxe5 Qg6!

試合中、e1のルークが浮いているためにe5を取っても良いと思っていましたが、これは勘違いでした。17... Qxe5?! 18. Ba3! (18. f3 Qxc3!) 18... Qxc3 19. Bxf8 Rxf8 20. Rac1 こうしてBc1-Ba3を挟んでおけば、白のルークは連結してe1が浮かなくなるため、f2-f3がスレットになります。本譜はダイレクトに白キングを攻める手で、h3をどう受けるか悩むところです。

18. f3?


18. Ba3! Rf7 19. f3 Ng5 20. Bxf5 Nxf3+ 21. Kh1 Nxe1 22. Bxg6 Rf1+ 23. Kh2 Nxc2 24. Rxf1 hxg6 25. Bc5 ならば白は勝負できます。1つ前の分岐の変化もそうですが、Bc1-Ba3がf8のルークへの反撃を作りつつ、ルークを連結させディフェンスしやすくなる妙手でした。

18... Ng5! 19. Bxf5


19. Bxg5 Bxd3 20. Qd1 Bxc4-+ 異色ビショップにする判断もありますが、黒の白マス支配は強力で、白は厳しい戦いを強いられるでしょう。

19... Nxf3+ 20. Kh1 Rxf5!?

ルークを取る変化はどうなのか、時間が足りずに読めませんでした。20... Nxe1! 21. Bxg6 Nxc2 22. Bxc2 Rf1+ 23. Kh2 dxc4-+ この形は白のダブルビショップはさほど働けず、黒のルーク+ポーンのほうが強いようです。本譜は一時的にピースを捨てますが、白キングは不安定でディフェンスが難しい状況です。

21. gxf3 Qg3 22. Ba3?


この試合、勿体ないことに上記の分岐で白は何度かBc1-Ba3のタイミングを逃し、本譜ではあまり働かないタイミングで実行してしまいました。f8のマスを抑えて2つ目のルークの参戦を防ぎたいのは理解できますが、g5のマスから利きを外してしまうほうが危険です。代わりに22. Rf1! Qxh3+ 23. Kg1 Rxf3と指すべきですが、これでも黒はポーンを多く回収し、優位に試合を進められます。

22... Qxh3+ 23. Qh2 Qxf3+ 24. Qg2 Qh5+ 25. Qh2 Qg4!

e4-h1ダイアゴナルでのチェックのチャンスを残しつつ、Rf5-Rh5を準備すればクイーンを取ることができます。

26. Rg1 Qf3+ 27. Rg2 Rh5! 28. Rag1 Rxh2+ 29. Kxh2 g6 30. Rg3 Qe2+ 31. R1g2 Qxc4 32. Bd6 Qxa4 33. Rg4 Qb3-+


クイーンを取り、以下aポーンを進めて勝ちました。この4試合目で単独の全勝者となり、途中危ないゲームもありながらなんとか6.5/7で優勝できました。非公式の大会でも勝てるとやはり嬉しいですね。また次の大会の機会も楽しみにしています。

2023/01/15

こどもチェス大会のお知らせ

2023年初めての投稿です。ご挨拶が遅くなりましたが、今年もよろしくお願いいたします。もう年が明けて2週間経ったんですね。正月休みが終わってからはあっという間でした。

さてタイトルの通りですが、昨年10月に将棋の森で開催し、ご好評いただいたこどもチェス大会を、今年も開催することになった旨をお知らせします。前回同様の形式でカジュアルな大会を開催しますので、チェス好きの小中学生、保護者の皆さんはぜひ参加をご検討ください。

【主 催】 こじなつチェス教室(講師:小島慎也・小島なつみ)
【日時】 2023年2月5日(日) 14-17時
【会場】 将棋の森@吉祥寺 (吉祥寺駅より徒歩4分)
【対象】 小中学生で駒の動かし方が分かる子
【形式】 手の空いた同士で指す将棋大会形式、持ち時間15分+10秒/手
【参加費】 4000円(当日現金払い)
【定 員】 20名
 
細かなスケジュールや、申し込みはこちらのリンクからお願いします。また吉祥寺でチェス好きのお子さんたちと交流できることを楽しみにしております。

2022/08/29

ねこまど チェスルームのご案内

久々にイベントのご案内です。3週間後、9月3連休の最終日に四ツ谷のねこまどでスペースをお借りし、自由にチェスをできるスペースをご用意させていただきます。詳細は以下のリンクからご確認ください。

ねこまど チェスルーム

参加者のレベルは問いませんので、どなたさまもお気軽に足をお運びください。14-17時の時間内、私と妻のなつみはずっとねこまどにいる予定ですので、質問や対局希望なども遠慮なくどうぞ。皆様のお越しをお待ちしております。

