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2013/11/04

Serbian Night 9th round - The Final Night -


午前6時のブダペスト東駅前

ノビサドから6時間列車に揺られ、今朝再び、ホームのブダペストに戻ってきました。ブダペスト東駅に向かう夜行列車の一番安い二等車は、途中まで廊下の補助席に座らなければいけない混雑ぶりで大変でした(笑) やはり次回は確実に席の確保できるバスを利用することにしましょう。それでは最終戦のゲームを振り返りつつ、今大会のまとめ記事としようと思います。

Tesanovic, R (SRB, 1837) - Kojima, S (FM, JPN, 2344)
Memorijal Milja Vujovic GM (9)

1. c4 c6 2. Nc3 d5 3. e3 Nf6 4. Nf3 Bg4!?



4... g6 をいつもは指していますが、この日は少し気分を変えてみます。

5. cxd5 Bxf3 6. Qxf3 cxd5 7. Bb5+ Nc6 8. d4 e6 9. O-O Rc8 10. Bxc6+ Rxc6 11. Bd2 Bd6 12. e4!?


私は12. Rac1 ぐらいをメインに考えていました。IQP にするかしないかで、ポジションの性質は全く変わってきます。

12... dxe4 13. Nxe4 Nxe4 14. Qxe4 O-O 15. Rac1 Rxc1!?



15... Qb8!? と指すのも考えましたが、cファイルを取らせてもd4 の弱点さえ残せれば勝負にいけると思い、 シンプルにルークを交換します。

16. Rxc1 Qd7 17. Re1?!


ルークがeファイルでできる仕事は何もありません。14. Bf4 Bxf4 15. Qxf4 Qb5! でまだ勝負はわからないと考えていました。

17... Rd8 18. Bc3 h6 19. g3 Be7 20. h4 Bf6 21. Kh2?! b6?!


ここは一度b7 を受けておいてからd4 を取ろうと思いましたが、よく見ればf2 が当たるので、すぐにポーンを取ってOK でした。

22. a3 Bxd4! 23. Rd1 e5



ポーンを取った黒は、ここからどう進めれば勝ちの可能性が高いエンドゲームに持ち込めるかを考えます。

24. Kg2 f6 25. Qd3 Qc6+ 26. f3 Rd6 27. Rd2 Kh8 28. h5


なかなか嫌な手です。互いに黒マスビショップが残っているため、黒マスにポーンを固定されるとエンドゲームが難しくなる可能性があります。

28... Qd7 29. g4?! Bc5!



黒は面倒だったピンを外したうえで、駒を交換して勝ちのエンドゲームに移行します。

30. Qc2 Rxd2+ 31. Qxd2


31. Bxd2 Qd4!-+ ならば、白のキングはディフェンスが難しいでしょう。

31... Qxd2+ 32. Bxd2 Kg8



この同色ビショップが確実に勝てるのかどうか、29... Bc5 を指す前に前に読み切る必要があります。f6-f5 とポーンを突くアイディアが見えれば、後は簡単でしょう。

33. Kf1 Kf7 34. Ke2 Ke6 35. Kd3 f5! 36. Ke2?


h5 のポーンがターゲットになりますが、まだ36. gxf5+ のほうが粘れそうです。

36... fxg4 37. fxg4 Kd5-+



キングの位置の優劣がはっきりしました。あとは問題ないでしょう。

38. g5 hxg5 39. Bxg5 Kc4! 40. b4 Bd4 41. Kf3 Kd3


パスポーンを進める準備ができた黒に、対抗できるすべはありません。

42. Bh4 e4+ 43. Kf4 e3 44. Kf3 Bc3 45. Kf4 e2 46. Kf5 e1=Q 47. Bxe1 Bxe1 0-1



こうして最終戦を無事に白星で締めくくり、初めてのセルビアでのトーナメントが終了しました。レイティングはマイナス7 ですが、なかなか貴重な体験ができたので、ブダペストから足を伸ばした甲斐はあったと思います。

R1 10/29 17:00 Bodiroga, P (IM, SRB, 2387) - Kojima, S (FM, JPN, 2344) 1/2-1/2
R2 10/30 10:00 Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Sredojevic, I (FM, SRB, 2402) 0-1
R3 10/30 16:30 Stankovic, M (SRB, 2408) - Kojima, S (FM, JPN, 2344) 1/2-1/2
R4 10/31 10:00 Dimitrijevic, A (WFN, BIH, 2263) - Kojima, S (FM, JPN, 2344) 1/2-1/2
R5 10/31 16:30 Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Rudakov, A (RUS, 2362) 1/2-1/2
R6 11/01 16:30 Dobrov, V (GM, RUS, 2528) - Kojima, S (FM, JPN, 2344) 1-0
R7 11/02 10:00 Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Kostic, V (GM, SRB, 2436) 1/2-1/2
R8 11/02 16:30 Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Milivojevic, M (SRB, 1557) 1-0
R9 11/03 10:00 Tesanovic, R (SRB, 1837) - Kojima, S (FM, JPN, 2344) 0-1



