今週の月曜日、イングランドの元U14 チャンピオン、大山彰人くんと久々に会ってきました。2012年のロンドン遠征で会い、IVL にもゲストとして一度参加した彼も、もう高校生になるそうです。時の流れは早いですね。彼とはブリッツやポジション研究のほか、ラピッドを1試合指してきました。そのゲームを自分のChess Baseに入力したところ、それがちょうど2000試合目でした。2005、2006年頃の試合の棋譜を紛失しているので、実際にはもっと多いのですが、これを一つの節目として記事を書こうと思います。
私が自分のデータベースに入力しているゲームは、公式戦、非公式戦に関わらず、ラピッド以上の棋譜を取った試合が基本ですが、時には面白かったオンラインのゲームや、ブリッツもあります。公式戦を全くしない月もあれば、年末年始のハンガリーのように、マスタークラスと月に30試合をこなす月もあるので、頻度はまちまちですが、15年目で2000試合というのは、結構なハイペースかもしれません。15年の間にチェスから離れていた、いわゆるブランクの期間が全く無いのも、私のチェス歴の特徴でしょう。
2000試合の中には思い出深いゲームも多く、それらを見ると当時のことを懐かしく思い出します。初めての公式戦で勝ったゲーム、先輩に勝ったゲーム、クイーンを取って勝勢だったのに、大逆転で負けて悔しい思いをしたゲーム、全日本選手権での初優勝を決めたゲーム、初めてIM, GM に勝ったゲーム、IM ノームやIM タイトルを確定させたゲームなど、挙げていけばきりがありません。その1つ1つが重なって、2000という大台に到達したことを、とても嬉しく思います。これらのゲームは、私がどうやってこの15年を生きてきたかという軌跡だと思っています。
今月のジャパンリーグでは、2001試合目から2007試合目をすることになるでしょう。2000という数字はただの通過点で、今後も試合を1つ1つこなしていくことになります。最近はコーチ業が忙しいですが、プレーヤーとしてもまだまだこれからですので、あらためて皆さん、よろしくお願い致します。
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