久々に将棋の話題オンリーです。今日は月に1回開催される、ねこまどの将棋級位者大会に参加してきました。将棋は数年前にハンガリーで旅人に教えてもらって以降、電王戦を見に行ったり、アプリで指したりと細々続けており、今回が私にとって初の大会参加でした。
ねこまどの級位者大会は、チェスの大会に比べるとかなりカジュアルです。持ち時間は15分30秒の秒読み。試合数は決まっておらず、13時過ぎのスタートから15時半頃まで、対戦相手を変えて指し続けます。今日のやり方を見る限り、終わった人同士で実力がなるべく近くなるような新しいペアリングを作っていました。勝てば3点、負ければ1点貰え、最終的に一番ポイントを稼いだ人が優勝となります。サッカーの勝ち点方式はともかく、早く指した人ほど多く対局するチャンスがあるというのは、チェスプレーヤーにとって斬新なスタイルですね。
結果は3勝1敗が4人並んでの同時優勝で、2局目で負けた私も幸運なことにそのグループに滑り込むことができました。参加者全員に賞品があり、私は香川愛生さんのサイン入り本をゲットできました。表彰式も16時には終わるので、3時間将棋を楽しみ、賞品も必ず貰えて、参加費2000円というのはお得だと思います。
私のような初参加の人も多く、小さな子供でも、初めての人でも参加しやすい工夫は色々とあったと思います。以下、多くのチェス大会と比べて、気楽に参加しやすいポイントだと思うものを箇条書きにしておきます。
・ 対局の持ち時間、および拘束時間が短い
・ 参加費が安い
・ 終わった人同士で次の対局が始まるため、待ち時間があまりない
・ 棋譜を取らなくて良い
対局数が違う、強い人同士で当たるとは限らないシステムは、試合数も対戦相手の強さも色も、なるべく公平性を求めるチェスからすれば、かなり不思議に感じるでしょう。それでも、今回のメンバーで、誰々は多く試合をしている、誰々はさほど強い人と対局していない、それで優勝は不公平だ、などと言い出す人はいません。そういった公平性を求める人は、違う大会に参加すればすむことです。反則負けなども取らない規則の緩い大会であることも告知されていますし、それでOK の人が集まり、とても楽しめるイベントでした。
このやり方をチェスでそっくりそのまま真似をして上手くいくかどうかはわかりませんが、是非ねこまどでもチェスの初心者大会をやりましょうとも誘われましたので、それは今後考えてみようと思います。ひとまず今日は、ねこまどの皆さん、参加者の皆さん、将棋を楽しませてくださり、ありがとうございました! またタイミングが合えば、参加させていただきたいと思います。
株式会社ねこまど
第67回ねこまど級位者大会 結果発表!
2 件のコメント:
普及のためにはカジュアルな大会も必要かと思います。
それと将棋の場合は(囲碁も同様)、プロとアマがはっきり区分けされているので、プロの対局は厳格に行われるが、アマについてはそうでない場合も許容されていると思います。
そうですね。これからチェスでもそうした大会を増やしていければと思います。
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