最終戦が終わって周りを見渡してみると、まだ残っているボードが3つほどあり、中でも白熱していたのはMilivojevic, J (私が8R で対戦した少女の姉) - Stankovic のゲームでした。今大会、最もIM ノーム獲得に近いと思われたStankovic は、9R で1800台にヒットしたことで、対戦相手の平均レイティングが基準を切るという不運に見舞われます。(あと平均が5高ければ、最終戦に勝ってIM ノームでした。) ところが平均レイティング云々ではなく、Stankovic はまずいポジションに追い込まれます。


Milivojevic, J (SRB, 1897) - Stankovic, M (SRB, 2408)

このポジションで白は残り数秒。唯一勝ちになるのは1. Ba5! ですが、彼女はこれを見逃し、ゲームはドローに落ち着きました。この直前のポジションも私の考えとは違って形勢が二転三転していたようですが、なにはともあれStankovic にとっては救われたゲームです。しかし、私の対戦相手もそうでしたが、2300, 2400 クラスでも、黒で1800 に勝つのはそう簡単ではないですね。

そして私にとってもう1つ印象的だったのは、2番ボードのOmorjan, D (SRB, 1665) - Drazic, S (GM, SRB, 2472) のゲームです。2002年生まれの少年、Omorjan は序盤から押しに押してSinisa 相手にピースアップとなりましたが、そこからGM の地力で大逆転、黒の勝ちとなりました。ただ上位のプレーヤーが逆転しただけというならば、日本でもありそうな話ですが、Omorjan は試合後に号泣し、親や周りのプレーヤーに慰められていました。おそらく単に負けたことではなく、人生で初めてGM に勝つチャンスを逃したことが悔しいのでしょう。こうした強い気持ちは、私も忘れてはいけないと思います。(私もDobrov に負けて号泣すれば良かったか...)


大会終了後はSinisa にブリッツ大会に誘われ、2時間で7R 程のミニトーナメントに参加してきました。Sinisa に勝ったのは良かったのですが、Sredojevic, Stankovic, Dobrov に負けて4勝3敗の5位に終わりました。最終戦1B のDobrov 戦は、勝てば逆転優勝のチャンスがありましたが、ポーンエンディングへの理解が足りていませんでした。


Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Dobrov, V (GM, RUS, 2528)
Position After 40... Rd8

41. Rd2?


このポーンエンディングは問題ないと思ったのが勘違いでした。

41... Rxd2 42. Kxd2 Kc5 43. Ke3 a5 44. e5 fxe5 45. fxe5 a4 46. e6 Kd6 47. Kd4 c3 48. bxc3 b3 0-1



Oh... Breakthrough... 代わりに愛弟子Rudakov には、きっちり勝ったので良しとします。ラウンドロビンを7試合、スイス式を2試合、そしてブリッツを7試合で、今回のチェスのスケジュールは完全に終了です。


大会初日にも見た路上ペインターの作品。これだけ並んでいると壮観です。やっぱり買っても良かったかな~。


こちらはセルビアの宿泊証明書。こちらをゲットせずに出国しようとすると、列車内で捕まって罰金、もしくは家庭裁判所送りになる可能性があります。チェックなんかされなかったよ~という声もよく聞きますが、私の友人は昨年6月にひっかかりました。用心のために持っておき、何もなければ話のタネにするのが良いかと思います。セルビアに行く予定のある皆さんはご注意を!


ブリッツ大会が終了したのが午後4時。ブダペストの戻る夜行列車が出るのが午後11時半です。7時間半も暇でしたが、周りを歩いてまだ見ぬ教会をチェックしたり、駅に戻るルートを確認していたり、お土産を考えていると時間はあっという間に過ぎ、ノビサド最後の夜は更けていきました。前日、土曜日の夜に比べると、少し人通りが少なかったようにも感じます。

昨年6月にベオグラードに行った際は、Misha の隠れ家に半軟禁状態だったので、(ベオグラード中心地からは少し離れており、夜出歩いてはいけないと言われていました。) 1人でゆっくりとセルビアの町中を周れたのは今回が初めてでした。6泊7日という短い期間でしたが、自分なりにセルビアを楽しめたように思えます。また機会があれば、今度はMisha とともにセルビアのトーナメントに参加してみたいですね。次回はレイティングも稼げますように!

