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2019/09/24

Japan Club / Team Chess Championship 2019 Day2


優勝した8x8 Blunders チーム

土日に開催されtチーム選手権ですが、今年は31チーム、140人を超えるプレーヤーが集まり、大盛況と言って良かったと思います。私はチームこそ3勝2敗1ドローでしたが、個人はで6戦全勝で1番ボードのボード賞を取ることができました。オープン、Aクラスで入賞されたチームのメンバーおよび、ボード賞を獲得された皆さん、おめでとうございます!

私は2日目もSimon、Vuさん、真鍋さんに勝つことができ、これまでのチーム戦ではなかなか残せなかった好成績だったので、ゲーム内容に反省はあってもその点は満足です。5R のVuさんとの試合は、特にベストゲームというわけではないですが、ご紹介しておきます。

Vu, Q L - Kojima, S
Japan Club/ Team Chess Championship 2019 (5)

1. d4 d5 2. e3 Nf6 3. Bd3 Nc6!



10年ほど前に様々な白のムーブオーダーをチェックしていて、見つけたのがこの手です。c2-c4 を遅らせ、ビショップをd3 に組む形には早いNb8-Nc6 が有効になります。黒の狙いはNc6-Nb4 からナイトビショップの交換を狙いつつ、ビショップが退くようであれば、Bc8-Bf5 としてc2 へのアタック。もう1つはシンプルにe7-e5 を突くことです。

4. Nf3


4. f4 Nb4! 5. Nf3 Nxd3+ 6. cxd3 e6 この変化は1800年代にChigorin が初めて指しています。

4... Bg4 5. h3 Bxf3 6. Qxf3 e5



French Defence の白黒入れ替わりのようですが、白は早めにBf1-Bd3 と展開していることが仇となり、ポーンにもナイトにも狙われそうです。

7. Bb5 Bd6 8. c4 exd4!


c2-c4 から仕掛けるのもFrench Defence のようですが、Winawer のメインラインと違うのは、まだ黒がe5-e4 からセンターを閉じていないことです。d4 のポーンをターゲットとして残すためには、ポーンを固めずに捌くのが正解です。

9. exd4 O-O 10. Bxc6 bxc6 11. c5?



検討戦ではここで11. 0-0 とする手を指摘しました。黒は展開の早さと黒マスビショップの使い勝手の良さですでに有利だと思いますが、本譜の世に白がすぐに崩れることは無かったでしょう。

11... Re8+ 12. Be3 Bxc5!


ビショップをe7, f8 のどちらかに退き、h8-a1 のダイアゴナルに組み直してd4 をアタックするプランでも、十分黒が有利だと思います。しかし、もっとシンプルに白のポーンストラクチャーを崩せば、黒はすぐに駒得か、大きなアドバンテージのあるエンドゲームに入ることができます。

13. dxc5 d4 14. O-O dxe3 15. fxe3 Qd5!



チーム選手権の6試合は、最終戦以外はピースのほとんどないエンドゲームを戦い、全て勝っています。相手のポーンストラクチャーが崩れ、それを十分利用できるチャンスがあると思えば、クイーンも交換してエンドゲームに持ち込んでしまうのが有効な作戦です。

16. Nc3


16. Qxd5 Nxd5 ならば、e3 を次に落として黒勝勢です。

16... Qxc5 17. Rae1 Re6 18. Rf2 Rae8 19. Rfe2 Nd5 20. Na4 Qb4 21. e4



c5 を取って駒得になり、さらにe3 も狙える黒はとても簡単にプレーできます。21. b3 Nxe3! 22. Rxe3 Qd4 23. Kf2 Rf6 24. Ke2 Rxe3+ 25. Qxe3 Re6-+ でもクイーンを取って黒の勝ちです。

21... Qxa4 22. exd5 Rxe2 23. Rxe2 Qd1+ 0-1


全てのピースを交換したのち、d5 のポーンを取れば2ポーンアップで黒必勝のポーンエンディングです。一般的にエンドゲームでの決着がついたとなれば、手数は長くなることが多いですが、こうした短い手数で勝ちのエンドゲームになることもありえます。

今大会で公式戦デビューを果たした人たちも多いのではないでしょうか。春から大学のチェスサークルでチェスを覚えたプレーヤーにとっては、約半年後のこの秋の大会は、公式戦デビューとしても時期かもしれませんね。今後、チーム戦ではなくともこのように参加者が集まり、100人規模の大会が開催されることを期待しています。次は10月の東京チェスフェスティバルでお会いしましょう!

Japan Club / Team Chess Championship 2019 Final Rankings

2018/10/25

Third Saturday GM October 2018 R5


今月のThird Saturday も折り返しの5R を迎えます。ここまで、調子のよいプレーヤーとそうでないプレーヤーがはっきりしてきていますが、それも後半でどうなるかまだわかりません。連勝中の私も、油断せずにセルビアのIM Rabrenovic との試合に臨みます。

Kojima, S (IM, JPN, 2408) - Rabrenovic, V (IM, SEB, 2343)
Third Saturday GM October 2018 (5)

1. Nf3 d5 2. d4 Bf5!?



Leningrad Dutch やGrunfeld を用意していましたが、まさかBaltic とは予想外でした。しかし、このマイナーなオープニングに対しても、いくばくかの経験とアイディアを持っています。

3. c4 e6 4. Nc3 Nc6!?


