2021/10/12

Kyoto Gion Open 2 Tournament Report

10/9-11 の3日間、京都で祇園オープンⅡが開催されました。京都でのチェス大会は実に16年ぶりとのことです。日本ではまだ貴重なFIDE 公式戦であるうえ、コロナ禍で東京の大会も中止が相次いている状況でしたので、大会を渇望するチェスファンたちが日本各地から集まりました。私は今回、参加はせずに見学のみでしたので、いつもと違った立場でレポートをお届けしようと思います。
会場となったのは、京都府民に祇園さんの愛称で親しまれる八坂神社の目と鼻の先、知恩院の和順会館です。和順会館は知恩院が運営する宿坊で、一般のかたでも申し込めば宿泊できるようになっています。運営の皆さん、および参加者の半数ほどはこの知恩院に泊まっていたのではないでしょうか。私たちは知恩院の最寄り駅である東山駅から二つ離れた京都市役所前に宿を取りましたが、宿泊施設が会場だとちょっとした試合の合間に部屋に戻って休憩できるため、参加者にとっては楽ですね。宿泊場所と試合会場が一体化しているのは、アメリカのトーナメントのようです。

参加者は43名と東京の大会に引けを取りません。和室でチェスをする様子は麻布チェス部の合宿を思い出させますが、これほど大きな部屋を借りることはなかなかないでしょう。FIDE レイティングを持っておらず、大会に初参加だという外国のプレーヤーも多く、留学や仕事で日本に滞在中だそうです。皆さん、日本語お上手で驚きます!

今大会は3日間で7試合でしたが、2日目の1日3試合が最もハードだったでしょう。私もオンラインでの仕事の合間を縫って3日とも会場に足を運び、皆さんの熱戦を間近で見せていただきました。上位争いは3連勝後、リスト上位の2人、Simon と大多和くんにドロー。最終日の2試合をきっちり勝った東野さんが、0.5P のリードで単独優勝を決めました。終わってみれば、リスト1-3の順番が入れ替わっただけで3人とも負けは無し。実力は拮抗していて誰が優勝していてもおかしくなかったと思います。入賞の3人とも、おめでとうございます! そして運営、および参加者の皆さん、3日間お疲れ様でした。

Kyoto Gion Open 2 Final Standings

ポイントはある程度取って上位にいても、FIDE レイティングを大きく落とすこともあり、結果に満足していない人もいるでしょう。一方で初のFIDE 公式戦参戦で好パフォーマンスを残し、高い初期レイティングが期待できるプレーヤーもいます。また次の試合の機会が楽しみですね。私も11月のジャパンオープンは参加予定ですので、そちらで久々のFIDE 公式戦です! 参加予定の皆さん、よろしくお願い致します。

ここからトーナメントを離れ、周辺の紹介です。冒頭に書いた祇園さんの愛称で親しまれるのは八坂神社です。以前京都を訪れた際は地理がよく分からずにさ迷い歩きましたが、今回の滞在で少しずつ京都の地図が頭に入ってきました。

八坂神社から祇園四条、京都河原町方面へ向かう四条通には、たくさんのお店が立ち並びます。3日目の試合中に少し会場を離れて散策しましたが、お茶のお店は本当に多く、どこに入ればよいか決めることができません! 迷った挙句、抹茶パフェの予定を変更して、一風変わった伊藤久右衛門の抹茶パフェアイスバーをゲットしました。こちらはさくらという商品名で、桜の塩漬けが乗った甘さとしょっぱさが調和する面白いアイスバーです。

こちらのBLUE FIR TREE は、舞妓さんちのまかないさんという漫画に登場したお店で、ハート形のホットケーキが名物です。残念ながらこの日は定休日でしたので、またチャンスを見つけて足を運びたいと思います。ちなみに四条通には舞妓さん御用達や舞妓さんに人気のメニューを謳うお店が多いので、運が良いと舞妓さんに出会えるかもしれませんね。

試合翌日の今日は、大会参加者に勧められた路面電車、嵐電に乗って嵐山へと足を運んできました。途中車道の中央を電車が走るのは、ブダペストのトラムを彷彿させます。嵐電に乗り込んだ四条大宮から終点の嵐山までは24分。京都4回目ながら初の嵐山でとても楽しめましたが、嵐山の様子まで書いているときりがないので、今回はこれくらいにしておきます。まだ数日京都滞在は続くので、明日以降もまだ知らぬ京都を満喫できればと思います。

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