2013/11/01

Serbian Night 4th and 5th rounds - Looking for The First Victory -


WFM Dimitrijevic は、ボスニアヘルツェゴビナの女子ランキング2位で、現在はベオグラードでチェスコーチとして仕事をしているそうです。普段、アンダンテにいるとボスニアヘルツェゴビナの首都、サラエボにも行ったという旅人に時々会いますが、私自身はボスニアヘルツェゴビナのプレーヤーとは初対戦。海外では3月のLeks Maria 以来の女子プレーヤーとの対戦です。

Dimitrijevic, A (WFM, BIH, 2263) - Kojima, S (FM, JPN, 2344)
Memorijal Milja Vujovic GM (4)

1. e4 c6 2. d4 d5 3. e5 Bf5 4. Nc3 e6 5. g4 Bg6 6. Bg2!?



初めて見る手にいきなり「?」となりますが、慌てずにセンターへの反撃で対処します。

6... c5 7. Nge2 Nc6 8. Be3 cxd4 9. Bxd4 Nxd4?!


白はe5 のポーンを守るためにビショップを諦めなくてはいけませんが、これをすぐに取るのは正確ではありません。考えてみれば、Bd4-Be3 とすぐに退いてくるはずもないので、黒としてはナイトとの交換を急ぐ理由がありません。9... h5! 10. Nf4 Nge7 11. gxh5?! Bxc2!-+ こうしたちょっとしたタクティクスは、全く頭にありませんでした。

10. Qxd4 Qa5!?



10... Ne7 11. O-O-O Nc6 12. Qa4 と最初は指すつもりでしたが、白は黒マスビショップを失った分を十分に展開のリードで補っており、次にf4-f5 とポーンを進めるプランでバランスが取れているように見えます。そこでアイディアを変え、Bf8-Bc5 から先にクイーンを追い払えるようにしておきます。

11. h4 Bc5


11... h5 12. Nf4 Bc5 13. Qa4+ Qxa4 14. Nxa4 Rc8!=/+ こうしてビショップを返してしまうのアイディアも、スムーズにできませんでした。確かにこうしてみれば、キングサイドのポーンの形が悪くなる白がやや指しづらそうです。

12. Qa4+ Qxa4 13. Nxa4 Bb4+ 14. c3 Be7 15. c4!



次にb7-b5 からナイトがトラップになるのを防ぐと同時に、白マスビショップの利きを活用する好手です。こうなるとビショップを貰った黒が、果たして本当に良いのかわからなくなってきました。

15... Bb4+ 16. Nac3 Ne7!?


16... Nh6! 17. h5 Bd3 18. g5 Ng4 19. cxd5 Nxe5 20. dxe6 fxe6 21. Bxb7 Rb8 というのがコンピュータの指摘ですが、かなり形が崩れるため、形勢判断は難しいでしょう。

17. cxd5 exd5?!



17... Nxd5! 18. Bxd5 exd5 19. O-O-O Rc8 20. f3 (私はこのようにf2-f3 と突いた際、ビショップがg2 に残っていたほうが白にとって都合が悪いと考え、ポーンで取り返すことにしました。) 20... h5 21. g5 Bc5 22. Rxd5 Be3+ 23. Kd1 O-O 黒は弱点だったd5 を捨て、ダブルビショップでポーンの代償をもって戦います。

18. O-O-O?!


ここは相手も正確ではありませんでした。18. O-O! h5 19. g5 O-O-O 20. Rac1 Kb8 21. Rfd1+/= こうなると、d5 のポーンがいよいよ怪しくなってきます。

18... h5! 19. g5 Rc8! 20. Rhf1



試合後に私が彼女に指摘したのは、ルークを1マス上げる手です。(アイディアは、Bg6-Be4 からのルーク取りを外しておきながら、h4 の守りは残しておく。) 20. Rh2!? O-O! 21. Bxd5 Nxd5 22. Rxd5 Rfe8 試合中、正確に判断はできませんでしたが、やはりダブルビショップ vs ダブルナイトの構図であれば、黒は1ポーン分を補えそうです。

20... Rc4 21. Rd4 Rxd4 22. Nxd4 Bxc3?!


d5 のポーンが問題なくなりそうだという安心からか、やや不正確な手が。ルークがd8 に回る手があるので、d5 のポーンを取られる心配はありませんでした。22... O-O ! 23. Nc2 Bxc3 24. bxc3 Rc8=

23. bxc3 O-O 24. f4 Bf5!?



f4-f5 は防いでおきたかったため、ビショップナイトの交換になっても、f5 のマスをは抑えておきます。むしろ、これを取ってくれればh4, f4 といった黒マスのポーンが狙いやすくなるので、黒にとって都合が良いでしょう。

25. Rf2 Rc8 26. Kb2 Rc5 27. Bf1 g6


この辺りでさほど悪くないことは理解していましたが、手を作る場所もなく、良いわけではないのも自覚しています。1度、彼女からドローオファーがありましたが、それを蹴って様子を見ます。

