慶應義塾大学チェスクラブのブログから、今年の全日本の棋譜がダウンロードできるようになっています。編集と公開を手掛けてくれた桑田君、中村君には大いに感謝しています。上位10ボード×11ラウンドの計110局が、pgn形式になっているので、ChessBase やWinboard で開いてください。棋譜だけを見るならば、メモ帳でも可能です。
http://keiochess.blog130.fc2.com/blog-entry-77.html
さて、ここで全日本の棋譜公開について、もう少し話をしておきましょう。かつて日本チェス協会では、全日本の棋譜をチェスセンターなどで販売していました。私も中学2年生の頃に全日本の棋譜を購入し、一つ一つ並べて勉強した思い出があります。余談ではありますが、その年の優勝者であるSimon Bibby氏のオープニングレパートリーには、当時大きな影響を受けました。
しかし考えてみれば、海外のトーナメントでは棋譜が無料で公開されるのが一般的であり、棋譜を有料で手に入れるという話はあまり聞きません。日本でも無料で公開すべきだという声は、昔からありました。
流れが変わったのは、2009年の全日本からでした。全日本後に優勝者のSam Collins氏から、棋譜をネット上のチェス新聞であるChess Todayで扱いたいので自分に送ってほしい、との要望があり、私から彼に全日本の棋譜を渡すこととなりました。Chess Todayで全日本の棋譜が解説付きで紹介されたことを受け、日本チェス協会でも棋譜の販売を諦めたのでしょう。その年から日本チェス協会のHPでも、無料で棋譜が公開されるようになりました。
現在、世界中で行われている試合の棋譜は、Chess Base,Chess Games,The Week In Chessなどから閲覧、ダウンロードできます。私も知らない、その他のサイトを活用しているプレーヤーも大勢いるでしょう。棋譜が無料ですぐに手に入ることは、間違いなくプレーヤーの成長を促進させます。今回の棋譜公開が日本のチェスプレーヤーの棋力や、やる気の向上に繋がれば、私としても嬉しい限りです。
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さて、ここで全日本の棋譜公開について、もう少し話をしておきましょう。かつて日本チェス協会では、全日本の棋譜をチェスセンターなどで販売していました。私も中学2年生の頃に全日本の棋譜を購入し、一つ一つ並べて勉強した思い出があります。余談ではありますが、その年の優勝者であるSimon Bibby氏のオープニングレパートリーには、当時大きな影響を受けました。
しかし考えてみれば、海外のトーナメントでは棋譜が無料で公開されるのが一般的であり、棋譜を有料で手に入れるという話はあまり聞きません。日本でも無料で公開すべきだという声は、昔からありました。
流れが変わったのは、2009年の全日本からでした。全日本後に優勝者のSam Collins氏から、棋譜をネット上のチェス新聞であるChess Todayで扱いたいので自分に送ってほしい、との要望があり、私から彼に全日本の棋譜を渡すこととなりました。Chess Todayで全日本の棋譜が解説付きで紹介されたことを受け、日本チェス協会でも棋譜の販売を諦めたのでしょう。その年から日本チェス協会のHPでも、無料で棋譜が公開されるようになりました。
現在、世界中で行われている試合の棋譜は、Chess Base,Chess Games,The Week In Chessなどから閲覧、ダウンロードできます。私も知らない、その他のサイトを活用しているプレーヤーも大勢いるでしょう。棋譜が無料ですぐに手に入ることは、間違いなくプレーヤーの成長を促進させます。今回の棋譜公開が日本のチェスプレーヤーの棋力や、やる気の向上に繋がれば、私としても嬉しい限りです。
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