2012/10/05

Road to Budapest

日本からほぼ丸一日かけて、ハンガリーの首都、ブダペストに戻ってきました。羽田→インチョン→ウィーン→ブダペストという、実に長い旅でした。ブダペストから最初の更新は、いくつかの写真を交え、ここまでの道のりを振り返ろうと思います。


日本からは成田ではなく、自宅に近い羽田をチョイス。まずは韓国のインチョン空港へと向かいます。朝6時のフライトのため、5時半くらいにサラダと茶のみの朝食。最近はこれぐらいでも十分です。


羽田からは2時間ほどでインチョンに到着。インチョンでは乗り継ぎの場合、入国のチェックもなく、非常にスムーズに次のゲートに進むことができました。急げばおそらく、飛行機を降りてから次のゲートまで、15分かからないのではないでしょうか。案内板の表示が、なぜ乗り継ぎ&プサンなのかは謎ですが(笑)


と、とんカツうどん...?

私が韓国に足を運ぶのは2008年のSeoul Open 以来です。韓国も日本同様、チェスはまだ後進国ですが、4年前の大会は大成功に思えました。それでも、その際のオーガナイザーに話を聞く限り、なかなか第2回の開催は簡単ではないそうです。


インチョンでの待ち時間は4時間半ほど。ゆっくり空港内を見て回りたいところでしたが、謎の腹痛に襲われ、2時間ほど横になって休むことにしました。復活する頃にはお昼時だったので、本場の韓国料理をいただくことに。(実は2日前も箱根で韓国料理だったのですが...)

空港内の韓国料理屋では、ビビンバやチゲなどもおいしそうでしたが、お腹のことを考え、刺激の少ないサムゲタン(鶏の腹にもち米、ナツメ、高麗ニンジンなどを詰めて煮た、滋養強壮に良い韓国料理)を頼みました。しばらく待って料理が運ばれてくると...で、でかい...骨まで軟らかく煮てあり、全て食べられます。


インチョンからは大韓航空でウィーンに飛びます。前回のブダペスト滞在中、一度も足を運ばなかったウィーンに、まさかこういった形で行くことになるとは。インチョンからの11時間半ほどのフライトでは、寝ているか映画を見て時間を潰しました。

オーストリアの首都、ウィーンと聞くと、私は盛田隆二先生の『夜の果てまで』を真っ先に思い浮かべますが、多くの人にとっては音楽の都というイメージが強いでしょう。実際に入国を済ませて到着階に降り立つと、壁一面に楽譜が並んでいます!


Euro Lines、Orange Ways などでバスチケットが購入できます。

ウィーンからブダペストまでは、バスも列車も出ていますが、今回はバスを選びました。バス売り場は空港内にあり、すぐに見つけることができます。ブダペストまで2時間半で19ユーロ、事前に聞いていたより高かったですが、それでも国をまたいでこの値段とは、日本では信じられません!


バスチケットを無事に購入し、一安心したところで夕食です。ウィーン市内に出る時間はさすがになかったので、空港内のカフェでサンドウィッチとイチゴのタルトを購入。どちらも皿に載せられず、紙袋で渡されたのには驚きました(笑)


出発時間になり、いよいよバスに乗り込みます。乗る直前にチケットとパスポートを確認され、その後はノンストップでブダペストまで行きます。以前、Misha とベオグラードに陸路で渡った際には、列車内でパスポートチェックがありましたが、今回は国境でのチェックはありませんでした。結構適当ですね...


久々にブダペストで朝を迎え、戻ってきたことを実感します。

ブダペスト到着後は、地下鉄とトラムを乗り継ぎ、30分ほどで懐かしのアンダンテへ。その晩はすぐに就寝したので、翌朝からまた活動スタートです。朝6時半に目が覚めたので、ブダペスト市内を散策してみることにしました。


朝早くにドナウを拝むのは、実は初めてかもしれません。


アンダンテでは意外と意見が割れますが、私は日本よりヨーロッパのサンドウィッチのほうが、断然好きです!

アンダンテを出て西駅→デアーク→中央市場を回ります。ブダペストの朝は早く、7時前から活動してる人もちらほら見かけました。ブダペストで早くにオープンする店の代表格はパン屋のようで、アメリカでのホットドックや屋台のように、毎朝ブダペスト市民に朝食を提供しているのでしょうね。



このランゴーシュ専門店には、トッピングと味付けにより、30種類ほどのランゴーシュが!

朝ごはんは中央市場2階のランゴーシュ(このブログではお馴染みの、ハンガリーの揚げパン)にしました。普段はサワークリームとチーズを載せますが、今日はシンプルにガーリックのみで、230フォリント。これほど安価で食べられるとは知りませんでした!皆さんも起きてから1時間以上歩けば、朝食に揚げものも大丈夫...ですよね?

こんな具合で、またブダペストでの生活が始まりました。今日はウォーミングアップのRapid Tournament に誘われていますが、まだ参加するかどうかは決めていません。参加するかどうかにかかわらず、一度会場には顔を出すつもりです。

そして、本番のFirst Saturday は、明日の午後からスタートです! ここから私のIM ノームチャレンジが再び始まるので、大事な初戦は特に気合を入れて臨みたいと思います。日本で東京オープンに参加する皆さんも頑張って下さい。

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