2022/04/10

第十一回シモキタ名人戦 Event Information

Twitter では少し前に告知をしていましたが、今月最終日の4/30(土) に下北沢で第十一回シモキタ名人戦が開催されます。シモキタ名人戦は将棋を始め、様々なボードゲームファンが集う屋外イベントです。毎年、下北沢駅前の広場を中心に各ボードゲームブースが出展するのですが、今年は私の妻が中心となってスタッフを集め、チェスが初出展することとなりました。チェスブースではルール説明からフリースペースでの対局、他ブースと協力してのスタンプラリー、物販などが予定されています。

私にとってもこのシモキタ名人戦は思い出深いイベントで、これまで2回足を運び、他のボードゲームファンやプロたちとの交流を楽しんできました。今年はチェスの全日本選手権初日と被ったことで、私自身は足を運ぶことや運営に携わることはできないのですが、例年のように盛況になることを願っています。ぜひチェスブースにも気軽に足を運んでみてください。
各ブースやイベントのスケジュール、場所などはこちらをご参照ください。正午から少しずつイベントがスタートするようです。以下のHP もよろしければ、併せてご覧ください。

第十一回シモキタ名人戦☖4/30(土)開催☗

2019/08/15

Wang Hao Simultaneous Event


一昨日、立川チェスクラブ主催のチェスイベントに顔を出してきました。午前中から午後の早い時間に開催されていた学生大会は、仕事の都合で間に合わなかったため、午後のGM Wang Hao 同時対局からの見学です。Wang Hao とは2016年のIsle of Man の大会で対戦していて縁があり、今年久々の再会となりました。久々に見るWang Hao は20面をゆっくりと回りながら、どのポジションも確実にアドバンテージを広げていました。


Wang Hao (GM, CHN, 2720) - M, R (JPN, 1842)
Tachikawa Simultaneous Event
Position after 15... Qd7

見ていてなるほどと思ったのはこのゲームです。夕食の席でこのポジションについてWang Hao に尋ねると、直前の15... Qd7 が緩い手で、15... Rc8 16. Nc6 ならば白はわずかアドバンテージだったということです。

16. Qc6! Rfc8 17. Qxd7 Nxd7 18. b3!+/-


こうしてクイーンを交換していまい、b2-b3 からc4 のマスを抑えれば、次のNa5-Nc4 がd6 へのプレッシャーを増やすアイディアとして厳しくなります。実際のゲームの進行は、このc4 のナイトをビショップで取ったものの、白がその後でRh1-Rg1-Rg2-Rd2 とルークを振って再びセンターポーンへプレッシャーをかけ、丁寧なポジショナルプレーとエンドゲームテクニックで危なげなく勝ちました。この試合含め、今回の同時対局は白を持ったWang Hao の20戦全勝で幕を閉じています。


カニの足を剥く様子を見つめるWang Hao

夕飯の席ではWang Hao と色々な話をさせてもらいました。彼は中国語、英語の他に日本語も高いレベルでできます。基本的な会話は当然として、日本語のメニューも読むことができるようでした。英語でも話をしましたが、日本語にもきちんと日本語で返してくれたため、とても話はしやすかったです。私が聞いて印象的だったのは、中国の若いプレーヤーたちについて。私たち日本のプレーヤーからすれば、中国の若いプレーヤーは2400-2600の層が非常に厚く、成長著しいように見えますが、Wang Hao からすれば彼らはまだまだとのこと。確かに冷静に考えてみると、Wang Hao のレベルからすれば、Wei Yi 以降、2700のレベルまで到達し、中国代表の枠を争えるような若手が出てこないのは、不満なのかもしれません。日本から見れば、中国の若いプレーヤーはIM, GM タイトルを簡単に取り、人材も豊富に見えますが、トップにいる彼からすれば、それだけでは満足な状態ではないということでしょう。日本も私がジュニアだった頃に比べれば、若く強いプレーヤーは増えましたが、まだ2300-2400のレベルに到達して、日本でトップの座を争うというレベルではありません。中国と日本でレベルの差はあれど、同じような話なのかもしれないと感じました。


Wang Hao はこの20年で来日したGM の中では、Maxime Vachier- Lagrave やNaiditschと肩を並べる世界トップクラスの強豪ですが、それを感じさせぬフランクさで、色々と楽しい話を聞かせてくれました。夕食で最初に隣の席を貰った私はしばらくして中村くんたちと席替えをし、彼らも様々なチェスに関する質問をぶつけられたようです。多くの質問に快く答えてくれたWang Hao、そして彼を招待してくれたシンランさんには深く感謝しています。Wang Hao の残りの日本滞在が彼にとって良いものであることを願うと同時に、また再会できる機会を楽しみにしています。

2019/08/04

Event Schedule in August


懐かしのウィーンへ

今日、3日間に渡る女子選手権とシニア選手権が終了しました。参加者、運営の皆さん、お疲れ様でした。先週末はカデッツとユース選手権もあったため、私はこの2週間の週末、生徒たちの試合を見に大井町へせっせと足を運び、多くの気持ちのこもったゲームに目を通してきました。見学だけでしたが、色々と面白い発見もあった2週間でした。

そして5日後の金曜からはジャパンチェスクラシックが始まり、いよいよ私が試合をする番です! 今夜は私が今月参加する大会、イベントをご紹介します。

8/9-12 ジャパンチェスクラシック


NCS 主催の大会は、全日本選手権以来の参加です。昨年までジャパンリーグとして開催されていたこの時期の大会は、今年から名称がジャパンチェスクラシックへと変更になりました。4日間で7試合のFIDE公式戦は従来通りです。この記事を書いている時点で申し込みは44名で、もう少し増えないかと期待しています。参加申し込み締め切りは8/5 20時ですので、明日の夜までです。まだ申し込んでいなかったというかたは、駆け込みでも大丈夫ですのでお忘れないように!