28. Rd2 Kf8 29. Kb3 Be4 30. Bh3 Rc4 31. Bf1 Rc5 1/2-1/2



やはりこれはイコールです。少なくとも、黒からはなかなかアクションを起こせません。勝ちたかったゲームですが、これをドローにして次のRudakov 戦に気持ちを切り替えます。

Dimitrijevic とは、試合後に昼食を共にして少しチェスの話をすることができました。彼女は2010年、2012年のオリンピアード代表で、Misha とも仲が良いそうです。私にはIM タイトルだけでなく、FIDE Trainer の資格を取ったほうが良いとアドバイスをくれました。3回ほどのセミナーでこの資格は取れるそうですが、そのためにはもっと英語を勉強しなければいけません!

昼食後、Dimitrijevic と別れて部屋に戻り、試合の準備をしているとRudakov のコーチであるGM Dobrov から、「Rudakov はドローを希望してるけど、どうする?」とFacebook でメッセージがきました。さすがに昨日1試合休みのようなラウンドをしているので、ここは試合をしなくてはいけません。Dobrov にはお断りの返事を出し、試合に向かいます。

Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Rudakov, A (RUS, 2262)
Memorijal Milja Vujovic GM (5)

1. Nf3 Nf6 2. c4 e6 3. g3 d5 4. d4 c5 5. cxd5 exd5 6. Bg2 Nc6 7. O-O Be7 8. Nc3 O-O 9. Bg5 cxd4



Rudakov がTarrasch でくることは分かっていましたが、9... c4 がメインの準備でした。とは言え、こちらは試合経験があるので問題なく指すことができます。

10. Nxd4 h6 11. Be3 Re8 12. Qa4 Bd7 13. Rfd1 Bc5!?


2月のMeszaros との試合では、13... Na5 14. Qc2 Rc8 と進みました。13... Bc5 はわずかに記憶の片隅にありましたが、誰の試合だったかも覚えていません。とりあえず、黒マスビショップを貰うことにして悪いはずがないと思い、ナイトビショップの交換をしておきます。

14. Ne6 fxe6 15. Bxc5 Qa5!? 16. Qxa5 Nxa5 17. e4!+/=



ダブルビショップを持つ白は、当然ポジションを開くべきです。これで優勢になったことを確信し、黒がどう捌いてくるか様子を見ます。

17... dxe4 18. b4!?


この手は必要なのか確信はありませんでしたが、c5 のビショップを守りつつ、b4-b5 の可能性も見せておくということで、悪くはないだろうと考えました。

18... Rac8 19. Nxe4 Nxe4 20. Bxe4 Ba4 21. Re1!?



21. Rdb1! (かなり迷いましたが、この手がさらに優勢を拡大すると読み切れませんでした。) 21... b6 22. Bg6! Red8 23. Be7! Rd7 24. bxa5 Rxe7 25. axb6 axb6 26. Rxb6+/- これは疑いようなく、1ポーンアップの白が優勢です。

21... b6?


21... Nc6 が明らかに自然です。恐らくc6 でピースを交換してからa7 が落ちる心配をしたのでしょうが、異色ビショップにしてはおそらく白は勝てないでしょう。本譜ならば、白はちょっとしたタクティクスで駒得に持ち込むことができます。

22. Bg6 Nc6?!



これがロシアのチェスかぁと感心しますが、このエクスチェンジサクリファイスはやりすぎでした。22... Red8 23. Bxb6! axb6 24. bxa5 bxa5 25. Rxe6+/- でも1ポーンアップの白が優勢ですが、黒はこれを耐えるほうが無難でしょう。

23. Bxe8 Rxe8 24. Bd6!


この一手は良かったのですが、肝心なアイディアが見えていませんでした。24. Be3 Nxb4 25. Re2 Nd5!? ならば、ルークの侵入するルートを抑え、黒はエクスチェンジの代償が多少なりあるのではないか、というのがRudakov の意見です。

24... Rd8 25. Bc7?!



時間は十分にあったので、もう少しアイディアをひねるべきでした。25. Be5! Nxb4?! 26. Re4!+- (この一手が見え、b4 を取らせて良いと判断できていたならば、正解の25. Be5 を指せたでしょう。) 26... a5 27. Bc7 なんということでしょう。黒はエクスチェンジの代償など、どこにもありません。

25... Rd7 26. Bf4?


