Kojima, S (FM, JPN, 2364) - Bartos, J (FM, CZE, 2259)
Pilsen Open 2013 (6) Analysis
Black to move and draw
今週のタクティクスは、未公開だった去年の新潟のゲームから。GM Lu Shanlei を相手にかなり良いポジションにしたはずが、最後に間違えてしまいました。今年の新潟、私は不参加ですが、今年も日本と中国代表で、熱い試合が繰り広げられることを期待しています。
エンドゲームはすでに公開済みの、一昨年のチェコのゲームから。教科書的なポジションですが、覚えておくべき異色ビショップエンディングでのテクニックです。私は試合後に、ロシアのIM Chudinovskikh から指摘されて、初めて知りました。答えが分かった方は、コメント欄にお気軽にどうぞ。
7 件のコメント:
初めまして。
一番目は、
Be2 Rf7 Rh5+ Kg8 Qh6 Rf6 Qh8+ Kf7 Rxg7+ Qxg7 Qxa8
二番目は、
Bh5でプロモーションを防げないと思います。
天音さん、初コメントありがとうございます!
1つ目はそれで正解です。私はシンプルに1. Be2 と下げず、1. Bg4? としてしまったせいで、優位を崩してしまいました。日本でGM に勝つ貴重なチャンスだっただけに、今でも悔やまれる1手です。
2つ目は黒番で、ドローに持ち込む問題です。白番であれば、ご指摘の手で白の勝ちになるので、黒はどうやってそれを防げば良いか、考えてみてください。
白pをg6にするというGMの意見かな
ど、どれですか?
下図のg5→g6
白kが左から上がってきたらkf5
引き分けみたいな
ざっくり
白がポーンをg6 に進めてしまうと、f6, g7 が黒マスであるため、黒はキングをg7 に置いたまま、ビショップをa1-f6 のダイアゴナルで動かし続けていれば簡単にドローですね。そうすると白はポーンを5段目にとどめたまま、キングをe6 まで進めて、f5-f6 突きを狙うのが唯一の勝ちのチャンスとなりますが、黒はそれにどう対応すればよいかという問題です。
こんなところでしょうか
bd2 f6+ kf8 f7 g6orK進める bc3後 繰り返し 引き分け
18:43より
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