4... c6 5. Qb3 Qb6 6. c5 でReversed London System のような形をイメージしていましたので、またもや予想を裏切られます。これでオープニングはChigorin Defence になります。

5. Bf4 Bd6 6. Bg3 Bxg3 7. hxg3 h6 8. cxd5 exd5 9. e3 Nge7 10. Be2



このポーンストラクチャーにおいては、白はc5 のマスにナイトを入れること、そしてマイノリティーアタックによってチャンスが作れることを経験上分かっていました。黒のキングサイドのアタックチャンスは十分ではないでしょう。

10... Qd6 11. a3 a6 12. Rc1 O-O 13. O-O Nd8 14. Na4 c6


これはマイノリティーアタックがやりやすい形になりました。14... b6 15. Qb3 Ne6 16. Rc3 からcファイルにルークを重ねるプランを考えていました。c7 はすぐには取れませんが、c7-c5 を抑えてることで長期的なターゲットとすることができます。

15. Nc5 Ng6 16. Qb3 Qe7 17. Rc3 Rc8 18. Rfc1 Re8 19. Qd1



ここはクイーンをa2 に下げる手もあったと思いますが、キングサイドへの反撃を多少警戒して、f3 のナイトを守っておくことにします。クイーンを退くメインの狙いは、bポーンを伸ばすことです。

19... Rc7 20. b4 Qf6 21. a4 Bg4 22. b5 axb5 23. axb5 h5 24. bxc6 bxc6 25. Nd3!


マイノリティーアタックを済ませ、c6をバックワードポーンにした段階で、ナイトを退きます。これでルークの前を開くと同時に、Nd3-Nb4, Nd3-Ne5 などの狙いを作れるようにしておきます。

25... Qd6 26. Nd2!? Bxe2 27. Qxe2 h4 28. gxh4 Nxh4 29. Qh5!



ナイトを退いてのビショップ交換には自信はありませんでしたが、クイーンを黒キングに近づけてプレッシャーをかける作戦は面白いと思いました。明確な弱点のあるクイーンサイドで集中的にプレーするよりも、キングサイドでも何かしらの狙いを見せておくほうが、黒はディフェンスが難しく、間違える可能性が高くなるはずです。

29... Ng6 30. Nf3 Ne6 31. Nfe5!


ここは自信を持ってナイトを交換します。Nf3-Ng5 を止めるためにe6 に上がってきたナイトは、c6 を守るために再びパッシブなマスに戻るしかありません。

31... Nxe5 32. Nxe5 Nd8 33. e4!



この3段目を開く手も、29手目付近から構想にありました。d4 のポーンを弱めることは基本的には好きではありませんが、hファイルに並ぶヘビーピースはそれを補う力があります。

33... Re6!


33... dxe4 34. Rh3 Qh6 35. Qxh6 gxh6 36. Rxh6 Kg7 37. Rh4!+/- このエンドゲームは白が有利でしょう。メイティングアタックのチャンスを無くしても、白は全く気にしません。

34. exd5?!


この試合で唯一と言える緩手でした。捨てるつもりで突いたeポーンでしたが、ルークを6段目に上げられてディフェンスされた本譜で、攻撃のチャンスをどう作れば良いのか、残り時間2分では見つけることができませんでした。34. Ng4!! dxe4 35. Rh3 Kf8 36. Qg5! Kg8 37. Qh4 Kf8 38. Ne3+- こうして相手キングやピースに揺さぶりをかける流れが正確に読めれば、前日の試合のメイティングアタックも見つけられるでしょう。

34... Qxd5 35. Rc5 Qxd4??



残り時間は私が2分、相手が5分だったこの局面、相手の手を見てまさかと思いました。前日のようにまだまだタフなゲームが続くと思っていましたが、このブランダーで勝負ありです。正しくは35... Qd6 36. g3 くらいで、白はd4-d5 をどこかで狙えれば良いなと考えていました。これでもまだ白のほうが少し指しやすいでしょう。

36. Rd1!+-


相手はこの手が見えていませんでした。Re8-Re6 によってバックランクが弱くなっているうえ、こうして見るとh5 のクイーンも絶好の位置にいます。

36... Qxc5 37. Rxd8+ Qf8 38. Rxf8+ Kxf8 39. Qh8+ Ke7 40. Qxg7 Ke8 41. Qg8+ 1-0



GMトーナメントでの3連勝は自身初です! 次は今月前半のFirst Saturday で完敗したインドのManush に再び黒です。彼もここまで負けなしと好調ですので、面白い試合ができるのではないかと思っています。

