『セシルの女王』連載スタート

10/20 に発売された雑誌、ビッグコミックオリジナルにて、こざき亜衣さんの新連載、『セシルの女王』がスタートしました。この作品は16世紀のイングランドを舞台にした作品で、エリザベス一世の忠臣、ウィリアム・セシルを主人公に据えています。この頃のイングランドの歴史に詳しい人が読めば、実在した人物たちが織り成す物語に、思わずにやりとしてしまう展開も出てくることでしょう。来月発売する号に掲載予定の第3話では、私が監修したチェスシーンが登場するため、こうして新連載スタートに合わせてこのブログでも告知させていただきます。

こざき亜衣さんは前作、『あさひなぐ』で薙刀を通じて成長する女子高生たちの姿を描いてきました。こちらは30巻を超える長期連載となり、舞台化や実写映画化もされるヒット作品となっています。『あさひなぐ』を通じてこざきさんのファンになった読者は多く、実際私もその1人です。今作、『セシルの女王』では前作から大きく世界観を変え、どんな物語が描かれていくのか、今後の展開をとても楽しみにしています。

『セシルの女王』第1話が掲載されているビッグコミックオリジナルは、こちらの犬が描かれた表紙が目印です。本屋やコンビニで見かけましたら、ぜひお手に取ってみてください。一緒に『セシルの女王』を応援していきましょう！

辺獄のシュヴェスタ チェスシーン

辺獄のシュヴェスタ第1巻

先日、クロノモノクロームでお世話になった小学館から依頼を受け、新しい漫画のチェスシーンの監修を行いました。今回はこれまで連続していた、クロノモノクローム、盤上のポラリスのような、チェスを主軸にした漫画ではなく、1話のみ単発の監修となります。その作品は、月刊！スピリッツで連載中の、辺獄のシュヴェスタです。

竹良実さんによる辺獄のシュヴェスタは、魔女狩りが行われていた中世ヨーロッパを舞台に、数人の少女たちの生き様を描いた物語です。詳しいストーリーや試し読みなどは、こちらからチェックできます。私は今回、月刊！スピリッツ最新号である9月号に掲載されている、辺獄のシュヴェスタ最新話のチェスシーンを監修させていただきました。9月号の発売は、本日7/27 です！（すでに日付が変わってしまいましたが...） 月刊！スピリッツを見かけた方は、ぜひ中身もチェックしていただけると嬉しいです。