2013/12/22

仙台遠征 in December 2013


先日の記事で書いた通り、この連休はいくつかの場所を巡ってチェスをしています。まず初日は宮城県仙台市へ。約3年ぶりのつもりでしたが、よくよく考えてみると東北選手権に参加したのは2010年の頭なので、ほぼ4年ぶりでした。懐かしい2度目の仙台です。


仙台には始発の新幹線で早めに到着し、軽く街をぶらぶらしたり、駅構内のお土産を見ていました。(気が早い!) 一番気に入ったお菓子は、なぜか東京駅限定と書いてあります(笑) 10時頃には、来年のトロムソオリンピアード女子代表に内定している橋本さん、そして東北大学チェスサークルのメンバーたちと合流し、お昼ご飯を食べると決めた本塩釜へと移動を始めます。


お昼は、本塩釜から松島に向かう船の中での牡蠣鍋プランを、事前に橋本さんが見つけてきてくれていました。一人遅刻したサークル代表の島岡くんは、出向時刻ギリギリに滑り込み。到着がもう少しでも遅ければ、彼を置いて4人での牡蠣クルーズになっていたでしょう。


11時半に船は本塩釜を出港し、船内では早速鍋祭りが始まります。火をつけに来た係りの女性に「写真撮らなくて良いのか?」と促され、ぱしゃりと一枚。5人分の牡蠣鍋は非常にボリュームがあるうえ、これに酢牡蠣やカキフライが付きます。クルーズ中は辺りの島の説明のアナウンスが流れるわけですが、ほとんどのお客さんはこれを無視して話に花を咲かせたり、仙台の牡蠣を楽しむのに夢中のようでした。(少なくとも、私たち5人はそうでしたw)


1時間の短いクルーズを終え、到着した松島ですぐ目の前に現れれたのが、こちらの瑞巌寺です。瑞巌寺と言えば、羽海野チカのハチミツとクローバー作中で、主人公、竹本くんが自転車に乗って彷徨いついた場所です。そのことに気づいた私は、仙台駅への戻りを遅らせ、しばし松島観光へとプランを変更したのでした。(ちなみに、他の4人は誰もハチクロを知らなかったので悲しかったです...)


瑞巌寺とセットで見ておかなければいけないのは、こちらの五大堂という小さな橋です。橋の足場となる板の間のスペースが大きいことで知られていますが、実際に目にすると、ハチクロ作中の描写であったような、小学生が落ちてはまるほどの隙間ではないように思えました。それでも、隙間の大きい中央部分を、足元を見ず渡るのは勇気がいるでしょう。


松島近辺を簡単に見た後は、仙台駅に戻ってから東北大学チェスサークルの部室へ、約4年ぶりにお邪魔します。当時とは現役メンバーはずいぶん変わりましたが、懐かしいこちらの部室で、簡単な同時対局やレクチャー、ブリッツをさせていただきました。時間の経過はあっという間で、気づくと4時間半以上、この部室にお邪魔していたのでした。


仙台に来たならば、牡蠣以外にこちらも食べておかなければいけないでしょう。牡蠣と並ぶ仙台名物である牛タンは、いつ口にしても食べ応え十分で満足できます。東北大のOBで、牛タンが好物である父にお土産分を買おうかとも考えていましたが、自分が食べるのに夢中で、こちらはうっかり忘れていました。

仙台最後の食事を済ませた後は、終電の新幹線で東京へと戻っていきました。前回と違い、日帰りの突貫スケジュールでしたが、美味しい食事はできましたし、東北の若いメンバーたちとも交流できたので、仙台まで足を運んだ甲斐がありました。急な日程だったにもかかわらず、歓迎してくれた東北大の皆さんと橋本さん、本当にありがとうございました! 学生選手権で簡単なポーンエンディングを間違えたら、私のお仕置きが待っていますよ(笑)

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