10/20 Miroslav Miljković (GM, SRB, 2484) - Kojima, Shinya (IM, JPN, 2408) 1/2-1/2
10/21 Arseny Kargin (IM, RUS, 2420) - Kojima, Shinya (IM, JPN, 2408) 1/2-1/2
10/22 Kojima, Shinya (IM, JPN, 2408) - Kotronias Vasilios (GM, GRE, 2487) 1-0
10/23 Der Manuelian, Haik (USA, 2269) - Kojima, Shinya (IM, JPN, 2408) 0-1
10/24 Kojima, Shinya (IM, JPN, 2408) - Vladan Rabrenović (IM, SRB, 2343) 1-0
10/25 Manush Shah (IND, 2302) - Kojima, Shinya (IM, JPN, 2408)
10/26 Kojima, Shinya (IM, JPN, 2408) - Theo Gungl (FM, GER, 2347)
10/27 Atakisi Umut (IM, TUR, 2394) - Kojima, Shinya (IM, JPN, 2408)
10/28 Kojima, Shinya (IM, JPN, 2408) - Nebojša Nikčević (GM, MNE, 2424)

Third Saturday GM October 2018

+3 Kojima, Atakisi
+2 Miljković
+1 Nikčević, Manush,
+-0 Kargin
-1 Gungl
-2 Der Manuelian
-3 Kotronias
-4 Rabrenović

3つ勝ち越しから4つ負け越しまで、綺麗に8グループに分かれています。トルコのIM Atakisi もGMとの3試合を残しているとはいえ、ここまで力強いプレーで白星を重ねています。彼との8Rのゲームはトーナメントの大詰め、注目の一戦になりそうですが、それまでの6,7R でしっかりポイントを取ることがまずは大切ですね。

2018/10/09

First Saturday GM October 2018 R2


試合会場の様子

First Saturday の2戦目は、元ユーゴスラビア代表、現セルビアのGM Ilincic です。このハンガリーでは何度も対戦しており、私は生涯で最も勝ち星を挙げているGM です。昨日は貴重な白で負けてしまった分を、なんとかここで取りかえしておきたいラウンドでした。

Ilincic, Z (GM, SRB, 2411) - Kojima, S (IM, JPN, 2408)
First Saturday GM October 2018 (2)

1. d4 d5 2. g3 Nf6 3. Nf3 c6 4. Bg2 Bf5 5. Nh4 Be4!?



Ilincic との4年前の対局では、4... Bg4 のラインを使って負けました。今回もSlav とこの2. g3 の変化を準備し、5... Be4 の面白いラインを試すことに決めていました。

6. f3 Bg6 7. a4!?


7. 0-0 Nbd7! 8. e4 dxe4 9. Nxg6 hxg6 10. fxe4 e5 11. c3 Qb6!? 12. a4 a5 が私がチェックしてきた変化で、黒は満足です。おそらくですが、Ilincic もこうしたゲーム展開を知っていて、それを避けるために早めにクイーンサイドからのアクションを起こしたのでしょう。しかし、それならば黒はクイーンサイドを気にせず、早めにセンターから仕掛けます。

7.... Nbd7 8. a5 e5 9. a6 Qb6!?



上記のラインのような駒の配置を意識してクイーンを動かします。9... exd4 10. axb7 Rb8 11. Nxg6 hxg6 12. Qxd4 Bc5 13. Qd3 Rxb7=/+ はコンピュータの指摘で、確かにこうして早めにセンター開いても良かったと振り返って思います。

10. axb7 Rb8 11. Nxg6 hxg6 12. e3 Rxb7


黒のクイーンサイドは崩れ、c6、a7 が弱くなりましたが、その代わりにピースの展開は黒が早くなっています。ポジショナルプレーを得意とする私は、普段であればこうした自陣に弱点を作るプレーを避けますが、前日のSindarov のプレーに影響されたか、この日はタクティカルなプレーでもOKだと考えていました。

13. c3 Bd6 14. O-O O-O!?



14... Kf8!? はいかにも指してみたくなる手で、hファイルにルークを残す手も確かにあったでしょう。しかし、私が思い描いた図はダブルルークeファイルという状況です。白からセンターを開く選択肢が無いのであれば、黒からセンターで仕掛けるチャンスは十分にありうると思っていました。

15. Kh1 Re8 16. b4


この手はb2の弱点を消したうえで、c6とa7を固定する良いアイディアなのですが、いかんせん白はポーンに手をかけすぎで、ここまでなんとhポーン以外の全てのポーンを動かしています! ならば黒はピースの展開の早さで、クイーンサイドの抑え込みに十分対抗できます。

16... Nf8 17. Nd2 exd4 18. exd4 Rbe7



このオープンファイルのダブルルークが私の生命線です。これと何を組み合わせるかは、この先の白の手次第でしょう。

19. Nb3 Qc7! 20. Bd2


このポジションで時間を使い、黒の作戦を考えました。1つは弱いクイーンサイドをサポートして戦うこと。具体的には、Nf8-Nd7-Nb6-Nc4 は考えられます。しかし、白はeファイルをルークで取り返してディフェンスしたうえで、Nb3-Na5, Qd1-Qa4 というアイディアがあります。やはりここまできた以上、ゆっくりとクイーンサイドをフォローするよりも、キングに対して仕掛けてスピードで勝負するしかないと思いました。

20... Bxg3!



