2014/03/25

Country Roads - Lanta Open and BCC Open -


パタヤビーチに沈む夕日

私がタイに抱く想いというものは、このブログでは多くを語ってこなかったと思います。東南アジアのタイ王国に私が初めて連れて行ってもらったのは、4歳か5歳の頃でしょうか。最初は父の仕事の関係での渡航でしたが、母もタイ関連の仕事をするようになり、この20年、小島家にとってタイは、切っても切り離せない存在となっています。そしてとうとう明日、私の第2の故郷とも呼べるタイに、2011年のBangkog Chess Club Open 以来、3年ぶりに戻ることになります。

チェスを通してタイと関わるようになったのは、私が高校3年生の時に参加したトリノオリンピアードからです。この大会の中盤、日本チームはタイと激突し、私個人は勝ったものの、チームとしては負け。日本のチェスのレベルが、アジアの中でもまだまであることを知ったのです。2007年からはタイでも国際トーナメントが毎年開催されていることを知り、2011年までの5年間は毎年欠かさず、4月の頭にタイへ飛んで、試合をこなしていました。(おかげで大学の新歓活動はサボっていましたw)


ランタ島から臨む海, Photo by Namba

今年はバンコクで開催されるBCCO に南條くんと参加するだけでなく、Czech Tour の一環でもある、ランタ島のLanta Open に芝入さんと参加してきます。スペイン以来となる久々のFIDE 公式戦ですので、とても楽しみであることは言うまでもありません。昨年、3つ目のIMノームを獲得し、IM タイトル獲得まで、あとFIDE レイティングを39上げれば良いだけなので、ここでいくらか稼いできておきたいところですね。ここ数年、ヨーロッパから強豪GM を呼べるようになったBCCO と違い、Lanta Open はまだ今年2回目の開催で、あまり存在も知られていないため、さほど強いプレーヤーも集まらないと予想しています。まずはこちらの7R の大会で、さくっと優勝して弾みをつけ、バンコクに乗り込みたいと思います! 日本とタイの時差は2時間ですので、Lanta Open のスタートは日本時間の27日午後7時からです。BCCO の詳しい情報も、Lanta Open が終わり次第、お知らせしようと思います。


昨年の誕生日、ブダペストを去る前夜の食事

最後はおまけ。幼少期からタイで過ごすことが多かった私は、タイ料理も大好きです。ハンガリーのブダペストでは言わずもがな、アメリカでの大会中に惇多くんと行ったのも懐かしい思い出です。日本のチェス界でも、私にタイ料理に連れていかれた人は少なくないはず(笑) 私を食事に誘う際は、タイ料理が安全牌です。(先月行った、渋谷のタイ料理の写真を消してしまったのはうかつでした...)

Lanta Open Schedule and Results

03/27 17:00 R1
03/28 17:00 R2
03/29 17:00 R3
03/30 17:00 R4
03/31 17:00 R5
04/01 17:00 R6
04/02 17:00 R7

Tournament Information

Lanta Open
BCC Open

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