明日、12/3(日)に佐賀県の有田町で開催される、有田セラミック・チェス大会2023に参加するために九州に来ています。昨年と大会名こそ変わりましたが、有田焼のチェスセットを使う日本で唯一の大会である点は変わりません。私は少し早く、火曜日に鹿児島から九州入りしています。鹿児島は初めて訪れる地ですので、3日間の鹿児島滞在を写真で振り返ろうと思います。チェス要素はほぼありません。 11/28(火)お昼前に羽田からの便で鹿児島空港に到着します。九州で有名な温泉と言えば大分の別府というイメージでしたが、鹿児島市は日本の県庁所在地として最多の温泉数を誇るそうです。空港を出てすぐの場所に足湯があるのは驚きました。温泉大好きなので、ここでゆっくりしながら鹿児島市内へと向かうバスを待ちます。空港から市内までは1時間弱です。 鹿児島の中心と言えば天文館、そしてJRの駅としては鹿児島駅ではなく鹿児島中央駅が有名です。鹿児島中央駅は九州新幹線も止まり、九州各県へ走る高速バスの停留所もあります。鹿児島中央駅直結のアミュプラザ鹿児島にある観覧車はとても目立ちますね。 鹿児島に到着した初日は、オンラインレッスンまで時間がなかったため、観光は軽めにしておきます。駅から天文館へ向かう途中には大久保利通の像がありました。鹿児島と言えば、西郷隆盛のイメージだったので少し意外でしたが、西郷隆盛の像も少し離れた場所にあるようです。 センテラス天文館の最上階展望台からは、鹿児島のシンボル、桜島がよく見えました。最終日にカツオを食べた店の店員さんは、「ずっと鹿児島に住んでるけど、桜島は行ったことがない。桜島は眺めるもの」と言っていました。確かに実際フェリーで島に渡るのは、県外からの観光客が多いかもしれませんね。 鹿児島市内散策中、チェスボードらしきものを見つけました。チェスピース持ってくれば良かったです。初日の観光はここまでで、夕方からは仕事があり、遅い夕飯は鹿児島ラーメンにしました。こちらは期待ほどではなく...ちょっと残念。 鹿児島2日目は鹿児島中央駅から電車に乗り、指宿枕崎線の指宿(いぶすき)駅へ。鹿児島市以外では北の霧島温泉と南の指宿温泉が県内で知られた温泉地です。指宿駅前にも足湯がありました。 そして指宿の名物といえば、温められた砂に体を埋める砂むし温泉で、世界的にもかなり珍しいとのことです。砂をかぶる場所はiPhone持ち込み禁止で撮影ができませんので、興味のある方は画像検索をしてみてください。しかし日本各地でポケモンとのコラボがあるのは知っていましたが、いぶすき→イーブイ好きとは(笑)
私が訪れたのは砂むし温泉 砂楽という指宿では人気のスポットで、1000円程度で砂むし温泉と通常の温泉入浴(砂を落とす意味もあります)がセットになっており、手軽に砂むし温泉を楽しむことができます。お客さんは更衣室で浴衣1枚に着替えたら、海岸近くの砂むし温泉に移動し、埋められる順番を待ちます。砂楽では6人が埋まるスペースが6つほどあり、2/3ほどのスペースを順次使いながらお客さんを埋めているようでした。(使っていないスペースは高温の温泉で消毒中でした) 体にかける砂の量で熱さが決まるようで、熱さが苦手な人は砂を減らしてもらったり早めに脱出できます。私は温かい砂の心地よさに、目安の10分を超えて50分くらい埋まっていました。苦手な人はのぼせたり低温やけどの恐れがあるそうなので、砂むし温泉をこれから体験されるかたはくれぐれも無理はなさらないでください。 砂むし温泉という素晴らしい体験をした後、昼食取ってから指宿市内を少し散策します。せっかく指宿に来たならと、昨年まで将棋の竜王戦の対局が行われたことで有名になった白水館を訪れることにしました。しかし、なんと繁忙期以外の水曜日は毎週休館日とのことで、宿泊客も取っていないそうです。併設されている薩摩伝承館もお休みでした。美術館や博物館ならともかく、旅館に休館日があるというのは盲点でした... 帰りは指宿駅ではなく隣の二月田駅から鹿児島中央駅に戻りました。あわよくば指宿、桜島行きを同日に決行しようと思っていましたが、とてもそんな時間も体力もなく、桜島行きは翌木曜日にまわします。 2日目の夕飯は鹿児島でも有名なとんかつの名店、川久へ。鹿児島のブランド豚である黒豚のとんかつをいただきます。今でこそ様々なブランド豚のとんかつが有名になり、チェスの試合でもよく通った蒲田、池上にもとんかつの有名店が多いですが、黒豚のとんかつにはちょっと思い入れがあり、この鹿児島で食べられて感無量でした。 木曜日はいよいよフェリーで桜島へと渡りました。桜島へは鹿児島港のフェリー乗り場から乗船してわずか15分で到着。料金も200円という安さです。チェスの試合で日本各地に行っていますが、フェリーは地元神奈川で大昔に乗って以来なので懐かしいですね。 桜島では最初にビジターセンターを訪れました。こちらは桜島初上陸のお客さんにお勧めの場所のようで、桜島の成り立ちを10分ほどで動画や展示物で知ることができ、お土産も買うことができます。 桜島が北岳と南岳の噴火によってできた複合火山であることや、大正時代の大噴火で大隅半島と陸続きになったことは初めて知りました。こちらは大正時代の大噴火の様子です。 展示物は写真撮影OKなのだろうかと思っていましたが、撮影してばんばん桜島の宣伝をしてくれとのことでした。現在も活動を続ける活火山の桜島ですが、そんな桜島と生きる鹿児島県民は本当にすごいと思います。今回の短い滞在時間では桜島のごくごく一部しか見られなかったので、次回鹿児島を訪れる時はもっと時間を取り、1日かけてで桜島を巡ろうと思います。
金曜日にはバスで博多へ移動し、現在は佐賀県の鳥栖に滞在しています。明日は朝、時間に余裕があれば武雄温泉に寄ってから有田の大会に向かうつもりです。更新は遅れるかもしれませんが、後半の大会編もよろしくお願いいたします。
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