この局面でSindarov が覗きにきたのは少し笑いました。こうしたサクリファイスは私の得意とするところではありませんが、必要に迫られればもちろん実行します!

21. hxg3 Nh5! 22. Re1?


ここは勝負の分かれ目でした。白にはいくつかの選択肢がありますが、まず22. Be1 Nxg3+ 23. Bxg3 Qxg3 24. Ra2 g5! は黒が指しやすいでしょう。2ポーンピースでも、白はeファイルのダブルルークに対抗する方法がなく、黒はゆっくりとf8 のナイトを白キングに向けることができます。22. f4!? Nxg3+ 23. Kg1 Ne2+ 24. Kh1 g5!? は黒がエクスチェンジを取りかえさずに勝負にいく面白い方法で、最後に残った22. g4 Ng3+ (22... Re2? 23. f4!+/-) 23. Kg1 Ne2+ 24. Kh1 Ng3+= こそが、白にとって最も安全にドローにする方法だったと思います。Ilincic は本譜で守り切れると思ったようですが、完全に読み抜けがあります。

22... Nxg3+ 23. Kg1 Rxe1+!



エクスチェンジを取りかえす23... Ne2+?! 24. Rxe2! Rxe2 25. Nc1!+/= は不正確で、白にディフェンスされてしまいます。まだ難しいマテリアルですが、ダブルビショップを持つ白が徐々に良くなる可能性が高いでしょう。これよりも、ルークを交換してエクスチェンジ切りからのディフェンスを許さないのが正解です。

24. Bxe1 Ne2+ 25. Kf1


おそらくですが、Ilincic は25. Kh1 Qf4! を見落としていたのではないかと思います。黒クイーンがhファイルに回ればメイトの形です。 26. Qd2 Re3!-+

25... Qh2 26. Qxe2


g1 を守ろうとしても、26. Bf2 Nf4!-+ でメイトです。

26... Rxe2 27. Kxe2 Qxg2+-+



これで勝負はつきました。黒は駒得のうえ、白キングに対してまだまだ攻撃のチャンスを持ちます。

28. Bf2 Ne6 29. Nd2 Nf4+ 30. Ke3 Qg5


これで白キングは一歩も動けず、さらなる駒損かメイトがほぼ避けられないでしょう。

31. Be1 Ng2+ 32. Kf2 Nxe1 33. Kxe1 Qe3+ 34. Kd1 Qg1+ 0-1



久々のGM戦勝利です! Ilincic との相性の良さは消えておらず、初戦の負けを帳消しにしました。オリンピアードから黒は3連勝ですので、この調子でガンガン行きたいと思います。

10/07 R1 Kojima, S (IM, JPN, 2408) - Sindarov, J (IM, UZB, 2500) 0-1
10/08 R2 Ilincic, Z (GM, SRB, 2411) - Kojima, S (IM, JPN, 2408) 0-1
10/09 R3 Kojima, S (IM, JPN, 2408) - Nguyen, V T (CM, VIE, 2350)
10/10 R4 Manush, S (FM, IND, 2302) - Kojima, S (IM, JPN, 2408)
10/11 R5 Czebe, A (GM, HUN, 2426) - Kojima, S (IM, JPN, 2408)
10/12 R6 Kojima, S (IM, JPN, 2408) - Plat, V (GM, CZE, 2539)
10/13 R7 Tran, M T (IM, VIE, 2341) - Kojima, S (IM, JPN, 2408)
10/14 Rest Day
10/15 R8 Kojima, S (IM, JPN, 2408) - Shahaliyev, I (AZE, 2376)
10/16 R9 Mirzoev, E (IM, UKR, 2439) - Kojima, S (IM, JPN, 2408)

First Saturday GM October 2018 Standings

+2 Mirzoev, Plat
+1 Sindarov, Shahaliyev
+-0 Kojima, Czebe
-1 Manush, Ilincic
-2 Tran, Nguyen

6日に予定されていたCzebe との試合は、11日に指すことを決めました。延期を快諾してくれたCzebe には感謝しています。ベトナムの2人は今月は苦戦のスタートのようですので、今日はまた勝ちたいですね!


