2011/06/25

Philadelphia International 大会情報

おはようございます。先程、朝食から戻りました。今回の滞在では宿泊に朝食を付けていないため、毎朝外に朝食を探しに行くことになります。幸い、近くにサンドイッチショップSubwayや、屋台のホットドッグ屋があるため、さほど大変ではありません。今朝は私と池田君、昨晩合流したMoulthun君の3名で駅まで食事に行きました。IMノームをすでに3つゲットしていると聞いていたので、Moulthun君とはどんないかつい青年だろうかと色々考えていましたが、(失礼!チェスの実力と見た目は関係ないですね)実際は小柄でおとなしそうな少年でした。これから2週間、彼がどんなチェスを指すのか、近くで見て勉強させてもらいます。

さて昨日の試合の詳細ですが、時間もあまりないですし、すでに馬場さんがポイントとなる局面に触れていてくれているので、そちらは割愛します。http://chessplayer.jugem.jp/

皆さんがより気になっているのは、大会の詳細でしょう。インターネット上ではほとんど情報が出ていませんしね。私も大会が始まって驚くべきことがいくつかあったため、今回はそれについて述べようと思います。

一つ目は大会の参加人数です。Philadelphia Internationalは驚くべきことに32人という少なさです。昨年はかなり多かったため、これは私も池田君も意外でした。それでも、GMが3人、IMが4人参加しているため、IMノームのチャンスはあります。また、Moulthun君がリスト4、私が6、池田君が8なので、全員十分に賞金を狙える位置にいます。ちなみにリスト1のGM,Shabalov,AはR2でまさかの負け、リスト2のGM,Lenderman,Aはしっかり池田君に勝っています。

もう一つは試合の持ち時間です。タイムコントロールは40手2時間のプラス1時間、そして増加はなしです!その代わりに初手から1手5秒の保障時間があります。保障時間とは自分の手番になっても、定められた分だけ自分の持ち時間が減らないというものです。増加と違うのは、5秒以内に指しても余った分の時間がプラスされないということです。なかなか面白いシステムですが、時間切迫になると大変です。5秒以内に指し続けなければいけないということになります。私も池田君も面食らったタイムコントロールですが、地元のプレーヤーは淡々と対応していたので、アメリカでは普通のことなんですかね。

さて、そろそろR3のペアリングが発表されるので確認してきます。1.5/2は少ないので、ひょっとするとR1をbyeで参加している、コロンビアのGMかもしれません。

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