2014/07/19

Saturday Lecture and A Farewell Party for Pablo


今日のレクチャーの様子, Photo by Kawanaka

3連休の初日の今日、池上でのレクチャー、日吉のトレーニングへの顔出し、Pablo のお別れパーティーへの出席と、チェスイベントに奔走していました。月に1回のサタデーレクチャーは、先月に引き続き、ポーンエンディングがテーマです。お互いに自分から入ってはいけない、Mined Squares の考えかたは皆さん理解できたようですが、以下のポジションはやはり難しかったようですね。


White to move and win.

このポジションは私が6年前、北京に行く前に勉強して感銘を受けたものです。ポーンが計3つしかないポジションでも、白は勝つために様々なアイディアを使わなければならず、ポーンエンディングの奥深さを知ることができます。ロジックで解く方法を知っていれば試合でも正確に指すことができるでしょうが、時間に追われる実戦で行き当りばったりでは、なかなか勝ちを引き寄せるのは難しいかもしれませんね。

レクチャー後の予定は少し迷いながらも、日吉で行われていた小林くん主催のトレーニングへ。1時間という短い時間で数局だけ指してから、蒔田くんを連れて千葉へ向かうことに。この1ヶ月、日本に滞在していたPablo と別れを告げるため、Yumi さんの家で行われたパーティーへと足を運びます。


パーティーでは食事やお喋りのほか、チェスももちろん行われました。男子3名と女子3名の2分ブリッツ、負けた側は酒を一杯飲むとことにしようとPablo が言い出したときは、さすがに男子の圧勝で終わると思っていましたが、男子側は神の見えざる手によって、ルークやナイトがゲーム中に消滅(笑) レクリエーションとして、なかなか楽しませてくれます。他にもバグハウスやリレーチェスなどで、Pablo との最後の交流の時間を過ごしました。


Pablo からは、チェスだけでなくスペイン語のレッスンも。どういう流れで、ajo (にんにく) という単語が出てきたのか(笑)

パーティーは予定を1時間ほど過ぎた21時に完全にお開きとなり、皆、彼との最後の挨拶を済ませて家路につきました。Pablo、IVL や同時対局イベントを含め、1か月近くの長い間、日本でお世話になりました! また来月、ノルウェーでの再会を楽しみにしています。彼はノルウェーには、アルゼンチンの女子代表チームのコーチとして、参加予定です。

そして明日からの2日間は、蒲田でサマーオープンが開催され、私も参加予定です。今回は海外から私の友人が来日し、2年半ぶりの再会となりますので、それがメインの楽しみです! もちろんオリンピアード前、最後の公式戦としも良い調整になればと思っていますので、参加者の皆さんは、よろしくお願い致します。

4 件のコメント:

ピカチュウ さんのコメント...

地雷を踏んだらサヨウナラ ということで mined square と言うみたいですよ▼o・~o▼

ピカチュウ さんのコメント...

アマゾンで買った本から図の局面を発見▼o・~・o▼  I.Kling, 1848 白キングがf3にいたら黒キングはe5に行かないといけないとか表が載っています。受験勉強みたい▽o・~・o▽

Shinya_Kojima さんのコメント...

あー、間違えていましたね。次回から気をつけます。ご指摘、ありがとうございました!

Shinya_Kojima さんのコメント...

はい、そのように対応するマスを考え、それを崩すのがポイントです。

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