2019/01/12

Evadnyito Papp Bela Memorial 2019


昨晩、北京とミンスクで乗り継ぎ、無事にブダペストへと戻ってきました。一夜明けた今日は、1/4 から開催されていたPapp Bela Memorial の最終戦に顔を出してきました。この大会はFirst Saturday トーナメントが唯一開催されない1月に、毎年ブダペストで開かれるオープントーナメントで、私も6年前に参加しています。大会の上位はIM No Nhat Minh ら、ベテランの強豪が占めましたが、下位を見ると女子プレーヤーやジュニアプレーヤーの姿も多数見受けられました。


会場はFalk Miksa通りにあるハンガリーチェス連盟で、建物の3階にある広いスペースをうまく活用して試合を行っています。私も2010年のFirst Saturday や、2013年のこの大会でハンガリーチェス連盟の本部を訪れています。写真は建物内のらせん階段で、これを上って3階へと向かいます。初めて訪れる人は建物の場所で迷いそうです。


初めて見るこちらの看板は、2014年にハンガリーで開催れたU16 Youth Chess Olympiad の際に作られたもののようです。


試合をする部屋の外には、ちょっとした検討用のスペースがあり、ここにはトロフィーがすらっと並べられています。ここ数十年、ハンガリーが獲得したチーム戦やマッチの記念トロフィーのようでした。端にいるのはIM To で、最終戦開始から30分後に会場入りしたにも関わらず、すでに試合を終えて談笑していました(笑) つい先ほど更新されたChessresults の結果によれば、7/9 で3人が並びましたが、タイブレークでTo が優勝したようです!

Evadnyito Papp Bela Memorial 2019 Final Standings


私が唯一参加した6年前、最終戦で当たってドローになり、優勝を決めたのがGM Aczel (当時はIM) でした。そんな彼とは去年の11月に再会し、今月もまた試合をすることが決まっています。私も長くハンガリーで試合をして、様々なプレーヤーと縁ができてきましたね。


久々にハンガリーチェス連盟を訪れた帰り道、雪に残る国会議事堂を見て、初めて馬場さんとブダペストを訪れた9年前のことを少し思い出しました。知ってるプレーヤーたちが真剣に試合に臨む様子を見て私も刺激を受けてきたので、あと10日しっかり準備をして、私も今年最初のトーナメントを迎えたいと思います。

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