今日は北千住の例会へ。初戦の堀さんとの試合は、10手でエクスチェンジが落ちてどうなることかと思いましたが、なんとかd3 にナイトを刺すことに成功しました。これでc1 のマスを奪い、白のルークが使えるファイルを抑えてしまうことで、なんとか代償を得ます。
25... h5 26. Be1 g5 27. Kf1 f5 28. Bc3 f4?!
私のアイディアは、キングサイドを食い破ってルークをgファイルに回すことです。しかしここは、28... h4! 29. gxh4 gxh4 が正確で、これならば本譜の手はありませんでした。
29. gxf4 gxf4 30. Rxd3! exd3 31. exf4?
私たちが完全に見落としていたのは、31. e4+! という1手です。e7 のビショップが落ちてしまうので、黒はこのポーンを取ることができません。白はこうして、e4、d4 にポーンを並べてしまえば、タフなディフェンスができました。
31... Bd6 32. Rd1 Kc4 33. Re1 Bxf4 34. Rd1 Re8 0-1
最後は堀さんの時間がなく、一気に崩れてしまいました。私としては、黒でもこれほど簡単に駒損をしたのは久々だったため、かなり冷や冷やな展開でした。続いて三ツ矢さんとの試合へ。
私は直前の17... c5 を見て、白が有利になったと思ったのですが、進めてみると意外と難しいことに気づきます。
18. dxe5 Nxe5 19. Nxe5 Bxe5 20. Bxe5 Qxe5 21. f4
こうしてfポーンを伸ばし、e4-e5 の形までを作ってしまうのが私の狙いです。h7 を狙いつつ、e4 やd6 のマスを確保してしまえば、白にアドバンテージがあると考えました。それに対し、黒は黒マスを利用した、白キングへのダイレクトアタックで対抗します。
21... Qh5 22. Ng3 Qh6 23. e5 c4?
これはすぐに白の勝ちがはっきりするブランダーでした。代わりに23... Ng4! 24. h3 Qxf4 25. Bxh7+ Kh8 26. Bf5 Rcd8 27. Bxg4 Qxg3 28. Qf2= ならば、白にアドバンテージはなかったでしょう。f4 を取られることまでは読んでいましたが、それにはNg3-Nh5 と、ナイトが跳ぶアイディアで大丈夫だと勘違いしていました。(当然、Qf4-Qh2+ と入られて黒勝ちです。)三ツ矢さんは、22... Qh4 ではなく、22... Qh6 と指した時点で、Nf6-Ng4, c5-c4, Qh6-Qb6 のコンビネーションを考えていたようですが、それにこだわりすぎたことがあだとなってしまいました。
24. Bf5!
当然の1手です。ビショップを逃がしつつ、c8 のルークをアタックし、f6 のナイトがg4 に跳ぶことも防いでいます。これで白は駒得が確定し、完全に勝勢です。
24... Nd5 25. Bxc8 Rxc8 26. Nf5 Qb6+ 27. Qf2 Qe6 28. Nd6 Rc7 29. f5 1-0
年明けから国内公式戦は7連勝ですので、このままいけばベストレイティングを更新できそうです。もう少し数字が上がると、2500 を意識するようになるかもしれませんね。
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