今日は松戸チェスクラブ主催のスプリングトーナメントに参加してきました。松戸のの大会に参加するのは、実に3年ぶりのことです。上位陣は少しさびしい面子でしたが、全体として26名の参加者があり、十分盛り上がったと思います。
R1 小島慎也(2365)-阿部真大(1845)
1-0/ 16手/ Four Knights
中学2年生の真大君とは、今年の1月にも同じ色で対戦しています。今回はPetrofを避けてFour Knightsにしてみたところ、黒が早々に間違え、あっという間に勝勢になりました。真大君も昨年から1800台で苦しんでいますが、ちょっとしたきっかけを掴めばすぐ1900,2000に乗るでしょう。
R2 星野栄造(1872)-小島慎也(2365)
0-1/ 35手/ Caro-Kann Classical without 8.h5
星野さんとは3年ぶりの対戦です。Caro-Kannに何を指してくるかは知りませんでしたが、メインのh5を指さないラインでした。白がショートキャスリングをしてきたので、h4をターゲットにしてキングサイドを攻め、ポーンをいくつかもらったところでディフェンスに回り、勝ち切りました。少しひやりとするところもありましたが、時間切迫でも冷静にさせたと思います。
R3 小島慎也(2365)-南條遼介(2337)
1/2-1/2/ 51手/ Sicilian Alapin 2...d6
今日は南條君ともファイティングです。彼もAlapin対策は色々と考えているようで、前回の2...e6から2...d6へと変えてきました。お互いにチャンスのある局面はありましたが、時間切迫により最善手を逃し合い、最終的にはドローに落ち着きました。色々と考えることが多く、指していて楽しい試合でした。
R4 小笠誠一(1828)-小島慎也(2365)
0-1/ 27手/ Caro-Kann Classical
1. e4 c6 2. d4 d5 3. Nc3 dxe4 4. Nxe4 Bf5 5. Ng3 Bg6 6. h4 h6 7. Nf3 Nd7 8. h5 Bh7 9. Bd3 Bxd3 10. Qxd3 e6 11. Bd2 Ngf6 12. O-O-O Be7 13. Kb1 Qb6!?
14. c4?!
私はこのようなポジションでは、白はc4を突くべきではないと思っています。将来的なターゲットなる可能性があるためです。
14...O-O 15. Bc3?!
黒は黒マスビショップを交換する準備ができているため、この手はあまり働きません。
15...Rfd8
Rfe8-Rad8-c5とセンターを崩しに行っても、黒は十分イコアライズできますが、私はRfd8を好みます。a8のルークを、aファイルから使う可能性を残すためです。
16. Qe2 Bb4 17. Qe1?! a5!=/+
あとは...c5からセンターを崩し、ナイトをc5,e5で使えるようにします。白はc4とf2が負担となり、苦しい展開が続きます。
18. Kc2 c5! 19. a3 cxd4 20. Nxd4 Bxc3 21. Kxc3 (21. Qxc3 Qc5) 21... Nc5 22. Nb5 Rxd1 23. Qxd1 Nce4+ 24. Kb3 Rd8 25. Qe2 Rd2 26. Qe3 Qxe3+ 27. fxe3 Nxg3 0-1
結局、白はg3のナイトとh1のルークが使えずに終わりました。Caro-Kannのメインラインは、私も手順だけはチェスを始めて数カ月で覚えましたが、お互いの正しい指し方を理解するのは難しいものです。Caro-Kannには、これからも私のメインウエポンとして仕事をしてもらうつもりです。
1-0/ 16手/ Four Knights
中学2年生の真大君とは、今年の1月にも同じ色で対戦しています。今回はPetrofを避けてFour Knightsにしてみたところ、黒が早々に間違え、あっという間に勝勢になりました。真大君も昨年から1800台で苦しんでいますが、ちょっとしたきっかけを掴めばすぐ1900,2000に乗るでしょう。
R2 星野栄造(1872)-小島慎也(2365)
0-1/ 35手/ Caro-Kann Classical without 8.h5
星野さんとは3年ぶりの対戦です。Caro-Kannに何を指してくるかは知りませんでしたが、メインのh5を指さないラインでした。白がショートキャスリングをしてきたので、h4をターゲットにしてキングサイドを攻め、ポーンをいくつかもらったところでディフェンスに回り、勝ち切りました。少しひやりとするところもありましたが、時間切迫でも冷静にさせたと思います。
R3 小島慎也(2365)-南條遼介(2337)
1/2-1/2/ 51手/ Sicilian Alapin 2...d6
今日は南條君ともファイティングです。彼もAlapin対策は色々と考えているようで、前回の2...e6から2...d6へと変えてきました。お互いにチャンスのある局面はありましたが、時間切迫により最善手を逃し合い、最終的にはドローに落ち着きました。色々と考えることが多く、指していて楽しい試合でした。
R4 小笠誠一(1828)-小島慎也(2365)
0-1/ 27手/ Caro-Kann Classical
1. e4 c6 2. d4 d5 3. Nc3 dxe4 4. Nxe4 Bf5 5. Ng3 Bg6 6. h4 h6 7. Nf3 Nd7 8. h5 Bh7 9. Bd3 Bxd3 10. Qxd3 e6 11. Bd2 Ngf6 12. O-O-O Be7 13. Kb1 Qb6!?
14. c4?!
私はこのようなポジションでは、白はc4を突くべきではないと思っています。将来的なターゲットなる可能性があるためです。
14...O-O 15. Bc3?!
黒は黒マスビショップを交換する準備ができているため、この手はあまり働きません。
15...Rfd8
Rfe8-Rad8-c5とセンターを崩しに行っても、黒は十分イコアライズできますが、私はRfd8を好みます。a8のルークを、aファイルから使う可能性を残すためです。
16. Qe2 Bb4 17. Qe1?! a5!=/+
あとは...c5からセンターを崩し、ナイトをc5,e5で使えるようにします。白はc4とf2が負担となり、苦しい展開が続きます。
18. Kc2 c5! 19. a3 cxd4 20. Nxd4 Bxc3 21. Kxc3 (21. Qxc3 Qc5) 21... Nc5 22. Nb5 Rxd1 23. Qxd1 Nce4+ 24. Kb3 Rd8 25. Qe2 Rd2 26. Qe3 Qxe3+ 27. fxe3 Nxg3 0-1
結局、白はg3のナイトとh1のルークが使えずに終わりました。Caro-Kannのメインラインは、私も手順だけはチェスを始めて数カ月で覚えましたが、お互いの正しい指し方を理解するのは難しいものです。Caro-Kannには、これからも私のメインウエポンとして仕事をしてもらうつもりです。
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