この日は2時間半で試合が終わったため、まだ明るいブダペスト市内をぶらぶら。10月に入り、ブダペストも秋の装いです。

2018/10/03

Batumi Olyimpiad R8 Afghanistan - Japan


いよいよオリンピアードも終わりが近づいてきました。8Rの相手は、10年前のドレスデンで対戦したアフガニスタンです。その時は2.5-1.5 の辛勝でしたが、今回はレイティングさも考えてもう少し余裕をもって勝ちたいところです。私の相手はドレスデンで2200ありましたが、現在は2000台まで落ちてきています。

Farazi, K (CM, AFG, 2067) - Kojima, S (IM, JPN, 2408)
Batumi Olympiad (8)

1. d4 d5 2. Bf4 c5 3. e3 Nc6 4. Nf3 Bg4 5. c3 e6 6. Nbd2 Nf6 7. Qb3 Qc8 8. Ne5 Nxe5 9. Bxe5 c4 10. Qa4+



この試合、London System でくるのではないかという予想は見事辺り、Misha とこのラインをチェックしていました。10. Qc2 Bf5 11. Qd1 Be7 が事前に見ていた試合で、チェックされた場合どうするか、ここから考え始めます。

10... Qd7


10... Nd7! 11. b3 a6! (11... cxb3 12. Qxb3+/=) 12. bxc4 b5! 13. cxb5 (13. Qa5 Nxe5 14. dxe5 bxc4 15. Rb1 Bc5 16. Qa4+ Ke7=/+) 13... Qxc3 14. Rb1 Rc8 15. Be2 Bb4 16. Qd1 Nxe5 17. dxe5 Bf5 18. Rb3 Qc5-/+ このa7-a6、b7-b5 が十分に間に合うことは読めず、ナイト退きを諦めてしまいました。もちろん、本譜のクイーン交換も決して悪くありません。

11. Qxd7+ Nxd7 12. Bg3 b5 13. Be2 Bxe2 14. Kxe2 Nb6 15. b3 Ba3 16. Rab1 Kd7



キングが上がり、c7を抑える手は自然に思えますが、ここは発想を変えてd5のポーンでc4を取りかえすアイディアもありました。16... a6!? 17. Bc7 Nc8 18. b4 Kd7 19. Ba5 Nd6 こう進むと、Nd6-Nb7 とNd6-Ne4 が狙いになっているため、閉じ込められているビショップは生還できます。

17. bxc4 bxc4 18. Rb5 Bd6


ここはどう指すべきかかなり悩みました。次に白はRb5-Ra5 からa3に刺さったビショップを追い返し、bファイルを活用して手を作るでしょう。本譜はオーソドックスにビショップを交換し、b8 のマスを使えるようにしましたが、18... Kc6 19. Ra5 Be7 20. Rb1 a6 とする変化もあったようです。

19. Ra5 Rhb8 20. Rb1 Bxg3 21. hxg3 Nc8 22. Rxb8 Rxb8 23. e4 Kd6?!



この不正確な手で流れは一気に白に傾き始めます。d5を守るためにどちらのマスが良いのか、もう少ししっかり考えるべきでした。23... Kc6! 24. exd5+ exd5 25. Rc5+ Kd6 26. Nf1 (26. Ra5=) 26... Rb2+ 27. Kf3 Ne7-/+ こうしてルークのチェックをあえてさせて、a7取りのスレットを外しておけば、黒はスムーズにルークでの反撃が作れました。

24. exd5 exd5 25. Nf1 Rb7


私にとって誤算だったのは、ポーンを取りあって勝負できないことです。25... Rb2+ 26. Kf3 Rc2 27. Rxd5+! を見落としていました。ルークの侵入からのカウンタープレーを作れない以上、黒はじっと耐えるしかありません。

26. Ne3 Ne7 27. g4 f6 28. f4 Ke6 29. f5+ Kd6


f5のマスにナイトが入ってくる心配はなくなりましたが、それでもキングサイドで白がアクションを起こすチャンスは完全には消えていません。

30. Kf3 Kc6 31. Ra6+ Kb5!?



残り8秒まで考えて、この果敢なキング上がりを決断しました。実際には31... Kd7 と指して待たなければいけない局面で、キングが上がるエンドゲームは負けなのですが、じっと待つだけも苦しいため、思い切ってこちらに跳び込んでみることにします。

32. Rd6 Ka4 33. Nxd5 Nxd5 34. Rxd5 Ka3 35. Rc5 Kxa2 36. Rxc4 Kb3 37. Rc5 a5 38. Rxa5 Kxc3 39. Rd5?


相手は40手前、時間が豊富にあったにも関わらず、このエンドゲームでの正確な指し筋を見つけることができませんでした。39. Ke4! Re7+ (39... Rd7 40. Rc5+ Kb4 41. Rc2+/-) 40. Kd5 Rd7+ 41. Kc5!+- この手がポイントで、d4のポーンを黒が取ればルークチェックからのルーク強制交換により、白勝ちのポーンエンディングになります。こうされていては、完全にお手上げでした。

39... Re7?