ジャパンチェスクラシック大会要項
ジャパンチェスクラシック、エントリーリスト

8/13 第2回学生ラピッドトーナメント&特別イベント


私が普段お世話になっている立川チェスクラブでも、クラシック明けの13日、大会とイベントが開催されます。大会は学生と銘打っていますが、学生でなければ入賞の資格がないだけで、大会の参加自体は誰でもできるそうです。こちらは公式戦ではありませんし1日だけのイベントですので、クラシックよりも気楽に参加できると思います。

そしてこのイベント内でさらに開催されるのが、GM Wang Hao との同時対局イベントです。Wang Hao と言えば、中国のトップGM の1人で、8月のレイティングでは世界31位にランクインしています。これまで日本に招待されたGM の中でも、トップクラスの大物であることは間違いありません。今回の招待とは関係ありませんが、私も2016年のIsle of Man のトーナメントで対戦しています。私はこちらの大会、同時対局には参加しませんが、せっかくWang Hao が来日するということですので、会場には顔を出せればと思います。

第2回学生ラピッドトーナメント&特別イベント要項

8/17-25 Vienna Open


そして8月の海外大会は、オーストリアの首都、ウィーンで開催されるVienna Open です。この有名な大会にも、いつか参加してみたいと思っていました。9試合のFIDE トーナメントで、GM の参加状況からもノームチャンスは十分ありえます。久々のヨーロッパでのハイレベルなトーナメントですので、結果を出せるよう頑張ってきます。

Vienna Open Entry List

2019/04/16

Tachikawa Chess Festival Event Report


こちらのブログでも再三告知していた立川チェスフェスティバルは、昨日無事に開催されました。ぎりぎりまで各プログラムとも参加者数が読めませんでしたが、直前、そして当日の申し込みもあり、どのプログラムも盛況と言って良い状況だったと思います。私が担当した午前のレクチャーは13名参加で、いっぷくで定番の大盤解説+2人1組1ボードスタイルで行わせていただきました。初めてのかたも複数いましたが、いつものように難しくとも楽しめるレクチャーを目指して、2時間精一杯やらせていただきました。参加者の皆さんに楽しんでいただけたのであれば何よりです。


レクチャーと同時並行で行われたもう1つの午前のプログラムは、Tuさんによる目隠し同時対局です。Tuさんはアイマスクをして盤面を見えないようにし、対局者が指した手を聞いて、それに指し手を口頭で返します。こちらもレクチャーと同じ13名の参加者となり、長いゲームで3時間近く続きました。結果はTuさんの7勝4敗3ドローだったそうで、これまでの彼の目隠しイベントに比べれば勝率は落ちたものの、それでも素晴らしいパフォーマンスであったことには間違いありません。


Tuさんの目隠し同時対局が終わり次第、入れ替わり同じ部屋13時過ぎからスタートしたのは、青嶋くんにとって初めての同時対局です。こちらも直前に参加申し込みがどっと増え、参加者14人での開催となりました。こちらは持ち時間なしで、1週するごとに互いに1手ずつ指していきます。参加者の中でレイティングトップだった東野さんこそ白星をあげたものの、青嶋くんは残りの対局を全て勝ち切り、しかも早く終わった参加者には2局目も行ったとのことです! 2局目も全部勝ったとのことなので、いったい全部でいくつ勝ったんでしょうか...

ちなみに今回のゲスト3人と運営スタッフは、トップの写真にある1. e4! と描かれた立川チェスクラブオリジナルシャルを着てイベントに臨みました。同時対局前にこれを初めて見た青嶋くんは、初手e4 限定かと思ったようです(笑) 確かにこれで他の初手は指しづらいですね。


そして午後のもう1つのイベントは、25分+1手10秒、4R の早指し大会です。こちらは定員の30名に事前に達していましたが、当日1人キャンセルで29人での開催となりました。約30人で4R だと全勝が複数人出ることもありえましたが、2,3R から上位がポイントを落とすボードがちらほらあり、最終的にはドイツのFrankさんが4P で単独優勝。次いでベトナムのLuuさんが3.5P、インドのAkhilさんが同じ3.5Pで、2位3位という結果になりました。実力よりもレイティングが低くついていたり、レイティングの無い実力者が交じっていたため、早いラウンドから面白い勝負があったのも、大会としては見ごたえがありました。3名の入賞者の皆さん、おめでとうございます! 結果は以下のサイトでも確認できます。