私のアイディアは、26... g5 27. Be3 とポーンを突かせてビショップを退けば、黒キングの守りが薄くなるので、b4 を取らせても勝つチャンスがあるのではないかというものです。(完全に勝ち街でしたが) やはり正しいのは、26. Be5! Nxb4 27. Re4 Nd3 28. Rxa4 Nxe5 29. Re4 Nf3+ 30. Kg2 Ng5 31. Re3+- でしょう。

26... Nd4!=



なぜ、これが見えないのか。c2,e2,f3 でナイトフォークを食らう可能性のある白は、エクスチェンジを返してドローで満足するほかありません。

27. Rec1 Ne2+ 28. Kf1 Nxc1 1/2-1/2


優勢のゲームを勝てないのも、逆転して負けるのも、まだまだ私が未熟だからです。今回、追加の30分がないために多少時間配分に困っていますが、それを言い訳にせず、しっかりとベストムーブを見つけられるようにしたいですね。

R1 10/29 17:00 Bodiroga, P (IM, SRB, 2387) - Kojima, S (FM, JPN, 2344) 1/2-1/2
R2 10/30 10:00 Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Sredojevic, I (FM, SRB, 2402) 0-1
R3 10/30 16:30 Stankovic, M (SRB, 2408) - Kojima, S (FM, JPN, 2344) 1/2-1/2
R4 10/31 10:00 Dimitrijevic, A (WFN, BIH, 2263) - Kojima, S (FM, JPN, 2344) 1/2-1/2
R5 10/31 16:30 Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Rudakov, A (RUS, 2362) 1/2-1/2
R6 11/01 16:30 Dobrov, V (GM, RUS, 2528) - Kojima, S (FM, JPN, 2344)
R7 11/02 10:00 Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Kostic, V (GM, SRB, 2436)


そして今日、FIDE レイティングが更新され、20アップの2364 になりました。9月の不調がなければとも思いますが、とにかく1試合1試合を大事に指してレイティングを上げていこうと思います。ちなみに今大会は、更新前の2344 という数字での報告になるはずです。


さらにもう1つ、私にとって嬉しいニュースがあります。有効かどうか定かでなかった私の3つ目のIM ノームですが、来週インドのチェンナイで開催されるFIDE Congress にて、他のIM タイトル申請者とともに審査されることが決まりました。もし審査をパスしても、レイティング2400 到達まではIM 獲得はお預けですが、ひとまずノームが有効かどうかだけチェックしてくれるだけで、私としてはありがたいです。ハンガリーで試合をした結果がインドでチェックされ、その結果をイタリアで受け取る(すぐに結果が知らされるならば) というのは、なんとも不思議な気がしますが、良い知らせが届くことを期待しています。



こちらの会場にも本が並んでいます。Tamas にはBologan のThe Powerful Catalan を注文しているのですが、手に入らなければここで買ってしまっても良いですね。


ノビサド夜の裏通り。割と明るいおかげか、怖そうな雰囲気はありません。

2013/10/31

Serbian Night 2nd and 3rd rounds - Blunder Bomb -


10月末日、30日31日は両方2試合ずつ、計4試合をこなします。ラウンドロビン前半の山となるこの日、初日に引き続いてセルビアのマスターたちを相手に試合が始まります。

Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Sredojevic, I (FM, SRB, 2402)
Memorijal Milja Vujovic" GM (2)

1. Nf3 Nf6 2. c4 d6 3. d4 g6 4. g3 Bg7 5. Bg2 O-O 6. O-O Nbd7 7. Nc3 e5 8. e4 exd4 9. Nxd4 Re8 10. h3 c6 11. Be3 a5 12. Qc2 h5!?



見たことはありますが、多少珍しいアイディアでしょう。将来的にh5-h4 から白のキングサイドを崩す狙うを含みますが、このタイミングで仕掛けるのが有効かは疑問に思えます。以下、白は自然なセットアップで優勢を築きます。

13. Rad1 Qe7 14. Rfe1 Ne5 15. b3 Qf8 16. f4 Ned7 17. Nf3


以前のKID の記事でも書いた記憶がありますが、私はd1,e1 にルーク、c2 にクイーンを置き、そのうえでf2-f4 を突くのが白のベストセットアップと信じて疑っていません。黒の窮屈なスペースで、なんとか駒を捌くアイディアをひねり出さなければいけないでしょう。

17... Nh7 18. Bf2 Bf6



この手はなるほどと思いました。g7 のマスをクイーンのために空けておき、a1-h8 のダイアゴナルを完全に抑えることで白のスペースに対抗しようとします。しかし、d6 のポーンの守りがなくなるのが難点です。

19. Rd3 Qg7 20. Red1 Ndf8 21. Na4!?


センターポーンとの交換にはなりますが、これで十分に大きなアドバンテージが得られると確信し、この手を指す決断を下します。

21... Rxe4 22. Nb6 Rb8 23. Nxc8 Rxc8 24. Ng5! Ree8 25. Ne4 Be7 26. Nxd6 Bxd6 27. Rxd6+-



白はダブルビショップのうえ、センターのオープンファイルをダブルルークでコントロールする最高のポジションに到達しました。これならば、誰が相手でもドローにはできないと思い、久々の2400撃破に向けてゲームを続けます。

27... Re6 28. Bd4?!


