2014/08/24

The First International Master from Japan - Ryosuke Nanjo -


Tromso Olympiad から

先程、ラトビアのリガで行われていたトーナメントの最終結果が発表され、南條くんが最終戦でイスラエルのIM に勝利を収めました。これにより、この大会のレイティングパフォーマンスは2449.8、切り上げて2450 となり、3つ目のIM ノーム獲得です。そしてレイティング増加は25.2 ですので、オリンピアードの増加分、30.8 と合わせて、次回更新で+56 となり、9月の新レイティングは2400 ジャストとなります。つまり...

日本から初のIM 誕生です!



今年の全日本前は2308でしたので、南條くんはこの4か月の3大会で、レイティングを92 上げたことになります。係数が15から20に増加したことを踏まえても、南條くんの数字の上昇には目を見張るものがありますね! IM タイトル獲得争いの最大のライバルは羽生さんだと思っていた私にとって、南條くんに先を越されたことはもちろん悔しいですが、まずは日本から初めてのIM が誕生したこと、そして14年の付き合いとなるライバルの成功に、祝福の言葉を贈りたいと思います。南條くん、本当におめでとう! 次回のFIDE Congress での正式なタイトル承認が、とても待ち遠しいですね。

Riga Technical University Open 2014

2 件のコメント:

ピカチュウ さんのコメント...

大会のpairings-and-results のページには Performance rating がいくぶん小さい数値が載っていますが大丈夫なのでしょうか・・?▼o・~・o▼

Shinya_Kojima さんのコメント...

IM ノームを計算する際、対戦相手の最低レイティングは2050 に引き上げられます。
そのため、初戦の相手のレイティングが実際の1998 よりも、やや高く計算されるのです。

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