2013/09/04

FS 2013 September Tournament Information


今夜が日本から最後の更新です。私は明日の昼に成田を発ち、モスクワ経由でハンガリーに戻ります。試合は7日の土曜日スタートで、オーガナイザーからはすでにIM クラスに出場を決めているプレーヤーの情報が送られてきています。

1 KOJIMA, Shinya FM 2357 JPN
2 SEAN, Winshand Cuhendi 2338 INA (1997)
3 SZEBERÉNYI, Ádám IM 2320 HUN
4 PRIBYL, Jozef IM 2314 CZE
5 BLAZEKA, Matej FM 2312 CRO (1995)
6 VERSTRAETEN, Rein 2298 BEL (1995)
7 MOELDNER, Juergen 2273 GER
8 SZALÁNCZY, Emil IM 2261 HUN
9 FAYARD, Alain FM 2259 FRA
10 FARAGÓ, Sándor IM 2254 HUN
11 BALINT, Vilmos 2243 HUN
12 LYELL, Mark FM 2220 ENG

Average: 2287.417


自分を抜いてもレイティング平均は2280で、IM トーナメントとしてはそこそこのレベルの高さです。(最低は2230) 11R のラウンドロビンで、IM ノームを獲得できるポイントは5つ勝ち越しの8ポイントです。5勝6ドロー、8勝3敗といった戦績であれば、ノーム獲得となります。レイティングは私がトップですので、当然優勝を目指しつつ、この5つ勝ち越しのハードルを越えなければいけません。

今大会、5つ勝ち越しの最大の障害になりそうなのは、各国から集まるユースプレーヤーの存在でしょう。カッコ内に赤字で書いた数字は彼らの生まれ年で、それぞれインドネシア、クロアチア、ベルギーのNo.1、No.2 を争うようなユースプレーヤーたちです。その中でも、私の次にレイティングの高いインドネシアのSean は、8月のFirst Saturday で自身初のIM ノームを獲得しており、昨年頭には惇多くんを破っている実力者です。昨年もハンガリーでは多くの強豪ユースと試合をしましたが、Liu Guanchu クラスのプレーヤーだと覚悟して、試合に臨むつもりです。

ところで、先週土曜日の壮行会後も、多くの人から応援のメッセージを頂いています。皆さん、ありがとうございます!Facebook にはすでに書いたことですが、IM タイトルの獲得を目指すのは結局のところ、自分自身のためです。しかし多くのチェス関係者や友人と話をして、もはや自分1人の問題でもないことも自覚しています。自分がIM を獲得することで自分自身に、また日本のチェスにどういった変化が訪れるかはまだわかりませんが、今は目の前の目標に精一杯向かっていこうと思います。それでは日本の皆さん、次はブダペストからの更新をお楽しみに!



4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ハンガリーの夏はどうだったんでしょうね。酷暑の日本で十分調教を積めたかどうか怪しいので長期休養明け初戦はレース勘が鈍ってないか心配です。長距離輸送も(以下略)競馬新聞の読みすぎ▼o・~・o▼汗 Tal や Korchnoi との棋譜がある古豪Pribylも要注意と思います▽o・~・o▽謎

Shinya_Kojima さんのコメント...

ハンガリーも暑かったでしょう。日本よりは一足早く、涼しくなっているとも聞いています ( ̄▽ ̄)

Priibyl はかつて2400 あったチェコのマスターですね。実はチェコ人とはこれまで試合をしたことがないので、対戦を楽しみにしています。

匿名 さんのコメント...

頑張ってくださいよ。期待してます。

レクタア博士

Shinya_Kojima さんのコメント...

ハンガリーに到着しました~。
明日から試合頑張ります!

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