2019/01/16

lichess

すでに日常的に使っている人にとっては何をいまさらという話題ですが、年始からiPhone にlichess のアプリを入れて使うようになっています。年末に会ったチェス界の友人から、lichess が意外に多機能で良いと勧められ、入れてみた次第です。lichess はこれまでパソコンのブラウザで数えるほどしか使ったことは無く、最大手のオンライン対戦サイト、chess.com に比べれば大したことは無いと思っていました。しかし、実際にiPhone のアプリで使ってみると、便利な機能がありました。


それがこちらの棋譜解析欄での局面検索の機能です。chess.com やchess24 でも、無料のエンジンで棋譜が解析できるのが当たり前ですが、lichess の棋譜解析の良い点は、データベースと直結しており、200万を超える過去の試合から局面を調べることができるようになっています。画像の通り、どの手がどれくらい指されており、勝率がどうなっているかも一目でわかるようになっています。


データベースはlichess で指されたゲームか、FIDE 2200以上が指したゲームのどちらかを選ぶようになっており、私は当然後者を選んでいます。ちなみに2016年までのゲームと書かれているにも関わらず、画像の通り2018年のゲームも検索できます。最新のエンジンを使った解析や、棋譜整理にはパソコンのチェスソフトを使う必要がありますが、ちょっと気になった局面でどういった手があるか、どんなゲームが指されているかを調べるには、このlichess の機能で十分すぎるほどです。局面検索機能は、chessbase のアプリでも使えると聞いていますが、こちらは有料だったと思いますので、無料でこの機能が使えるのはありがたいことです。ただし便利ではあっても、勝率ばかりを追って指す手を選ぶのは危険なので、きちんと自分のスタイルに合った手を選びたいですね。

コラムや解説動画、ゲーム中継などの機能がないことを踏まえれば、総合的にはchess.com に劣るlichess ですが、オンライン対戦も使いやすいですし、chess.com ほどではないにしても、マスターも多数参戦しているようです。興味を持った方は是非アプリでのlichess をチェックしてみてください。


2019/01/14

ice break


今年から始まった新しいブログの紹介です。

ice break



中身は全て英語で書かれています。日本のチェスイベントやサークル活動などの情報は、日本語のみで発信されていることが多く、日本語のさほどできない外国人が日本でチェスを楽しみたいと思っても、情報を集められずに諦めてしまうことは多いように思えます。こちらのブログはまだ投稿数は少ないですが、日本でチェスやその他のボードゲームを楽しみたい外国人や、海外のプレーヤーにとって有益な情報源になると良いですね。

2019/01/12

Evadnyito Papp Bela Memorial 2019


昨晩、北京とミンスクで乗り継ぎ、無事にブダペストへと戻ってきました。一夜明けた今日は、1/4 から開催されていたPapp Bela Memorial の最終戦に顔を出してきました。この大会はFirst Saturday トーナメントが唯一開催されない1月に、毎年ブダペストで開かれるオープントーナメントで、私も6年前に参加しています。大会の上位はIM No Nhat Minh ら、ベテランの強豪が占めましたが、下位を見ると女子プレーヤーやジュニアプレーヤーの姿も多数見受けられました。


会場はFalk Miksa通りにあるハンガリーチェス連盟で、建物の3階にある広いスペースをうまく活用して試合を行っています。私も2010年のFirst Saturday や、2013年のこの大会でハンガリーチェス連盟の本部を訪れています。写真は建物内のらせん階段で、これを上って3階へと向かいます。初めて訪れる人は建物の場所で迷いそうです。


初めて見るこちらの看板は、2014年にハンガリーで開催れたU16 Youth Chess Olympiad の際に作られたもののようです。


試合をする部屋の外には、ちょっとした検討用のスペースがあり、ここにはトロフィーがすらっと並べられています。ここ数十年、ハンガリーが獲得したチーム戦やマッチの記念トロフィーのようでした。端にいるのはIM To で、最終戦開始から30分後に会場入りしたにも関わらず、すでに試合を終えて談笑していました(笑) つい先ほど更新されたChessresults の結果によれば、7/9 で3人が並びましたが、タイブレークでTo が優勝したようです!

Evadnyito Papp Bela Memorial 2019 Final Standings


私が唯一参加した6年前、最終戦で当たってドローになり、優勝を決めたのがGM Aczel (当時はIM) でした。そんな彼とは去年の11月に再会し、今月もまた試合をすることが決まっています。私も長くハンガリーで試合をして、様々なプレーヤーと縁ができてきましたね。


久々にハンガリーチェス連盟を訪れた帰り道、雪に残る国会議事堂を見て、初めて馬場さんとブダペストを訪れた9年前のことを少し思い出しました。知ってるプレーヤーたちが真剣に試合に臨む様子を見て私も刺激を受けてきたので、あと10日しっかり準備をして、私も今年最初のトーナメントを迎えたいと思います。

2019/01/09

International Chess Festival in Leányfalu Tournament Preview

明後日ハンガリーに戻り、新たなトーナメントに臨みます。それがブダペストの北、Leányfalu で開催されるGM トーナメントです。この大会はIM トーナメントとオープントーナメントも同時開催であるため、ある程度の規模であることが予想されます。Festival と銘打っているぐらいですからね。初参加でどのような大会か、さらにはどんな土地かもわかりませんが、とても楽しみにしています。開催地のすぐ南にはセンテンドレという、ブダペストから日帰りで行ける人気の観光地もありますので、そちらにも足を運んでみようと思います。

International Chess Festival in Leányfalu GM Section

エントリーリストを見ると、珍しいことに2500台が並んでいます。昨年対戦したAczel、Kantor、さらには6年前にブダペストとケチケメートのIM トーナメントで競い合い、一昨年のジャパンリーグで再会したXu Yi の名前もあります。Xu Yi が来日後、ずいぶんレイティングを伸ばしたのは知っていましたが、GM ノームのコンプリートはまだのようですね。彼との再戦も楽しみです。試合開始は22日ですので、また月の後半から試合内容や大会の様子をお届けしようと思います。

また、この大会が終わればすぐに帰国し、2月からは国内での活動に戻ろうと思っています。年末年始の短い滞在ではお会いできなかった人たちとも、2月以降再会できることを楽しみにしています。それでは遠征最後の、そして今年最初のトーナメントも頑張ってきます!

2019/01/06

謹賀新年 2019


少しタイミングが遅れてしまいましたが、皆さん明けましておめでとうございます。2018年は多くのかたにブログにお越しいただき、ありがとうございました。また今年も頑張って更新していきますので、Shinya Kojima のブログをよろしくお願い致します。

さて、最後のモンテネグロの試合以降、内緒にしようとしていたわけではないのですが、ブログでは告知することなく、ひっそりと日本に帰国していました。年末年始は妻とのんびり過ごし、そろそろまたエンジンをかけ始めようという頃です。今年最初のトーナメントは、ノビサドを取りやめ、ハンガリーのまだ赴いたことのない地にしようと思っています。そちらも決まり次第、お知らせします。

昨年末はラスベガスや香港で日本のプレーヤーが活躍し、私も刺激を受けることができました。特に青嶋くんは香港のトーナメントで優勝し、FIDE レイティングを2300に乗せて、FM獲得の資格を得るという嬉しいニュースがありました。さらに青嶋くんは自身のブログを開設したようで、こちらも今後注目していきたいと思います。

それでは今年も国内外の活動に精力的に取り組んでいきたいと思います。様々な大会、イベントで皆さんと交流できることを楽しみにしています。

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