2013/09/02

暁星学園チェスサークル夏合宿 2013


ハンガリー出発前、最後の仕事で熱海にやってきました。昨年は時期が合わずにパスしてしまった、暁星学園チェスサークル夏合宿のコーチです。場所は2年前と同じ、熱海のニューフジヤホテルで、今年は7人の子供たちを指導しています。


慶応チェスクラブの初めての合宿も、ここ熱海だったと記憶しています。駅前商店街を歩くと、早速色々干しています。数年前、熱海がもう観光地として人を呼べない!と危機感を覚え、色々と間違った作戦(懐かしのラ〇プラス企画... あれは私の麻布の同期が考案したものでした...) を立てたこともありましたが、今日私の見た限り、9月に入っても人は多いように思えました。


こういったものも、観光地ならではですね。一人でなければ、写真を撮っていたかもしれません。


色々とつっこみたくなる看板もあります。どんなプリンが出てくるのか、ふらりと入ってしまうかも。


喫茶店らしいメニューだなとほのぼのとしたのも束の間、一番上を見て吹いてしまいました。夜のランチが気になります(笑)


こんな写真ばかりだと遊びに来たと思われてしまうので、チェスのことも。2時前にはホテルに到着し、暁星のメンバーと合流です。そこからウォームアップのブリッツをし、夕飯まではどうすればチェスで勝てるのか、というテーマでレクチャーをします。大雑把に分ければ、勝つためにはメイトにするか駒を取るかですので、その両方について考えさせます。参加者のうち、中学生は駒をただで落としてしまうことがまだ多いようでした。そこでダブルアタックなどで駒を取る問題を解かせたうえ、駒得の重要性を繰り返し説明することで、自分の駒を簡単に落とさないように意識させることを狙いとしました。これが実戦で効果が出るかは、明日の午前中の試合でチェックしましょう(笑)

夕飯後はクイーントラップの問題や、ゲームを並べての解説を行いました。写真左は私の実戦から。かなり思い出深いゲームで、レクチャーでも何度か登場させています。誰とのゲームか、わかる人はいますかね?

チェスにまだ慣れていないメンバーには、すこーしハードだったかもしれませんが、こうしたみっちりチェスをやる機会というのも、たまには悪くないでしょう。これでも2年前の熱海合宿よりは、内容はソフトなはずです。(そのときは厳しすぎたと反省しています。)


夕飯はバイキングでした。一人高校生はカニをどっさり持ってきてハサミで格闘していましたが、他の子たちはおかわりもほぼせずにおとなしめ。子供たち、せっかくですので、もっとたくさん食べよう!

そして夕飯後の卓球は、2年前よりまともにプレーできた気がします。まぁ体重が20kg 違いますからね(笑) 当然と言えば、当然です。


最後はこちらの写真を。生徒の一人がフランスで購入してきたという、3人用チェスセットです。説明書には、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語、ハンガリー語などなど。私もヨーロッパでは何度か見かけましたが、日本で見るのは久々(世界の将棋展で見かけた記憶があるような、ないような...)です。生徒曰く、フィアンケットが強いそう。

それでは暁星の子供たち、明日の2日目もよろしくお願いします。日本最後の仕事として、きっちりこなすつもりです! それでは、私は温泉へ~。

2 件のコメント:

Wada.H さんのコメント...

熱海は祖母の家に行く途中で通るので、馴染みがあります。そういえば、春の合同合宿も熱海近くでしたね。

暁星学園の子とは公式戦で何度か当たったことがあるので、チーム選手権で当たったらこの合宿の成果を発揮してきそうで、今から恐いです(笑)

Shinya_Kojima さんのコメント...

春合宿は下田だったかな。立場上、今度はコーチとして呼んで下さいな(笑)

チームは頑張れば2チーム、暁星から出せるかもしれないそうなので、当たる可能性も高そうだね ( ̄▽ ̄) お互い、私の教えを受けてるんだし、悔いのないよう頑張って〜!

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