Tachikawa Chess Festival Rapid Tournament Final Standings

今回、すべてのプログラムをあわせて50名を超えるかたに参加していただき、盛況なイベントになったこと、とても嬉しく思っています。大会、同時対局、レクチャーなどが複数同時に行われるチェスイベントは運営も大変で、まだ日本でも珍しいと思いますが、今後はこうした形式も増えていくと良いですね。今回のイベント、私は少しのお手伝いだけで、主催者の立川チェスクラブ代表のシンランさん、そして妻のなつみが主にイベントの企画、実施までの運びを数か月に渡り行ってきました。そしてこれだけの参加者が集まった経緯として、千葉、白金、麻布学園、TICC など、複数のチェスクラブのご協力がありました。私としてもこのイベントでとても楽しませていただきましたので、成功の支えとなった皆さんに再度感謝致します。

2019/04/07

Tachikawa Chess Festival Event Information


立川チェスフェスティバルまで1週間となりました。午前中、Tuさんの目隠し同時対局は10名の枠までもう少しだそうですが、他の3つ、私のレクチャー、青嶋くんの同時対局、ラピッド大会はまだ枠に余裕があります。今からでもエントリーは遅くありませんので、来週末の14日(日) 午前、午後のどちらかだけでも、都合のつくかたは立川まで足をお運びください。もちろん見学だけでも大歓迎です。

また遅くなりましたが、午前中に行う私のレクチャーもテーマを発表させていただきます。


White to move

【日時】 2019年4月14日(日) 10:00~12:00
【会場】 立川女性総合センターアイム5F(最寄駅:立川駅)
【形式】 レクチャー+質疑応答
【テーマ】 Fantasy on the Board
【参加費】 2000円
【申し込み】 Tachikawa Chess Festival Registration Form

立川でのレクチャーテーマは、盤上のファンタジーにします。例として出している局面はあまり実戦的ではないパズルですが、もちろん実戦からも面白いポジションをご紹介しようと思います。事実は小説より奇なり、はチェスにも通じると言えるでしょう。

上のTachikawa Chess Festival Registration Form のリンク先からは、レクチャーだけでなく他の目隠し、同時対局、大会の申し込みも可能です。他にも、以下のイベントページにあるメールアドレスに連絡していただいても、イベントへの登録が可能です。また大会については、Chess Results にすでにアップされています。こちらでもエントリーリストをご確認ください。1週間後、立川で皆さんとお会いできること、楽しみにしています。

Tachikawa Chess Festival

2019/03/16

Tachikawa Chess Festival on 14th April


イベントまで1か月を切りましので、こちらでも告知させていただきます。普段、私が子供たちの指導を行っている立川チェスクラブで、4月14日(日) にイベントを開催します。午前午後に分かれて色々なプログラムが企画されていますので、1日チェスを楽しみたいかたも、午前午後どちらかだけしか時間のないかたも、是非立川に足をお運びください。イベントの内容はリンク先や上の画像にもありますが、私からも補足してまとめさせていただきます。

9:45~ 目隠し同時対局 by CM Thanh Tu Tran

千葉のチェスクラブではすでに何回か行われている、Tuさんによる目隠し多面指しイベントです。持ち時間は90分指し切りで、10面まで指すとのことです。ただの多面指しだけでも大変なのに、目隠しをしたうえ、持ち時間まで設定するとは... なんでTuさんはそんなことできるんでしょうか(笑) このイベントは最も席数が少ないため、Tuさんによる驚きのパフォーマンスを体験されたいかたは、お早めに申し込まれることをお勧めします。

10:00~12:00 チェスレクチャー by IM Shinya Kojima

私の午前担当はチェスレクチャーです。池上や清澄白河ですでに私のレクチャーは体験済みのかたが多いかもしれませんが、いつものように皆さんにチェスって面白い! と思っていただけるような内容をお届けしたいと思います。こちらは席数の上限は30名です。

12:45-18:15 早指しチェス大会

午後は、持ち時間25分+10秒、4試合の大会が開催されます。こちらはレイティングと関係のない非公式戦です。NCS に入会されていないかたも、レベルを問わず気軽にチャレンジしてみてください。人数の上限は30名です。私もプレーしたいところですが、ペアリングなどの運営のフォローをさせていただくことになっています。皆さんのアツい戦いを見られることを楽しみにしています。

13:00~ 同時対局 by FM Mirai Aoshima

そして早指し大会と同時並行で行われるのが、青嶋くんによる初のチェス同時対局です。席数の上限は20ですね。午前のTuさんとは違い、対局者の青嶋くんは盤面を見るかわりに、対戦相手の数は倍となります。こちらも普段の対局とは違った雰囲気のイベントで面白いと思いますので、強い人と1局のみを希望されるかたは大会ではなくこちらを選んでみてください。