しかし、私も時間が増える直前、時間のない中で正確な手を見つけることができませんでした。白キングにe4 に上がられないために、キングよりかルークのカットオフか、どちらを選ぶべきか迷いました。本譜のルークの手は指してから気づいたのですが、dポーンが伸びてきた際にアタックされてテンポを与えてしまいます。39... Kd3! ならば、本譜のアイディアでドローです。

40. Rd8 Kd3 41. Kg3?


この手を見て助かったと思いました。41. d5 Kd4 42. d6 Rb7 (結局ルークはb7 が最も良い位置で、最初からここを離れるべきではありませんでした。) 43. Rc8 Ke5 44. Rc7 Rb3+ 45. Kf2 Rb2+ 46. Kg3 Rb3+ 47. Kh4 Kxd6) 47... Kf4 48. d7 Rd3 49. g3+ Ke4 50. Rc4+ Ke5 51. Rc8 Rxd7 52. Re8+ Kd5 53. g5+- であれば、まだ黒は予断を許さない状況です。しかし、Rc8-Rc7 に対してある程度反撃を作れるのは読めていませんでした。

41... Ke4=



相手がdポーンを突く手を1手遅らせ、しかも、ありがたいことにキングが離れてくれたためになんとかこの形に持っていくことができました。これは問題なくドローに持ち込めます。

42. Rd6 Rb7!


ルークおかえり! dポーンが伸びてもテンポを取られず、相手キングへの反撃を作れる好位置に戻ってきました。

43. d5 Rb3+ 44. Kh2 Rb7 45. Kh3 Rb3+ 46. Kh2 Rb7 47. Kh3 Kf4!?



もちろん、黒はルークチェックと退きを繰り返してドローですが、もう少しやってみることにしました。ところで、相手は47. Kh3 を指してとから3回目だと指摘してきました。私も間違えたことがありますが、3回同一局面の指摘は指してからではなく、指す前に棋譜に手を書いて指摘しなければいけません。でも、正しい指摘の仕方をしてもまだ3回目じゃないんですけどね(笑) 

48. g3+ Kf3 49. Rc6 Rb1 50. Rc3+ Ke4 51. d6 Rd1


パスポーンはここまで進められても、後ろからルークで止めれば問題ありません。

52. Rc4+ Kf3 53. Rc3+ Ke4 54. Rc4+ Kf3 1/2-1/2



苦しい中盤を乗り切り、なんとかドローに持ち込みました。ここは勝っておきたい相手でしたが、局面がああなってしまった以上は仕方ありません。ドローで御の字です。また白番を引いた次のラウンドで勝負です!

Open R8 Afghanistan - Japan 1.5-2.5

Farazi, K (CM, AFG, 2067) - Kojima, S (IM, JPN, 2408) 1/2-1/2
Amini, Habibullah (CM, AFG, 1988) - Nanjo Ryosuke (IM, JPN, 2324) 0-1
Sulaiman, Ahmad Ashrafi (AFG, 1908) - Yamada, Kohei (FM, JPN, 2128) 0-1
Kanz, Ahmad Safy (AFG, 1826) - Otawa, Yuto (JPN, 2161) 1-0

Women R8 ICCD - Japan

Mucha Annegret (WCM, ICCD, 2044) - Hoshino, Karen (WFM, JPN, 1945) 1/2-1/2
Gerasimova Olga (WIM, ICCD, 2010) - Sakai Azumi (JPN, 1713) 1/2-1/2
Lagutina Olga (ICCD, 1948) - Shibata Misaki (JPN, 1605) 1/2-1/2
Malika Handa (ICCD, 1334) - Hoshino, Meilin (JPN, 1533) 0-1


オープンは南條くん、山田くんが問題なく勝ってアフガニスタンを下しています。女子も格上ICCD をよく破りました! ここでの勝利は互いに大きく、9Rではさらに上のチームと対戦することになります。


次はペルーとベルギーが相手です。GM ばかりで構成された南米の強豪国、ペルーを相手にどんな試合運びができるか、今日も頑張ってきます!

2018/03/06

Cappelle la Grande 2018 R3 and R4


ゲーム開始直前の会場

カペル3日目は1日2試合のスケジュールです。9時前に会場入りし、試合の開始を待ちます。私の相手はインドの女子プレーヤーでした。

Kojima, S (IM, JPN, 2402) - Nandhini, S (IND, 1833)
Cappelle la Grande 2018 (2)

1. Nf3 d5 2. d4 Nf6 3. c4 e6 4. Nc3 Bb4 5. Bg5 h6 6. Bxf6 Qxf6 7. e3 O-O 8. Rc1 dxc4 9. Bxc4 c5 10. dxc5 Nd7



Queen's Gambit Ragozin に対しては、ソリッドな8. Rc1 ラインを採用しています。昨年のXu Deshun とのゲームではすぐに10... Bxc5 と指されましたが、今回はナイトでポーンを取りかえそうとする10... Nd7 でした。中国のNi Hua がこの手を指して黒で勝っていたことを記憶していますが、そのゲームもどういった展開かあまり覚えておらず、ここから手さぐりになります。

11. c6 Ne5!?


