クリスマスまで2週間となり、チェス界で話題の映画の公開が近づいてきました。元世界チャンピオン、ボビーフィッシャーの生涯を描いたアメリカ映画、Pawn Sacrifice が、日本では「完全なるチェックメイト」という邦題で、今年の12月25日(金) から、TOHOシネマズ シャンテ他、全国ロードショーとなります。すでに各地のチェスサークルには映画のポスターが配られていますし、ジャパンオープンでも話題に上りました。多くのチェスファンは、この映画の公開を心待ちにしていると思います。
これまであまりお伝えしていませんでしたが、私はGAGA からの依頼で、この映画の字幕チェックや、コメント寄稿、雑誌への取材などに応じてきました。先日、Yahoo! Japan ニュースには、プロ棋士の羽生さんや森内さんらと並び、感想コメントが掲載されています。池袋のミュージカルでお世話になった安蘭けいさんと中川さん、盤上のポラリスの作画担当、若松さんもコメントを寄せています。
チェス映画「完全なるチェックメイト」に羽生善治、森内俊之らがコメント
フィッシャーがチャンピオンになった当時のことを知るチェスファンも、私のような歴史としてしか知らなかったファンも、彼の生き様を描いたこの映画で、フィッシャー、及びチェスの魅力を再発見できると思います。もちろん、チェスをまだ知らないかたにも、映画を楽しんでもらえるでしょう。是非、公開されている映画館に足を運んでみてください。年末から来年にかけて、完全なるチェックメイトをよろしくお願い致します。
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