2013/08/09

Japan League 2013 Preview


いつも日本の大会を追っているFM が、現在はアメリカの大会で四苦八苦しているため、明日からのJapan League のプレビューは代わりに私が書こうと思います。今年のJapan League は5人のFM クラスのマスターが揃い、海外勢が来なかった年としては、過去最高レベルの戦いになることが予想されます。

小島慎也 (FM, JPN, 2356)


自分で自分の評価を書くというのは難しいものです(笑) とりあえず、FIDE もJCA もレイティングリストがトップであるため、あまり情けない姿をさらすわけにはいきません。Japan League は2010年に単独優勝、2011年に同時優勝を果たしている相性の良い大会であるため、今年も他のライバルを抑えて優勝を狙いたいと思います。

池田惇多 (FM, AUS, 2339)


今年の日本チャンピオン、池田くんは言うまでもなく、今大会も優勝候補の大本命です。新潟での大学生との合宿は全勝で乗り切り、昨日からは私の家に泊まってトレーニングをしています。全日本に次いで日本のFIDE 公式戦大会を制するか、周囲からの注目度合いも高いでしょう。

南條遼介 (CM, JPN, 2300)


7月に韓国、ロシアと連続FIDE 公式戦を戦った南條くんも、調子は悪くなさそうです。全日本で不調だった分、3ヶ月ぶりの南條復活を日本国内でアピールできるでしょうか。カザンの最終戦で見せた力をトーナメント中に発揮できれば、私や惇多くんに一歩も退かず、激しい優勝争いになると予想します。

渡辺暁 (FM, JPN, 2265)


昨年のJapan League チャンピオン、暁さんは今年も当然参戦です。昨年のこの大会、私はハンガリーから見守るだけでしたが、南條くんを破っての優勝は見事でした。全日本ではBye を入れていましたが、こちらはフルでの参加になりそうなので、優勝争いにも絡んでくるでしょう。全日本では機会のなかった渡辺 - 池田戦も、ペアリングが組まれれば楽しみにしたいと思います。

Simon Bibby (FM, JPN, 2262)


2002年の日本チャンピオンが、数年ぶりの東京でのFIDE 公式戦に登場です。昨年(かな?)、過去のレイティングでFM を申請し、日本籍の新たなマスターとなりました。今年からは本格的な復帰を望んでいると聞いているので、私も2007年以来の対戦を心待ちにしています。


惇多くんとは今日、私の自宅と逗子の海の二箇所でトレーニングを行いました。

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