この手は昨年のGiri-Carlsen で指された手のようですが、ピース交換を進めることは白にとってありがたいように思えます。

12. Nxe5 Qxe5 13. Qb3 Bxc3+ 14. Rxc3 bxc6 15. O-O+/=



これで黒マスビショップも取り戻し、単に白がポーンストラクチャーの良い局面になりました。c6 をメインのターゲットにしつつ、ゆっくりとポジションを改善していきます。

15... Rb8 16. Qc2 Rd8 17. b3 Bd7 18. Be2 Rdc8 19. Rc1 Be8 20. Rc5 Qd6 21. Rd1


この手は正直、必要なかったと後で思いました。本譜の作戦通り、c6 を狙いつつ、aファイルへのヘビーピースの切り替えのタイミングを伺うのが素直でしょう。

21... Qc7 22. g3 Rd8 23. Rc1 Rd6 24. Bf3 Rb6 25. Qc4!?



2段目を弱めても、クイーンの位置を切り替えて勝負を仕掛けます。狙いはaファイルにピースを振り、a7 を落とすことです。

25... Qd7 26. Qa4 Kh7 27. Ra5 Rb7 28. Ra6 Rc7 29. Rc5!


これで勝ったと思いました。黒はc6 とa7 を同時に守り続けることはできません。

29... g6 30. Rca5 c5 31. Rxd6 1-0



最後はピースアップが決まって勝利。全体を通して上手く指せたと思います。


お昼は会場向かいのパン屋さんへ。なぜカペルのような田舎の村にあるのか不思議なほど、オシャレな内装と商品のパン屋でした。パリに出店してもおかしくありません。


私はチキンのサンドイッチとシュークリームをゲット。シュークリームは大小が重ねられ、タワーのようになっています。

この3R は、日本勢5人で2勝3敗と初めて負け越しのラウンドとなりました。阿部くんはデンマークのWIM との対戦で、相手のブランダーでピースアップになったものの、直後に時間が落ちてしまったのが残念でした。

昼食後、スーパーマーケットに行くなどして時間を潰し、4R のペアリング発表を待ちます。15時過ぎにペアリングが公開され、私の相手はベルギーの若者だと判明しました。上位ボードに上がり、GM ノームのチャンスを残すのであれば、黒でも勝たなければいけない相手です。

Real, T (BEL, 2218) - Kojima, S (IM, JPN, 2402)
Cappelle la Grande 2018 (4)

1. d4 d5 2. Bf4 c5 3. e3 Nc6 4. c3 Nf6 5. Nd2 Bf5 6. Ngf3 e6 7. Nh4 Bg4 8. f3?!



London System で始まったゲームは、Slav e3 ラインのように白が早々に黒のビショップを消しにきました。g6 で交換をしても構わないのですが、少しひねって一度クイーンに当てることにします。これに対してはすぐに8. Qb3 と避けるのが良いと思っていました。f2-f3 をすると、h4 のナイトがターゲットになることが気になります。

8... Bh5 9. Qb3 Nd7! 10. g4 Na5?!


Nf6-Nd7 からh4 のナイトを当てるのはよくある手筋です。これに対して白はかなり時間を使い、g2-g4 というアイディアを出してきました。私はb7 を守ってからナイトを取るのが良いと判断しましたが、これがやや不正確。思いつきづらい10... g5! が正解で、あえて取れるナイトをすぐ取らず、ビショップもターゲットにすることで黒が優勢です。

11. Qa4 Qxh4+ 12. Bg3 Qg5 13. Qxa5!



私はまさかe3 を捨てることはありえないだろうと思っており、ここでこちらが長考に入ります。13... Qxe3+? 14. Kd1! Bg6 15. Bb5! と進めば、黒はクイーンが一人離れすぎており、キングを守るためにはa7,b7 などを落とさざるをえません。これはまずいと思って冷静に読み、おとなしくビショップを退くことを決めます。

13... Bg6 14. Bb5 Qd8! 15. Bc7 Qc8


クイーンを自陣に戻し、キングをディフェンスすれば当面の危機は去ったと考えられそうです。

16. dxc5 Bxc5 17. Bxd7+ Kxd7 18. Qb5+ Kxc7 19. Qxc5+ Kd7



少し変わった応酬でしたが、無事にピースを捌きました。ここでのキングの逃げ場所は19... Kb8 もあったと思いますが、ルークとの位置関係から不自然だと考え、センターのマスを選びました。e3 を捨てる場面もそうですが、私は一見して不自然な手を優先的に排除してしまうので、それが時に弱点になっていると思います。

20. Qd4 f6 21. g5


このアイディアも厄介ですが、21. c4 とされても黒は少し対応を考えなくてはいけません。ピンにされたd5 を守るためには、クイーンを上げるか、思い切ってe6-e5 から捨てるか、黒は悩ましいところです。

21... Ke7 22. Qb4+?! Kf7 23. h4 h5 24. gxf6 gxf6 25. O-O-O b6!?