黒のカウンタープレーを軽視し、a1-h8 のダイアゴナルを抑えることにこだわりすぎました。単純にビショップでa5 のポーンを狙うぐらいで十分に見えます。

28... Qh6 29. Rxe6 Nxe6 30. Bb2 h4!



当然、黒はどこからか反撃を作らなければいけません。白はここから崩壊しそうな黒マスのポーンをうまくカバーしながら、アタックを続ける方法を模索します。

31. Qc3 Nhf8 32. Rf1 hxg3 33. f5!


ダブルビショップを持つ白は、とにかくラインを開いて勝負です。ルークはセンターを離れましたが、代わりに相手キングに近いfファイルに回って十分な働きをしているはずです。

33... gxf5 34. Rxf5 Ng6 35. Rxf7?



私の残り時間は5分。ハンガリーの試合の持ち時間ならば、残り5手を安全に乗り切って勝負にいけますが、ここノビサドでの試合は、40手以降の追加時間がありません! 思い切って指したつもりのルークサクリファイスはリスキーで、安全にg3 のポーンを取り去っておくべきでした。35. Qxg3! Nef4 36. Qe3!+/-

35... Ngf4?!


ゲームのポイントとなるブランダーの応酬が始まります。f7 のポーンが消えて黒キングの守りは危うそうに見えますが、実はすぐのスレットはありません。35... Rd8! からバックランクをすぐに狙うのが黒のベストムーブでした。

36. Rf6 Ne2+ 37. Kh1 Rd8?



指されてから、なるほど! と思いましたが、完全にはったりでした。もちろんバックランクに侵入されてからのメイトがあるため、クイーンを取ることはできませんが、(ちょっと難しいですが、考えてみてください。) 白にはディフェンスとアタックを兼ねた非常にうまい手があります。

38. Qe1?


何を思ってこの手を指したのか... 38. Qc2! N2d4 (38... Qd2 39. Rg6+! Kh7 40. Rg7+ Kh6 41. Qh7#) 39. Rxh6 Nxc2 40. Rh8+ Kf7 41. Rxd8 Nxd8 42. Be4 Ne3 43. Bd4 Nd1 44. Kg2+- このダブルビショップ + 1ポーン vs ダブルナイトのエンドゲームは、順当にいけば白が勝てそうです。

38... Qd2! 39. Rg6+ Kh7 40. Qf1 N6f4?



もう互いに時間切迫で、めちゃくちゃな手が飛び交います。40... Qxb2! 41. Rxe6 Nf4! ならば、白はかなり厳しいでしょう。e6 のナイトを取ればOK だと試合中は読んでいました。

41. Be4?


41. Rg7+! Kh6 42. Rg4 Qd1! 43. Be5 Nh5=/+ これだと黒やや良しですが、まだ難解なポジションであることは間違いありません。

41... Qe3??



まだまだ悪手が尽きません! 41... Qxb2! (私は試合中、これで負けを覚悟していました。有効なディスカバードアタックはどこにも存在しません。) 42. Rg4+ (42. Rd6+ Kg7 43. Rxd8 g2+ 44. Bxg2 Ng3+-+ ルークを取れば、哀れクイーンがお亡くなりです。) 42... Kh8 43. Rh4+ Kg7 44. Rg4+ Kf7 45. Rxf4+ Nxf4 46. Qxf4+ Ke7-+

42. Re6+ Kg8 43. Re7??


多分、この最後のブランダーは対戦相手も相当驚いたと思います。試合後にSinisa にクイーンを取れるだろうと指摘されました。いや、まさかそんなチャンスを逃すはずが... と思いましたが、本当でした。43. Bh7+ Kxh7 44. Rxe3 g2+ 45. Qxg2 Nxg2 46. Kxg2 Rd2 47. Be5 Rxa2 48. Kf3+/= この少しだけ良いエンドゲームが勝てるのかは分かりませんが、少なくとも負けはありえません。こんな簡単なディスカバードチェックが見えないとは、相当冷静ではなかったのでしょう。

43... Qf2!-+ 44. Rg7+ Kf8 45. Bg2 Qxg2+ 0-1



敗者とは最後にミスをした者だという格言の通り、最後に私が力尽きました。捩じり合いに弱いのは長い課題でしたが、まさかこれを落とすとは。意気消沈して部屋に戻り、頭を多少冷やしてから次の試合に向かいます。

Stankovic, M (SRB, 2408) - Kojima, S (FM, JPN, 2344)
Memorijal Milja Vujovic" GM (3)

