2019/05/30

Olympiad Members Selection for 2022


2018年のオリンピアード日本代表メンバーたち

先週、NCS から会員に向けて1つの投げかけがあり、一部のチェスファンの間では、それが活発に議論されています。それは、2022年のベラルーシ、ミンスクで開催されるオリンピアードの日本代表を、どのように決めるべきかということです。古くからのシステムでは、オリンピアード前年の全日本選手権とジャパンオープンの上位入賞者から代表が選出されていましたが、この2大会の戦績だけで代表を決めるやり方はふさわしくないと、以前から指摘されていました。来年のハンティマンシスクオリンピアードから制度を変えるのは急すぎるため、NCS では3年後のオリンピアードから選出方法を見直そうということなのでしょう。現在、NCS のサイト上ではメンバー選出方法に関してのアンケートが6/30 まで実施されており、自由な意見を述べることもできるようになっています。

FIDEオリンピアード選考方法 - Consultation for Japan Olympiad team

私はこの話題が出た際、すぐにブログの記事に取り上げようかとも思いましたが、自分の意見がまとまらず先送りにしていました。それがようやくここ数日でまとまったので、記事を書こうという気になったのですが、ここで私の意見を出すのはまだ控えておこうと思います。私がブログで出す意見はチェス界に影響が強いと以前指摘されたので、6/30 のアンケート締め切りまでは、私の意見はなるべく伏せた状態で、皆さんには選出方法について自由に考えていただければと思います。じゃあ、今日の記事はなんなのかと言われそうですが、単にアンケート実施中ですという、知らない人に向けた宣伝です(笑)

また馬場さんが書いているブログ、Behind the Scene では、これまでの選出方法においての問題点や、馬場さんが提唱する新しい選出方法について書かれていますので、これらにざっと目を通しておくと皆さんも考えやすいかもしれません。誰もが納得する、誰に対しても公平な選出方法を決めるのは難しいかもしれませんが、従来よりもトラブル無く代表が選ばれるようになることを願っています。

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