13:30-14:30 ミニゲーム

こちらは参加費無料で遊べるチェスのコーナーです。人との対局はちょっと緊張するというかたは、こちらでもう少し気楽にチェスに触れてみると良いでしょう。

時間の都合上、Tuさんの目隠し+ 私のレクチャーや、大会+ 青嶋くんの同時対局といった組み合わせはできません。午前午後ともに参加されるかたは、目隠し+ 大会や、レクチャー+ 同時対局といった組み合わせとなります。参加費は無料のミニゲーム以外、全て1つ2000円で、2つ参加される場合は500円引きの3500円となります。全てのイベントは見学自由ですので、参加せずともふらっと遊びに来てください。4/14 に立川で皆さんとお会いできること、楽しみにしています。その他の情報や、申し込み、問い合わせなどは以下のリンク先をご参照ください。

Tachikawa Chess Festival イベント概要

2018/11/28

Scholastic Chess Tournament

先週から各所で告知されているイベントについて、私のブログでも紹介させていただきます。私がお世話になっている立川チェスクラブで、12月に学生向け大会が開催されます。以下、大会の概要です。

期日 2018年12月9日(日曜日)
会場 立川女性総合センターアイム5F(立川駅北口徒歩5分)
対象者 大学院生以下
参加費 2300円
試合方式 スイス式6回戦(25分+1手10秒)

その他の詳細は以下のリンク先からご確認ください。

Scholastic Chess Tournament(JCA Official Rated)

今回のイベント告知で、初めて立川にチェスクラブがあることを知ったかたも多いと思いますので、私からも補足をしておきます。立川のチェスクラブは普段は小学生を中心として月に2回ほど集まっており、私とAlex が指導をしています。私が9月以降、海外遠征で顔を出せなくなってからは、妻のなつみや山田明弘さんに子供たちの面倒を見てもらっています。

今回が立川チェスクラブとしては初の対外イベントとなりますが、きちんとNA の資格を持つ人が運営をしますし、しっかりした大会になると思います。私も遠くハンガリーから、多くの参加者が楽しめることを願っています。まだお申し込みでない学生さんは、是非参加を検討してみてください。

2018/10/14

Global Chess Festival 2018


昨日は試合前、アンダンテのお客さんを誘ってJudit Polgar 主催のチェスイベント、Global Chess Festival へと足を運んできました。イベントの様子は、棋譜解説とは独立させ、別記事でお届けしようと思います。以前はPolgar Chess Festival という名称でしたが、近年Global Chess Festival へと変更されたこのイベントは、私にとって5年ぶり3回目の参加となります。今年は夜景で有名な王宮の隣に建つ、Hungarian National Gallery が会場です。


アンダンテを出たのは朝9時半頃で、この日はイベント参加のために前夜に試合準備を終えていました。私は今回の滞在ではバス、トラム乗り放題の一週間券を買っていますが、チケットを持たない同行者がいたため、この日は王宮まで歩いて向かいます。ブダとペストを結ぶ橋の中でもっとも有名なくさり橋は、以前と変わらずライオンに守護されていました。


王宮はくさり橋を渡った小高い丘の上にあり、えっちらおっちら坂と階段を上ります。National Gallery 前に着いたのはオープニング予定の10時を多少過ぎたころでしたが、どうやら開場が遅れているようで、30分過ぎまで待たされました。


待ちくたびれたお客さんのための... ではないでしょうが、騎兵隊のパフォーマンスを見ながら時間をつぶします。


ようやく入場。Hungarian National Gallery はその名の通り美術館で、普段通りの絵画の展示も行われています。チェスのイベントを開催中だと知らずに、美術品鑑賞目的で来てイベントに驚いているお客さんもいるようでした。


最初に見つけたチェスイベントコーナーはこちら。ボードになっている台紙と、白黒それぞれの粘土を渡された子供たちが、思い思いの形のチェスピースを作っています。チェスピースは6種類と多すぎず、それでいて特徴的な形をしていますので、こうしたコーナーは子供たちが喜びそうですね。


11時からはPolgar3姉妹の次女、Sofia による同時対局イベントがスタートします。主催はJudit ということになっていますが、実質的には以前同様、3姉妹のイベントですね。


同時対局を上の階から見るとこんな感じです。数えてみると23面指しですね。2時間きっかりで全てのボードが終わり、参加者はボードにサインをもらって記念に持って帰っていました。


こちらはチェスのケーキ! 私が滞在していた時間には叶いませんでしたが、おやつ時に切ってお客さんに振舞われたでしょうか。


こちらは包み紙がチェスピースになっているチョコレート。このピースのデザインは、このフェスティバルでお馴染みのものです。


Judit のサイン会に詰めかけているのは、ブダペストの学校、地域のチェスクラブの子供たちでしょうかね。皆さん、年に一度のこのイベントを楽しみにしていたことでしょう。


Photo with Judit は何のコーナーかと思えば、記念撮影用Judit の等身大パネルでした(笑)


こちらでは珍しいペアチェストーナメントの真っ最中でした。ここでルーマニアの女子代表、そしてなによりチェス写真家として有名な、Alina L'Ami と顔を合わせて挨拶してきました。オリンピアードにも参加していたことを覚えていてくれたのは嬉しかったです。


これは3姉妹の肖像画? いえいえ、レゴブロックでの作品です。


こちらの体験コーナーでは、チェスにRPG要素を加えたチェスアプリ、CHESS RAIDERS が紹介されていました。私も先程、インストールしてみましたが、対戦機能、問題機能と子供用のチェスアプリとしてはとても充実していると思います!