不必要なチェックをしてくれたおかげで、少し楽になったと感じました。チェックを挟まずに、h2-h4-h5-h6 のアイディアが良かったでしょう。それでも黒はg6 のビショップが浮いてしまっているため、将来的なgファイルからの攻撃を気を付けなければいけません。そこで私はb7-b6 から、クイーンをc5 でぶつけるアイディア、Qc8-Qa6 からa2 とd3 をにらむアイディアで対抗します。

26. Qd6 Rd8 27. Qg3 Qc5


a6 に出たい気持ちはありますが、それではc7 のマスへの侵入を許してしまうことになります。ここはe3 を当てつつ、cファイルのダブルヘビーピースでチャンスを待ちます。

28. f4 Rac8 29. Rhg1 Rg8 30. Qf3 Qb4 31. e4?



相手は深刻な時間切迫だったため、ここでミスをします。この手を許さないためのQc5-Qb4 で、e4 のポーンはタダで取ることができます。もちろん、Rc8-Rxc3 からのメイトを防がないといけませんが、それには31. Rxg6! とエクスチェンジを捨てるのが最善だったでしょう。

30... dxe4 32. Qe3 Qa4 33. Nb3 Qxa2?


しかし、私も残り時間が少なくなってきて、この大事な局面で正確性を欠くプレーをしてしまいます。d7 へのルークの侵入を防ぐため、クイーンはひとまずa4 に残したままでポジションを改善するべきでした。33... Bf5! 34. Rd4 Rxg1+ 35. Qxg1 Qc6!-/+ (35... Qxa2?? 35. Rd7+ Ke8 36. Qg7+- なぜかクイーンでd7 を守り続けるアイディアを思いつかず、Bg6-Bf5 はダメだと思ってしまいました。)

34. f5 exf5 35. Qd4?



ここで白が簡単な筋を見つけられず、黒勝ちになったのは完全にラッキーでした。35. Rd7+! Ke8 36. Qd4! Qxb3 37. Qd6! Rxc3+ 38. bxc3 Qxc3+ 39. Kd1 Qa1+ 40. Ke2 Qa2+ 41. Kf1 Qc4+ 42. Ke1 Qc1+= こうして白がメイトスレットを作れば、黒はルークを捨ててパペチュアルチェックをいれざるをえないでしょう。

35... Rgd8! 36. Qb4 Qa6!-+


これでキングを守り切り、黒の駒得は勝ちに十分なものとなります。

37. Rd4 Rxd4 38. Nxd4



38. Qxd4 Qd3!-+ でもダメですが、本譜はルークが取れるため、黒にとって楽な展開です。

38... Qa1+ 39. Kc2 Qxg1 40. Qd6 Re8


これで時間が増え、間違える要因は一切なくなりました。エクスチェンジを返しても、パペチュアルチェックのチャンスさえ与えなければ黒勝ちです。

41. Qd5+ Kg7 42. Qd7+ Kh6 43. Nxf5+ Bxf5 44. Qxe8 Qh2+ 45. Kb3 Qxh4 0-1



h4 のポーンを消せば、キングが白サイドに上がることができ、パペチュアルチェックもなくなります。この大事な2連戦で連勝できたことはとても大きいですね! この日は実は結婚記念日で、連勝できたのも日本から応援してくれている妻のおかげだと思っています。またこの1年間、私たちを見守ってくださった皆さんにも、この場をお借りしてお礼申し上げます。

3/3 16:00 R1 Kojima, S (IM, JPN, 2402) - Dumas, V (FRA, 2070) 1-0
3/4 14:00 R2 Cieza, A (FM, PER, 2181) - Kojima, S (IM, JPN, 2402) 1/2-1/2
3/5 09:00 R3 Kojima, S (IM, JPN, 2402) - Nadhini, S(IND, 1833) 1-0
3/5 16:00 R4 Real, T (BEL, 2218) - Kojima, S (IM, JPN, 2402) 0-1
3/6 14:00 R5 Kojima, S (IM, JPN, 2402) - Shyam, S (GM, IND, 2525)
3/7 14:00 R6
3/8 14:00 R7
3/9 14:00 R8
3/10 10:00 R9

Cappelle la Grande R5
Live Games

さぁこの5R からが私の正念場です。今日の相手はインドのGM Shyam を引きました。一昨年のマン島のゲームですが、激闘の末に勝ち切れなかった悔しい思い出がありますので、今度はチャンスがあれば逃さないように慎重にプレーしたいと思います。


ロシア、そしてヨーロッパU12 の世界ランキング1位、Makoveev の集中ぶりは大人顔負けです。4R ではポンランドのIM Kryzanowski に敗れてしまいましたが、それでもこの大会、後半戦も注目されそうなプレーヤーです。


日本勢では阿部くんがこの3日目に大きなポイントを挙げました。3R に続いてデンマークの女子タイトルホルダーと対戦し、逆転勝ちを収めました。参加人数は過去と違いますが、それでもカペルで350上から白星を挙げるのは、なかなかできることではありません。


ダンケルクに戻ってきたのは夜の10時近くです。夜の時間帯はコミュニティセンターが綺麗にライトアップされています。

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