2011/11/19

Tokyo Open Day1

今日から二日間、蒲田で東京オープンが開催されています。最近の調子から言えば問題なく全勝・・・といきたいところでしたが、初戦からつまづいてしまいました。以下、1~3Rの簡単な内容です。

R1 /B /青木康祐 (1923) /1/2-1/2 /Caro-Kann Advanced

札幌の青木さんとは2年ぶりの対戦です。(今は東京で仕事をしていると聞いています。)序盤から私が優勢に試合を進め、誰もが黒勝ちだと思っていたでしょうが、事件が起こりました。勝てると計算した4ポーンピースがうまくいかず、最終的には何とかドローに持ち込む形に。反省の多い試合でした。

R2 /W /原下誠 (1457) /1-0 /Queen's Gambit Declined

原下さんとは初対戦、そして初めてのQGDメインラインです。ビショップとナイトを早々に交換する序盤は準備通りで、黒が消極的に組んでいる間に、厚いセンターを築くことに成功しました。その後はセンターポーンを押し上げてプレッシャーをかけ、パスポーンの力で問題なく勝つことができました。一つ前に試合を優勢から落としているため、最後まで油断せぬよう心がけました。

R3 /B /吉村謙治 (1928) /0-1 /Semi-Slav Shavalov Gambit

2R終了時点で2連勝は南條君、野口さん、吉村君の3人でした。私は2Rの勝ちで2番ボードまで這いあがり、吉村君との対戦です。1Rで中川さん相手に苦戦していたのを見て、久々のSemi-Slav をチョイスしてみましたが、予想外のg4! Shavalov Gambit が来ました。このオープニングには、2008年のWMSG でさんざんGMに負けた痛い思い出がありましたが、そこから学んだことを生かし、無事に勝つことができました。年末のラスベガスに向け、彼とはSemi-Slav 対策をもう少し話し合おうと思います。

3Rの1Bはリスト2-3対決、南條-野口戦が繰り広げられていました。南條君がどこでミスをしたかは分かりませんが、野口さんが勝勢のエンドゲームに突入!ところが、時間切迫により悲劇的な逆転が起こり、南條君が3連勝でトップに立ちました。やはり勝負は最後まで分からないもの。明日も(明日は?)気を抜かずゲームに取り組もうと思います。

Standing


3P 南條
2.5P 小島、三阪、古谷、篠田

Next Pairing


1B 古谷-南條
2B 小島-三阪
3B 篠田-東芝

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