1. e4 c6 2. d4 d5 3. e5 Bf5 4. Nf3 e6 5. Be2 c5 6. Be3 1/2-1/2



GM グループの3R は、すべてが短手数ドロー。セルビアまで来て良くないことはわかっていましたが、あの負けの後では勘弁してもらいたいと思います。しかし、2R で勝って勢いに乗るかと思われたStankovic が、自分からオファーしてきたのは意外でした。

R1 10/29 17:00 Bodiroga, P (IM, SRB, 2387) - Kojima, S (FM, JPN, 2344) 1/2-1/2
R2 10/30 10:00 Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Sredojevic, I (FM, SRB, 2402) 0-1
R3 10/30 16:30 Stankovic, M (SRB, 2408) - Kojima, S (FM, JPN, 2344) 1/2-1/2
R4 10/31 10:00 Dimitrijevic, A (WFN, BIH, 2263) - Kojima, S (FM, JPN, 2344)
R5 10/31 16:30 Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Rudakov, A (RUS, 2362)
R6 11/01 16:30 Dobrov, V (GM, RUS, 2528) - Kojima, S (FM, JPN, 2344)
R7 11/02 10:00 Kojima, S (FM, JPN, 2344) - Kostic, V (GM, SRB, 2436)


試合後、Stankovic と少し話をし、2R の敗戦について慰められました。Sredojevic にはオープニングに詳しくないが、タクティクスとプラクティカルな手を作る実力が高いとのこと。はい、確かに盤上で見せてもらいました。27手目の時点で私が黒を持っていれば、多少格下が相手でも逆転は難しいでしょう。そういったポジションでも、しっかりと指し続けることができるプレーヤーを、本当に強いと呼ぶのかもしれませんね。

今日は人生で初の、ボスニアヘルッツェゴビナのプレーヤーと対戦です! 彼女は女子のナショナルチームメンバーで、非常にトリッキーな指しまわしをしますが、実力は本物です。Rudakov 戦と併せて、この2200台との連戦で白星を得られなければ、ラウンドロビンは苦しい結果に終わるでしょう。頑張ってポイントを取ってきます!


3R が一瞬で終わったので、日の沈んだばかりのノビサド中心街をぶらぶら。マリアの名聖堂の反対に並ぶのは、ライトアップされた市庁舎です。


夜のマリアの名聖堂はこんな感じ。前日と全く同じアングルですが、やはり昼と夜では雰囲気が違います。今大会の記事はSerbian Night というタイトルでまとめた為(とくに意味はありませんw)、こうした夜の写真もアップしておけなければいけませんね。


晩御飯はパラチンタ。デザートではなく、これだけです! ハンガリーのパラチンタよりもサイズが大きく、より日本のクレープに近いですね。これで150ディナール(130円ぐらい) でした。


2013/10/29

Serbian Night Arrival and Tournament Information


夜のノビサド駅

長い列車の旅を終え、セルビア北部の町、ノビサドに到着しました。今日からこの町で6日間、9R の変則形式トーナメントが開催されます。今大会の情報をについては、写真とともに長い昨日1日を振り返りながら、ご説明していこうと思います。


ノビサド行きの列車は、アンダンテから20分ほどのブダペスト東駅(Keleti) から、13時頃に出発します。前日にチケットを購入したので、当日慌てなくても大丈夫... と思っていた私が甘かったです(笑) プラハからブダペストへの到着便が遅れて、何番ホームに列車が止まるか分からず、さらには乗ってみてもどこの座席が自由席なのかわからず、オロオロするばかりです。何度か降りて乗ってを繰り返した末、ようやくこれで間違いないと確信し、列車が出たのは定刻から20分遅れのことでした。


こちらがブダペスト - ノビサドの往復チケットです。購入日から1ヶ月有効で、7380フォリント、24.6ユーロでした。長い長い6時間の列車の旅の中、車内での切符チェック、パスポートコントロールは問題なくパスできました。旅のお供の3冊の小説を読みながら、なるべく遅れずにノビサドにつくことを祈ります。


ノビサド駅に到着したのは、予定より50分遅れの午後8時近くです。オーガナイザーのSinisa とは7時半に近くにホテルで待ち合わせ! 30分ぐらいなら大丈夫だろうと思いながらも、若干不安なまま待ち合わせ場所に向かいました。列車は料金が安い分、ダイヤが乱れるという噂は本当でしたね...


