ハワイで開催される国際大会、Hawaii Chess Festival に参加するため、初めてのハワイへとやってきました。今回のレポートは初日から試合最終日の5日目まで、5回に渡ってお届けしようと思います。3/18 の夜、日本を発った私と南條くんは、同日の午前6時40分にハワイへと到着しました。日本を出て時間が大きく戻るのは、フライトは6時間ながら、時差が19時間もあるハワイならではです。到着したちょうどその頃、ハワイで日出が見られたのはラッキーでした。空港からではなく、ダイヤモンドヘッドからであれば、もっと綺麗な景色が拝めたかもしれませんね。
空港でポールと合流した私たちは、タクシーでワイキキ方面へ。ハワイはこの日、見ての通りの快晴です。アラモアナセンターの目の前、東西に大きく伸びる公園を抜ければ、アラモアナビーチが姿を現します。オアフ島の観光の中心地、ワイキキのビーチに比べれば、人も少なく、穏やかに過ごせる場所です。
今回、一緒に大会に参加する松田さんの滞在先にもお邪魔してきました。41階から眺めるアラモアナビーチはこの通り! 色が違って見える部分は、サンゴがあるためです。左手に見えるマジックアイランドでは、昨日はGM Gareev の目隠し同時対局を中心としたチェスイベントが、メインの大会に先駆けて開催されています。
ハワイ到着後初の食事は、ハワイのマグロ、アヒをご飯にのせたポキ丼をいただきました。この店のは辛みのあるソースでしたが、一口にポキ丼といっても、具材から味付けまで様々なようです。こちらのハワイ名物は、また明日以降も試してみたいですね。
昼食後に軽くアラモアナセンターとビーチを散策後、オープニングバンケットに参加するために、会場となるHilton Waikiki Beach へと向かいます。宴会場を貸し切った試合会場には、面白い企画がいくつか。こちらはオークションの貼り紙で、落札したい人が前の値段より高い値段を次々と書き込んでいきます。GM Samuel Shankland とのブリッツ4局は、30$ からのスタートです。
GM Challenge の目玉ともいえるゲスト、女性世界チャンピオンHou Yifan の切手セット。中国ではこうしたものまで売られているのかと感心しますが、世界チャンピオンなんですから、あっても全く不思議ではないですね。
壇上に2つのセンサーボードの用意が... やはり、GM Challenge は中継されるようですね。計12戦のクイック& ブリッツで、情けない姿を披露しないよう、頑張ってきます。
遅れてきた最後のGM Challenge のゲスト、GM Gareev とは謎のポーズで記念撮影(笑) 乗りの良い若者でしたが、盤を挟むとどのような顔を見せてくれるのか、20日の朝に、この目で確認してこようと思います。
そしてバンケットの終盤のイベントでは、Hou Yifan とShankland が、それぞれ他のプレーヤーと組んで、ペア戦を行う企画が行われました。Hou Yifan のペアはマウイ市の市長。対するShankland のペアは、8か月ぶりの再会を果たしたポール飯沼さんでした。結果は見事、Shankland ペアの勝利! 実力の拮抗した面白い勝負でした。ポールにとっては、良い思い出となるイベントだったでしょう。
この日はバンケットから宿泊先に戻って終わりですが、明日は朝からホエールウォッチング、そして夜にはOpen のR1 が開始されます。初戦は格下相手になると思いますが、油断せずにしっかり勝って、20日のGM Challenge を迎えたいですね。明日からの本格的な大会報告も、是非お楽しみに。
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