ここでやっている遊びは何か、しばらく観察してようやく理解しました。6種類のチェスピースを6面にしたサイコロを振り、出た相手のピースにボールをぶつけて倒すゲームでした。もはやなんでもありですね(笑)


レゴブロック、CHESS RAIDERS、ボール当て、他に初心者用ピースの動かしかた講座などを行っていたのは、開放感あふれる吹き抜けの最上階エリアです。


昼食休憩で少し抜け、戻ってきたときに発見したのがこちらのトーナメントエリアです。私も14時からの試合が無ければ参加したかったですね。こちらの会場近くでは、ハンガリー代表、Zoltan Almasi とも会って挨拶してきました。不覚にも記念撮影を忘れてしまいました。

今年のGlobal Chess Festival に顔を出せたのは、午後1時頃までの2時間と少し。もっと時間に余裕があれば、Judit の同時対局をはじめ、他のイベントも見学したかったですね。それでも、チェスプレーヤーとして5年ぶりにこのイベントを満喫できたこと、とても幸運に思います。

2017/11/07

Simultaneous Event in Nagoya Event Information


昨年の函館での同時対局の様子

名古屋オープン後、情報解禁となりましたので、こちらのイベントについてお知らせします。来年は東海地方にチェス組織が誕生して50周年となり、その記念イベントの第一弾を任されることになりました。名古屋チェスクラブ主催のもと、私と妻の2人で同時対局を行います。年明け早々のイベントではありますが、ぜひ足をお運びください。

日程: 2018/1/7(日) 13時スタート
会場: 東桜会館(最寄り駅、新栄町)
イベント形式: 同時対局
参加費: 3000円 (WCM 同時対局1500円)
申し込み締め切り: 2018/1/6(土)

詳しいスケジュールや申し込み先などは、以下のリンクからご確認ください。私たちにとって初となる名古屋での同時対局、とても楽しみにしております。それでは、よろしくお願い致します。

チェスマスター同時対局イベント

2017/07/10

Chess Meeting with GM Robert Hess


昨日はアメリカから来日中のGM Robert Hess とチェスをする機会を設け、短い時間ではありますがチェス交流会を行ってきました。91年生まれのHess は、元日本代表でFM でもある、上杉晋作くんのアメリカでの同級生で、ドレスデンオリンピアードではアメリカ代表も務めています。その縁で、来日を知った晋作くんのお父さんがコンタクトを取ってくれ、今回の企画が実現しました。急な呼びかけにも関わらず、集まってくれたIVL のメンバーにも感謝します。

今回、3時間という限られた時間でしたので、集まった6人で白黒両方での総当たり戦、3/2 のブリッツでダブルラウンドロビン、10ゲームという内容になりました。Hess は初戦から白星の山を築き、日本のトップ勢を圧倒していきます。私は白番で悪くないポジションにしましたが、気が付くと時間落ち... 他のメンバーや、ラウンドロビンとは別枠で指した南條くんも、良いゲーム展開になることもあるものの、逆転や時間落ちで負けとなりました。


最終結果はこの通り。Hess は私たち相手に白黒全勝でした! 私も普段、オンラインでブリッツは指すものの、オフラインで3/2 をここまで真剣にやったのは久々で、GM とは経験が違うと感じました。Hess は途中で時間を使うポジションがあっても、要所要所で判断が早く、そして時間が決して落ちません。アメリカの大会では、クラシカルの合間にブリッツの大会が開催されることが多く、アメリカのプレーヤーは日本のプレーヤーよりも、圧倒的にブリッツに慣れています。もちろん、序盤の知識やテクニックもGM ならではのものでした。


もっと長い持ち時間の試合をすれば、それはそれでGM としての技術を見せてくれたことでしょう。それは次の機会の楽しみにしておきます。休暇中に私たちの呼びかけに快く応じてくれたHess と、コンタクトを取ってくれた上杉さんに深く感謝いたします。今回集まれなかったメンバーも、また次回、マスターとの企画ができた際は交流ができると良いですね。