GM Sinisa Drazic

オーガナイザーのGM Sinisa Drazic は、遅れた私をきちんと待っていてくれました! 合流してすぐに部屋に案内してもらい、荷物を置いた後は隣の部屋のIM Abolianinと、Sinisa の家に行くことに。そちらではセルビアの蒸留酒、ラキアによる乾杯とともに、色々な話をしてきました。2人は日本人がセルビアのトーナメントに来ることが珍しいかったため、私に質問攻めです(笑) (Abolianin は日本人と話すこと自体が初めてだと言っていました。) 写真はAnand が2000年にFIDE世界チャンピオンになる直前、彼と優勝争いをしたときトーナメントのトロフィーだそうです。

ここで一旦、昨日の流れを一時中断し、今日からノビサドで始まる、Memorijal "Milja Vujovic" について、形式を振り返っておきましょう。大会のエントリーリストは以下の通りで、このメンバーを8人4グループに分けて、7R ラウンドロビンからスタートです。ラウンドロビンが終わった後は、グループを解体して残り2試合をスイス式で行います。Sinisa によれば、4名はまだリストに入っていませんが、きちんと32名を集めているそうです。


私が所属するのは、最も平均レイティングが高い上のクラスで、Sinisa からは、メンバーは以下の通りだと事前に伝えられています。今月のFS に比べれば平均レイティングは多少落ちますが、それでも今まで経験してきたトーナメントの中で、レベルが高いほうであることは間違いありません。

Dobrov Vladimir 2528 , GM , Russia
Kostic Vladimir G 2436 , GM , Serbia
Stankovic Milos 2408 , Serbia
Sredojevic Ivan 2402 , FM , Serbia
Bodiroga Predrag 2387 , IM , Serbia
Kojima Shinya 2344 , FM , Japan
Dimitrijevic Aleksandra 2263 , WFM , Bosnia-Hercegovina
Rudakov Aleksandar 2262 , Russia
Average: 2378


これを見ると、懐かしい彼らの名前がありますね(笑) 彼らとブダペストで写真を撮ったのはつい1ヶ月前のことですが、10月は大変な試合も多かったので、すでに大昔のことのように思えます。Rudakov は10月の更新でレイティングを60 上げており、これから計算される9月分のCAISSA でも、+24 が確定しています。(私からの勝利が大きいことは言うまでもありません!)


Rudakov, Dobrov と、Polgar Chess Festival にて

そしてRudakov は、日曜日まで行われていた別の大会で、1つ目のIM ノームを獲得したとIM Abolianin から話を聞きました。宿に戻ってからChess Results で調べると、以下の大会を発見です。これを見るに、Rudakov はノーム獲得ばかりでなく、GM 2人を抑えて優勝じゃないですか... Rudakov は完全に2200台のプレーヤーではありませんね。GM Dobrov のコーチングの賜物でしょう。



ベルギーのIM Arthur Abolianin と

Sinisa の家を出た後は、近くのセルビアンレストランに連れて行ってもらいました。ここでも上に書いたようなRudakov の活躍の話や、私のコーチであるMisha の話、日本でのチェスの現状など、様々な話ができました。面白かったのは、ロシアのチェススクールにコーチングの勉強に行かないかという誘いです。そこではロシアのGM Bareev が講師を務め、正式なディプロマがゲットできるとのこと。Arthur はかつて、そこでチェスコーチとしての資格を得たそうです。私は目前のIM タイトル獲得で手一杯なので、すぐには考える余裕がないですが、将来的にはこうした場所で勉強して見るのも良いでしょうね。


セルビア風ケバブをいただきながら、マスターたちの話は続きます。Arthur はロシア人でありながら、結婚して現在はベルギーのブリュッセルに住んでいるとのこと。彼はMemorijal "Milja Vujovic" には参加せず、今日のバスでブダペストに渡り、そこから飛行機でベルギーに帰るそうです。そこで驚いたのは、バスでならばノビサドからブダペストまでたった2時間だということ! 今日は6時間かけてブダペストから来たと言うと「冗談だろう?」との反応でした。やはり多少高くても、バスを利用するのが常識なんですかね...

また話をトーナメントに戻しましょう。私が所属するグループはGM 2人、IM 1人を擁しているため、IM ノームに必要なマスター数の条件は満たしています。何ポイントでIM ノーム獲得になるかは8,9R の当たり次第ですが、おそらく3つ勝ち越し、6ポイントだと予想します。(Sinisa は5.5P でもいけるのではないかと言っていましたが)

とりあえず何ポイント取るにせよ、ここが2344 というレイティングで計算される最後の大会になります。レイティングは上がれば上がるほど、勝っても上がりにくく、また負けると下がりやすくなります。この大会のレイティング計算は12月頭に回されますが、そこでなるべく大きなプラスを得られるよう、そして3つか4つ目のノームを獲得し、今後ノームに頭を悩まされることがなくなるよう、頑張って好成績を収めていきたいと思います。初日は午後4時30集合なので、3時間後からのスタートとなります! (ハンガリーやセルビアでは、10月27日にサマータイムが終わり、日本との時差は8時間になっています。)

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