2013/11/13

Resulsts of Title Applications in Chennai


今日はイタリアローマ観光の記事をアップするつもりでしたが、予定を変更して、私のTitle Application の結果をお届けします。すでにお知らせしていた通り、11/06-10 に開催されていたチェンナイのFIDE President Board Meeting にて、私を含めたIM タイトル申請者の審査が行われていました。10日が過ぎるころには、レイティング2400を超えてIM タイトルを申請していたプレーヤーのページには、

FIDE Title Applications
Title International Master
FIDE PB / Congress 4th quarter PB 2013, Chennai, IND, 6-10 November 2013
Status YES

という表記が出て、審査をパスしたことが明らかに分かるようになっていました。しかし、私やFeher, Adam、Sukandar, Irine Kharisma ら、レイティングが2400 にまだ到達していないプレーヤーのページには、何も表記が出ておらず、イタリアにいる間も結果がどうなったかやきもきしていました。

数日たっても何も情報が得られないため、私はハンガリーのIA Orso Miklos さんに連絡を取り、何かFIDE から連絡が来ていないかを尋ねました。その回答は、「Title Application の審査結果は、プレーヤーが所属しているチェス連盟に送られる。ハンガリーのチェス連盟には、すでに審査に落ちたプレーヤーの連絡が来ているので、もし日本のチェス協会にこの連絡がまだなければ、審査をパスしている可能性が高いのではないか。」というものでした。私はなるほどと思いつつ、JCA にコンタクトを取ります。そして、その返信が昨晩遅くに私の下に届きました。前置きがずいぶん長くなりましたが、

私のTitle Application は認められました!


過去、ダブルランドロビンでの最終戦を除いた結果でのノームは、有効だと認められないこともあったそうなので、私は今回、ラッキーなのだと思います。10月のFS 最終戦、スウェーデンのWesterberg に敗れてから、ノームの有効性が確定するまでの4週間は、私にとって大変長い時間でした。これで私の立場は、日本のチェスプレーヤーとして初めての、IM Elect (正式な言葉ではないかもしれませんが、ノームを全て達成しながら、レイティングが基準に到達していないプレーヤーをこう呼ぶはずです。) となります。

日本では絶対に獲得できないIM ノーム獲得を目指して、初めてハンガリー遠征に来たのが昨年の5月。それから1年半、19回のノームトーナメントを経て、3つのノームを獲得したことになります。(こうして書くと、あっさりとノームを獲得して帰国していく中国の若者たちが憎たらしく思えてきますw) もう今後は、ノームトーナメントにこだわる必要はありません。すでに参加を決めているチェコの大会以降、来月からの予定は未定ですが、これからはレイティング2400到達を一番の目標に掲げてプレーしていくことになるでしょう。これまで応援してくださった皆さんに感謝するとともに、正式なIM タイトル獲得まで、もうしばらくお待ちいただければと思います。

8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

おめでとうございます。 もう1回ぐらいはFSに出て Sean君に晩メシをおごらないといけませんね・・ ▼o・~・o▼ 汗

たつや さんのコメント...

おめでとおおおおおおお!!
日本人初のIMエレクトですね!

R.T さんのコメント...

おめでとう!今後はトーナメントの優勝トロフィーを期待しています!

レクタア博士 さんのコメント...

うぉう~いぇい~!
おめでとーございますー、あと少しですね。

どんどんぱふぱふー

Shinya_Kojima さんのコメント...

匿名さん Sean は12月のFS が最後らしいですからね。
連絡を取って、明日辺りブダペストで一緒にご飯を食べるのも良いかもしれませんね ▼o・~・o▼

Shinya_Kojima さんのコメント...

たつや ありがと~。帰国したら長崎も行かないとね!

Shinya_Kojima さんのコメント...

R.T さん ご無沙汰しています。お元気ですか~?
それでは、チェコでは真面目に優勝を狙うことにしましょう!

Shinya_Kojima さんのコメント...

レクタア博士さん ありがとうございます。帰国後は、またレクチャーでよろしくお願いしますね。

コメントを投稿

Copyright © 2011 Shinya Kojima All rights reserved.