2017/05/20

麻布PTA講演会


今日は昼過ぎから、母校の麻布学園のPTA総会内で講演会を行ってきました。「Shinya Kojima 麻布を語る」と銘打たれていると、なかなか気恥ずかしくもありますが、後輩の親御さんと後輩たちを相手に1時間半、精一杯お話しさせていただきました。2014年には慶應義塾大学でも講演会に出席させていただきましたが、あの時は羽生さんら他の登壇者もおり、100人規模の講演会を1人で担当するのは今回が初めてです。緊張はしましたが、よく知る麻布での講演会ということで、自分とチェスの関り、現在の仕事のこと、学生時代の過ごし方などを中心に喋り、思っていた以上に楽しい時間を過ごすことができました。

講演会終了後もPTA と麻布チェス部の現役生からそれぞれ花束を頂いたり、打ち上げの席で恩師とお話しできたりと、とても満足な1日でした。半年前に今回の講演会について提案された際は、自分にできるだろうかと不安もありましたが、終わってみれば引き受けて本当に良かったと思えるものでした。今日、麻布の足を運んでくださった保護者と、総会の運営を取り仕切られたPTA の皆さん、そして試験前に忙しい時間を縫って講演を聞きに来てくださった先生方には、心から感謝しています。また別の機会にも、こうしてチェスのこと、自分のことをお話しできればと思います。

2015/11/09

頭脳スポーツ in 菰野 Event Report


イベント冒頭のトーク Photo by Oishi

昨日は予定通り、三重県菰野町での頭脳スポーツイベントに参加してきました。将棋、囲碁、チェスのプロ棋士がそれぞれ呼ばれ、子供たちと交流を行い、その楽しさを知ってもらうことを目的としたイベントです。将棋は豊川七段と室谷女流二段、囲碁は後藤九段と囲碁指導インストラクターの稲葉さん、チェスは私と元女流アマ名人の山口さんが担当しました。

菰野町までは名古屋から車で一時間と少しです。元NHKアナウンサー、中林さんの司会の下、13時からイベントがスタートしました。最初は招かれた6人がそれぞれ、自身の担当する頭脳スポーツで、どのような国際交流が行われているかというテーマでトークを行いました。こうした話題は、チェスプレーヤーがお手の物だと思っていましたが、さすがに皆さん、イベント慣れしている様子でしたね。子供の興味を引くような話をスラスラとしていました。子供たちからの質問にも応対していると、30分のトークはあっという間です。


トークが終わると、短い休憩の後、チェスのレッスンと同時対局が始まります。参加してくれた子供たちのうち(大人も一部いますが)、チェスのルールを知っているのは2名だけでしたので、駒の動かし方から説明を始めます。大人数の子供たちにチェスのルールを説明するのは久々で、使える時間も短く、大変ではありましたが、山口さんや名古屋チェスクラブメンバーのフォローのおかげで、なんとかこなすことができました。

同時対局は12面で、久留米、北千住を上回り、今年最多です。1時間という時間の中で、2ゲーム目に入る子もいれば、最後まで粘って好ゲームを指す子もいました。この日、初めてチェスを指す子がほとんどとは思えないほど、皆さん、きちんとプレーできていたと思います。これをきっかけに、チェスへの興味を今後も持ち続けてもらえれば嬉しいです。

正直な話、チェスを初めて取り入れた今回のイベントで、チェスを希望する子供たちがどれだけいるのか、心配でもありました。ところが蓋を開けてみれば、チェスも定員の希望者が集まり、多くの子供たちにチェスを楽しんでもらうことができました。イベント後に「将棋を選択したけど、チェスもやってみたかった」と参加者からメッセージをいただいたり、運営陣から「チェスはとても盛況でしたね」と声をかけていただきました。半年前にこのイベントへの誘いをいただき、不安がありながらも、思い切って参加を決めたこと、本当に良かったと思っています。ただし、予想以上にサインを求められたこと、将棋、囲碁棋士がとてもサインに慣れていることには驚きました。今後、このようなイベントで焦らないようにするため、もう少し綺麗にサインを書けるよう練習をしてきます(笑)


イベント後の懇親会は四日市市の日本料理屋にて。てんぷらや串揚げ、和牛の鉄板焼きなどをいただきました。店主に鼻笛という珍しい楽器を演奏していただいたり、将棋、囲碁の世界の話を聞かせていただいたり、楽しい時間を過ごさせていただきました。今回のイベントでは、三重で活動するイベント運営陣の皆さん、そして名古屋チェスクラブのメンバーに大変お世話になりました。この場をお借りして、お礼を申し上げます。今回お知り合いになることができた、将棋、囲碁棋士の皆さんとも、再会できる機会を楽しみにしています。

2015/10/24

Various Chess Events in Autumn 2015


三重県菰野町の街並み Wikipedia より

10月も終わりが近づき、今年も残すところ2ヶ月ほどとなりました。今年のこの時期は様々なチェス大会、イベントが各地で開催される予定です。私が参加しないものも含め、今日はそれらをご紹介しようと思います。

