Twitter のフォロワーさんたちにはすでにお伝えしましたが、Chess News に羽生さんの記事がアップされています。ライターはデンマークのNo.1 GM で、昨年の4月に来日したPeter Heine Nielsen です。まずは、そちらの記事をご確認ください。
記事の中では、クラクフで羽生さんがIM ノームを獲得した最新の出来事だけでなく、昨年の名人戦や電王戦、さらには今月12日から始まる王将戦のことなどにも触れられており、Nielsen が日本の将棋について詳しく調べていることが伺えます。Nielsen は昨年来日した際に、名人戦の見学を富士市で行っただけでなく、将棋や囲碁の手ほどきを受け、その後、ヨーロッパのチェスと将棋を両方指す大会で優勝したと聞いています。Nielsen の将棋の腕前についてはわかりませんが、彼のような有名なGM がチェスと将棋の文化交流の架橋になってくれることは、日本のチェスファン、将棋ファンにとって、大きな影響をもたらすでしょう。
また、一昨年、去年の二年間は、Nielsen 以外にも何名かのGM が来日してチェスのイベントに参加しており、彼らの多くはメインのイベント以外でも、将棋棋士たちと交流を持っています。GM たちを来日順にまとめると
2012.03 GM Chernin (ハンガリー元代表)
2012.04 GM Short (イングランドNo.2)
2012.09 GM Vachier-Lagrave (フランスNo.1)
2013.04 GM Nielsen (デンマークNo.1), GM Cmilyte (リトアニア女子No.1)
2013.12 GM Giri (オランダNo.1)
彼らの多くは国のトップクラスのGM であり、まだ無名の若いGM というのは全く含まれていません。FIDE の公式トーナメントに招いているならばともかく、日本のようなまだチェスのレベルが低い国に来るのが、不思議に思えるほどのメンバーです。今年はどこかのGM が来日予定だという話はまだ聞いていませんが、私も日本のトッププレーヤーの一人として、協力できることを探していきたいと思います。
ちなみに今回の記事をChessbase に送るにあたり、私もNielsen からメッセージを貰って少しだけ手伝いをしていたのですが、その部分はあまり記事に出ておらず、その点はちょっと残念でした。この記事はPart1,Part2 の二部構成で、後半はNielsen の日本への旅行についてと聞いていますので、そちらの公開も楽しみにしておきましょう。
3 件のコメント:
ノルウェーに行ったらカールセンに声をかけて日本に呼びましょうみたいなことを書こうと思ってwikiを見てノルウエーのGMの記事を眺めていたらカールセンのセコンドの人の記事が▼o・~・o▼その中に気になる記述が▽o・~・o▽GMタイトルのために4つめのGM normが必要になりましたとか・・なんということでしょう▽o・~・o▽
http://en.wikipedia.org/wiki/Jon_Ludvig_Hammer
ノーム4つ???
IMですらこんな苦労してるのに、GMってのはどれだけ大変なんですかね (−_−;)
normを達成した大会に7Rや9Rの大会があったためだそうです▽o・~・o▽大丈夫みたいですね▼o・~・o▼謎
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