10/18-25 1st Asian University Chess Championship


北京で開催されていた大学生の大会は、昨日最終戦が終わりました。9月の半ばにJCA から急に大会の存在を知らされ、急いで希望者を募るのは大変でしたが、4名の日本人プレーヤーは大きなトラブルもなく、無事に試合を終えられたようで一安心です。明日の帰国まで、皆さん気を抜かないでくださいね。

今回は第1回大会ということで、参加国は中国、日本、韓国、インドネシア、スリランカ、モンゴルとアジアの数か国に留まりました。男子の優勝はインドネシアのトップGM Megaranto、女子は中国のNi ShiQun です。Chess News にも早速記事が出ていたので、こちらもチェックしてみてください。

1st Asian University Chess Championship Chess News

10/24-11/6 World Youth Chess Championship 2015


そして北京と入れ替わりでスタートするのが、ギリシャのハルキディキで開催されるWorld Youth です。Chess Results では、各セクションにエントリーしているプレーヤーもチェックできますので、トップボードのライブゲームと共に、結果も随時追っていくつもりです。

今年の日本勢は、海外からの参加も含めて11名と過去最多。U18 からU8 まで各セクションに参加する子供たち、頑張ってきてください。自国、他国ともに多くのプレーヤーと交流し、良い経験を積めることを期待しています。

World Youth Chess Championship 2015 Official HP
World Youth Chess Championship 2015 Chess Results

11/7 頭脳スポーツ in 菰野


そして私が参加してくるのは、三重県菰野町で2週間後に開催される、こちらの子供向けイベントです。囲碁、将棋のイベントとして、菰野町で恒例だったそうですが、今年はチェスが新しく追加され、私が参加することとなりました。私にとっては、囲碁、将棋のプロ棋士とご一緒させていただく初めてのイベントで、とても楽しみにしています。三重の皆さん、よろしくお願い致します。

頭脳スポーツ in 菰野

他にも紹介したいイベントがありましたが、少し長くなりすぎそうなので、ひとまずこの3つにしておきます。明日は公開されたばかりの、新しい国内レイティングについての記事を出すつもりです。

2015/07/22

Talk Event and Summer Open Tournament Report


IVL のレポートで止まっていましたが、先週末の3連休は日曜、祝日も各所に顔を出してきました。日曜日は告知していた通り、池袋のコミュニティカレッジでのトークイベントです。月刊少年マガジンで連載中のチェスコミック、盤上のポラリスの世界を通し、チェスの魅力を紹介するという今回の企画は、6月に講談社へと持ち込まれたものでした。まさか、私がメインのスピーカーを引き受けることになるとは思っていませんでしたが、皆さんの前で1時間半、チェスについて語った時間は、私にとって非常に良い経験になったと思います。主催のコミュニティカレッジ担当者の新井さん、聞き役を務めてくださった小田さん、そして会場にお越しくださった皆さんに、あらためてお礼を申し上げます。


Levitsky - Marshall, Breslau 1912
Black to move

イベント内では、トークだけでは子供たちが退屈してしまうので、プロジェクターでこうした局面を見せ、手を考えてもらいました。子供たちは私の予想よりもずっと、積極的に手を挙げて答えてくれましたね。3年前にブダペストで参加した、Polgar Chess Festival で、Judit を相手に、子供たちが我先にと手を挙げていたことを思い出しました。


来場者には、こうしたオリジナルイラストが配布されました。原作と作画のお二人のサイン入りということで、ファンには嬉しいサービスですね。さらにサイン入りチェスセットや色紙は、これから抽選で当選者が決まる予定ですので、こちらも楽しみにお待ちいただければと思います。回収したアンケートも、次回のイベントをさらに魅力的にするために、活用させていただきます。


一夜明けた月曜日は、蒲田で開催されていたサマーオープンに顔を出しにいきました。4連勝の後でLin くんに敗れた弘平くんは、崩れずに最終戦をしっかり勝って、5勝1敗での優勝を決めました。IVL でのリベンジとなる、青嶋くんとの再戦がなかったのは少し寂しかったですが、何はともあれ弘平くん、久々の優勝おめでとう!


弘平くんと同様に、IVL に続いて試合に参加した青嶋くんは、初戦で逢阪くんに負けた後、3勝2ドローと星がそこまで伸びず、3位に終わっています。今年の全日本選手権で5位に入賞した、現在日本で最も強い(かもしれない)ジュニアプレーヤー、Lin くんとの最終戦は見ごたえがありました。こうした若いプレーヤーたちの台頭も、これから期待したいと思います。

私自身もサマーオープンに2bye で参加しようかとも考えていましたが、さすがにスケジュールがきつくて断念しました。試合をしなかった分、月曜日は皆さんのゲームにゆっくり目を通し、面白いポジションもいくつかチェックすることができましたし、生徒たちのプレーも見ることができました。今週金曜から開催される、全日本ジュニア選手権、シニア選手権、小学生選手権の3大会にも、私の生徒が参加しますので、3日間、私も蒲田の会場にいるつもりです。参加者と、会場に来る予定の皆さんは、今週もよろしくお願い致します。

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